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*13:52JST 日経平均VIは上昇、新型コロナ警戒感強まる 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は13時50分現在、前日比＋0.31pt（上昇率1.62％）の19.49tと上昇している。なお、今日ここまでの高値は19.88pt、安値は19.44pt。 今日の東京株式市場で日経平均は上昇したが、これまでの新型コロナに加えその変異種の拡大を受け、政府が外国人の新規入国を停止すると発表したことに加え、菅首相がGoTo再開について「簡単にいかない」と発言したと伝えられ、感染拡大で経済活動正常化が遅れるとの警戒感が強くなっている。こうした動きや心理を映し、今日の日経VIは先週末水準を上回って推移している。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っている。 《FA》