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連日で昨年来高値更新も利食い売りなどで上値重い【クロージング】

2021/2/9 16:35 FISCO
*16:35JST 連日で昨年来高値更新も利食い売りなどで上値重い【クロージング】 9日の日経平均株価は3日続伸。117.43円高の29505.93円(出来高概算14億6918万株)と連日で昨年来高値を更新し取引を終えた。前日の米国市場では、追加経済対策の早期実現期待から買いが継続し、主要3株価指数がそろって過去最高値を更新した。こうした動きを好感して、投資マインドの改善は続き買い先行で始まると、一時197.25円高の29585.75円まで上昇。TOPIXは一時7.34pt高の1931.29まで値を上げ、ともに連日の昨年来高値更新となった。 東証1部の騰落銘柄は値下がり銘柄が1100を超え、全体の過半数を占めている。セクター別では、証券・商品先物業が2.48%と上昇したほか、鉱業が2.33%、情報通信業が1.43%上昇するなど、値上がり業種は14業種だった。一方で、その他金融業が2.84%下落したのをはじめ、その他製品が2.00%、ガラス・土石が1.33%下落するなど、19業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ファナック<6954>が堅調。一方、バンナムHD<7832>、ダイキン<6367>、ソニー<6758>、中外薬<4519>が軟調だった。 8日の米国市場は、米景気の改善期待を映して、リスク選好気分が広がった。また、前日発表した決算で初めて3兆円の純利益を確保したソフトバンクG<9984>が約21年ぶりに1万円の大台を突破したことも個人投資家のセンチメント上向かせる要因になった。加えて、米国市場で半導体関連株が買われた影響で、東エレク<8035>やアドバンテス<6857>が上伸したほか、前日に英ダイアログ・セミコンの買収による財務負担増大が懸念され売られたルネサス<6723>は、世界的な半導体企業への転換が期待されたため反発したことなども好影響につながった。ただ、連日の急ピッチの上昇に対する警戒感などから当面の利益を確保する動きも強く、買いが一巡した後は、上値の重い展開をなっていた。 現在の株式市場は業績回復期待が相場を支えている。あす午後1時半に発表が予定されているトヨタ<7203>の決算で市場予想を大きく上回る好調な結果とならなければ、いったんは材料出尽くし感から株価調整の引き金になる可能性もあり、トヨタの決算内容には引き続き注目が集まりそうだ。一方で、このところの急騰を受けて、レバレッジ型ETFの日々の調整に伴う株価指数先物への買い戻しの動きなども散見されそうで、利食いや戻り待ちの売りをこなしながら、底堅く推移するとの指摘も多く、見方が分かれているようだ。 《CS》
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時価総額 9,681,448百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
6367 東証プライム
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エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
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時価総額 5,251,053百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
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12,930
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-275(%)
時価総額 16,305,790百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
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-110(%)
時価総額 5,129,501百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
6954 東証プライム
4,220
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時価総額 4,260,288百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。24.3期2Qはロボット部門が増収。欧米はEV関連向け、一般産業向けともに堅調。 記:2023/12/11
7203 東証プライム
3,806
3/28 15:00
-47(%)
時価総額 62,094,841百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
2,798
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-105(%)
時価総額 1,863,468百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
8035 東証プライム
39,260
3/28 15:00
-250(%)
時価総額 18,516,312百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
46,710
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-220(%)
時価総額 14,864,103百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,962
3/28 15:00
-87(%)
時価総額 15,441,114百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10