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前場に注目すべき3つのポイント~海外勢のフローは非常に少なく、方向感の出難い相場展開

2020/12/25 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~海外勢のフローは非常に少なく、方向感の出難い相場展開 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:海外勢のフローは非常に少なく、方向感の出難い相場展開 ■三益半、21年5月期業績予想を発表、営業利益60億円 1.2%増 ■前場の注目材料:パナソニック、テスラ向け新型電池試作、住之江工場に新設備導入 ■海外勢のフローは非常に少なく、方向感の出難い相場展開 25日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続こう。24日の米国市場ではNYダウが70ドル高だった。新型コロナワクチンの可能性が広がったことや、さらに、英国と欧州連合(EU)が自由貿易協定(FTA)などで最終合意に至ったことが好感された。議会可決の追加経済対策案を巡り、トランプ大統領が拒否権行使の可能性を示唆したことを受けた不透明感がくすぶり一時下落に転じる局面もあったが、引けにかけては切り返した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の26605円。円相場は1ドル103円60銭台で推移している。 英国とEUがFTAなどで最終合意し、これを受けた米国市場の上昇の流れは好感されようが、欧米の多くの市場が祝日を迎える中では海外勢のフローは非常に少なく、方向感の出難い相場展開になりそうである。先物市場のナイトセッションでもほぼ横ばい推移であり、出来高も非常に少なかった。ポジション調整に伴うリバランスの動きはありそうだが、トレンドが出難い中では模様眺めムードが強まりやすいところである。 ただし、米国では半導体株が総じて堅調だったほか、VIX指数は21台に低下しておりリスク選好であることから、短期的に売り仕掛けてくる場面があるようなら、押し目狙いのスタンスになりそうである。また、コア銘柄の一部や中小型株においてはIPO銘柄に集中する流れとなり、全体としては調整含みの展開が続いているが、税対策に伴う損益通算の売りは受け渡しベースで一巡したとみられ、来週以降には中長期目線での押し目買いの流れに向かう可能性がありそうだ。 日経平均は狭いレンジでの横ばい推移が続いているが、26500円処での底堅さが意識されている。海外勢の買い越し基調が継続していることもあり、押し目を探りたいところである。ただし、新型コロナウイルスについては東京都の新規感染者数が888人と最多を更新している。1000人を超えてくるようだとセンチメントを冷ます可能性があるほか、アルゴ発動のきっかけにもなる可能性があるため、ポジションを大きく傾けづらく、短期的な回転売買が中心になりそうだ。 ■三益半、21年5月期業績予想を発表、営業利益60億円 1.2%増 三益半<8155>は未定としていた2021年5月期の通期業績予想を発表。売上高は前期比8.8%減の840億円、営業利益は同1.2%増の60億円を見込んでいる。また、期末配当金については、中間配当金に比べ1円増配の1株につき17円とする予定。年間配当金は前期に比べ1円増配の1株当たり33円となる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26668.35、+143.56) ・NYダウは上昇(30199.87、+70.04) ・ナスダック総合指数は上昇(12804.73、+33.62) ・1ドル103円60-70銭 ・SOX指数は上昇(2750.24、+26.71) ・VIX指数は低下(21.53、-1.78) ・原油先物は上昇(48.23、+0.11) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・海外のコロナ向けワクチン接種開始 ・パナソニック<6752>テスラ向け新型電池試作、住之江工場に新設備導入 ・村田製作所<6981>車載充電器に参入、EVバス向け開発着手 ・楽天<4755>データ共有で物流DX、日本郵便と楽天が戦略的提携 ・ブリヂストン<5108>カーボンニュートラル構想、タイヤ再利用を推進 ・三菱自<7211>タイで「アウトランダーPHEV」生産、東南ア開拓加速 ・牧野フライス<6135>牧野フなど4社、軽量・高剛性の新素材開発へ ・住友化学<4005>CO2からメタノール、シンガポールで生産検討 ・三菱瓦斯化学<4182>田岡化学工業と原料モノマーで新会社、23年1月に生産開始 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 11月有効求人倍率(予想:1.04倍、10月:1.04倍) ・08:30 11月失業率(予想:3.1%、10月:3.1%) ・08:30 12月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:-0.8%、11月:-0.8%) <海外> ・クリスマス休場:豪・NZ・香港・シンガポール・インド・独・仏・スイス・英・米・カナダなど 《ST》
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4005 東証プライム
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時価総額 568,953百万円
総合化学大手。農薬や電池材料に強み。サウジ、シンガポールに石化合弁。24.3期上期は世界景気停滞を受けて石化製品や機能材料の需要が振るわず。農薬需要低迷によるメチオニンの採算悪化も利益の重石に。減損特損。 記:2024/01/15
4182 東証プライム
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過酸化水素やエンプラなどの機能化学品が主力。天然ガス系化学品や芳香族化学品も。市況下落でメタノールは伸び悩む。24.3期2Qは増収。機能化学品が売上牽引。エンジニアリングプラスチックスの売上が増加。 記:2024/01/15
4755 東証プライム
743.9
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時価総額 1,533,185百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
5108 東証プライム
6,692
4/19 15:00
-19(%)
時価総額 4,776,067百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
6135 東証プライム
6,070
4/19 15:00
-190(%)
時価総額 151,107百万円
工作機械大手。複合加工機、数値制御フライス盤を手掛け、金型・精密部品向けのマシニングセンタや放電加工機に強み。大型化マシニングセンタの新製品「DA500」を投入。インド向け好調もあり、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/02
1,359
4/19 15:00
-12.5(%)
時価総額 3,335,063百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。24.3期上期は家電、FAが低迷も自動車部品が好調。米国の補助金も効いて増収増益に。液晶子会社解散で税負担減。通期最高純益を計画。自動車部品子会社は売却へ。 記:2023/12/12
6981 東証プライム
2,677
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時価総額 5,427,465百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7211 東証プライム
464
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-16.7(%)
時価総額 691,491百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
8155 東証プライム
2,777
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-88(%)
時価総額 98,575百万円
半導体材料加工メーカー。再生ウエハーで世界トップシェア。シリコンウェハー研磨は大株主の信越化学から受託。自社開発製品の拡販推進。産商事業部は売上好調。その他取扱商品の売上が伸びる。24.5期2Qは増収。 記:2024/01/28