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中小型株物色が活況、ナスダック指数が最高値を更新したことが支援材料【クロージング】

2021/1/21 16:25 FISCO
*16:25JST 中小型株物色が活況、ナスダック指数が最高値を更新したことが支援材料【クロージング】 21日の日経平均は反発。233.60円高の28756.86円(出来高概算11億4447万株)で取引を終えた。第46代大統領にバイデン氏が宣誓就任し、新政権への期待が高まった米国市場の上昇の流れを引き継ぐ格好となった。ただし、ギャップスタートとなった日経平均は寄り付き直後に28846.15円まで上昇したものの、その後は高値圏でのもち合いが続いていた。その中でネットフリックスの大幅上昇が刺激となり米国ではクオリティ株への物色が再燃しており、これを受けてマザーズ指数が大幅に上昇。直近IPO銘柄にとどまらず、時価総額上位の銘柄などへの物色も強まっていた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターではサービス、情報通信、金属製品、石油石炭、建設、精密機器が堅調。半面、その他製品、銀行、電力ガス、鉱業、保険が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、エムスリー<2413>、テルモ<4543>、ダイキン<6367>が堅調。一方で、ハイテク株の一角に利益確定の流れがみられており、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>が重石となった。 日経平均はギャップスタート後はこう着となり、概ね28750円を挟んでの狭いレンジ取引が続いていた。ソフトバンクGが日経平均をけん引する一方で、東エレクやアドバンテストが重石となったことから手掛けづらさも窺えた。その中で強さが際立ったのがマザーズ銘柄であった。マザーズ指数は足元で75日線レベルでの攻防が続いていたが、これを明確に上回ると終日強含みの相場展開となり、マザーズ指数の上昇率は3.7%を超え、指数構成銘柄はほぼ全面高商状だった。米国のクオリティ株への物色が強まり、ナスダック指数が最高値を更新したことが支援材料となった。 マザーズの売買代金トップとなったBASE<4477>は17%を超える上昇となり、東証全体でも4位にランクインしている。昨年10月高値をピークに調整が続いていたが、ようやく抵抗線を突破しリバウンド基調が強まってきている。急ピッチの上昇に対する反動安は想定されるものの、本格化する日米決算を前に主力大型株が手掛けづらくなるなか、リバウンドをみせてきた中小型株へは値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。米国市場でナスダックの強い基調が継続するようだと、よりセンチメントを明るくさせてこよう。 《CS》
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医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
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ネットショップ作成サービス「BASE」や購入者向けショッピングサービス「Pay ID」を提供するBASE事業が主力。オンライン決済サービス、資金調達サービス等も。PAY.JP事業ではプロダクトの強化図る。 記:2024/07/08
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医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
18,295
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時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
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時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,447
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+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
22,250
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時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
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時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
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時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17