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前場に注目すべき3つのポイント~モデルナのワクチン期待からショートカバーを誘う

2020/12/1 8:54 FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~モデルナのワクチン期待からショートカバーを誘う 1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:モデルナのワクチン期待からショートカバーを誘う ■ビーロット、20/12下方修正 営業利益16.9億円←49.79億円 ■前場の注目材料:東芝、パワー半導体に1000億円、生産能力50%増 ■モデルナのワクチン期待からショートカバーを誘う 1日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。11月30日の米国市場はNYダウが271ドル安だった。予想を下回った経済指標に加え、トランプ政権が中国の半導体メーカーや中国国営の大手石油グループをブラックリストに加える可能性が報じられると米中対立への懸念が再燃。新型ウイルス感染者数が増加基調にあることや規制強化が景気の足かせとなると引き続き懸念されたほか、共和党・民主党の譲歩の姿勢が見られず間もなく議会が休会に入ることなどから年内の追加経済対策成立期待も後退したため終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の26310円。円相場は1ドル104円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い先行が意識されるが、前日の段階でグローベックスの米株先物が弱い値動きをみせていたこともあり、想定されていた流れであろう。月末の年金売りも見込まれていたこともあり、改めて米国市場の下落を嫌気する流れにもなりづらいところである。また、VIX指数は低下しておりリスクオン状態は継続しているとみられ、利食い局面においては押し目買いの好機になりそうである。また、バイオのモデルナは同社のワクチンを30日に緊急使用許可(EUA)、欧州で条件付き製造販売承認(CMA)を申請する予定を発表し急伸しており、ワクチン期待が高まりやすいところ。そのほか、ナスダックは小幅な下げにとどまっており、半導体株の一角が買われていることも安心感につながりそうである。 昨日の日経平均は5日線レベルまで調整しており、支持線として機能してくるようだと押し目買い意欲の強さが意識されてくる。一方でTOPIXは5日線を下回ってきており、NTTドコモ<9437>のリバランス一巡による反動もあったであろうが、ナスダックの底堅さが意識されやすく、225型優位の展開が見込まれよう。そのほか、昨日はマザーズが堅調だったこともあり、師走相場入りで個人主体の売買も活発化しやすく、中小型株の動向も注目されやすくなりそうである。資金の回転は速いだろうが、動意銘柄へは短期筋の資金が集中しやすいと考えられる。 また、昨日は先物市場で久しぶりにクレディスイスからまとまった売り手口がみられていた。ショートの動きも出てきやすい水準と考えられ、下値の堅さが意識される局面においてはショートカバーを狙った先物主導の動きも出てきやすいところである。急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されてはいるが、ワクチン期待から押し目買い意欲も相当強そうである。 ■ビーロット、20/12下方修正 営業利益16.9億円←49.79億円 ビーロット<3452>は2020年12月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の300億円から266.98億円、営業利益は49.79億円から16.90億円に下方修正している。販売用不動産として保有しているホテルを中心とした一部物件の収益性を厳格かつ保守的に再評価するとともに、予定していた一部ホテル開発計画の中止に係る特別損失を見込んだ。 ■前場の注目材料 ・1ドル104円30-40銭 ・SOX指数は上昇(2663.49、+31.93) ・VIX指数は低下(20.57、-0.27) ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・東芝<6502>パワー半導体に1000億円、生産能力50%増 ・NEC<6701>社長に森田氏、5Gなど、成長領域革新リード ・三菱重<7011>環境負荷軽減に900億円投資、来年度から ・王子HD<3861>医薬品でレクメドと提携 ・大幸薬品<4574>業務用空間除菌・消臭システムのサブスク始動 ・JACR<2124>期間限定・プロジェクト単位で専門性高い人材紹介 ・住友理工<5191>ステアリングタッチセンサーの素材改良 ・豊田合成<7282>東北大発VBに出資、ウイルス検知センサー開発 ・住友ゴム<5110>自動運転車のタイヤを遠隔監視、岐阜市で公道実証 ・スズキ<7269>米国子会社再編、2輪・ATVとマリン分社化 ・新明和<7224>AIで故障予測、マンホールポンプを遠隔監視 ・クボタ<6326>植物工場開発のプランテックスに出資、高効率の人工光型 ・ユアサ商事<8074>中川金属を完全子会社化、切削工具の販売強化 ・パナソニック<6752>面積49%減のウエアラブル端末用コネクター量産 ・ニプロ<8086>透析事業で海外攻勢、保守一貫サービス ・塩野義薬<4507>北里研究所と共同研究、抗マラリア薬開発 ・住友化学<4005>24年度にコア営業益2800億円、コロナで目標後ろ倒し ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 10月失業率(予想:3.1%、9月:3.0%) ・08:30 10月有効求人倍率(予想:1.03倍、9月:1.03倍) <海外> ・09:30 豪・7-9月期経常収支(予想:+71億豪ドル、4-6月期:+177億豪ドル) ・10:45 中・11月財新製造業PMI(予想:53.5、10月:53.6) 《ST》
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転職サービス会社。専門職や管理職の転職や採用に特化し、人材を紹介、求人広告を展開する。海外はアジアを中心に事業展開する。23年12月期は二桁の増収、増益着地となった。国内人材紹介が過去最高の収益となった。 記:2024/02/14
3452 東証スタンダード
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4005 東証プライム
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4507 東証プライム
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4574 東証プライム
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時価総額 14,918百万円
下痢止め「正露丸」で有名な大衆薬大手。感染管理製品も。医薬品事業は売上堅調。ラッパ整腸薬BFは販売好調。海外は中国など主要市場で売上伸びる。23.12期通期は2桁増収。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/07
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世界5位のタイヤメーカー。スポーツ用品や産業用ゴム製品も。23.12期3Q累計は国内新車用タイヤが堅調。高機能タイヤ拡販や原材料高影響緩和で粗利率も改善。海上運賃下落や円安なども寄与して増収・大幅増益に。 記:2024/01/15
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時価総額 136,713百万円
自動車用の防振ゴムやホース、制遮音品・内装品を製造・販売。プリンタ部品や産業用ホースも。住友電気工業の連結子会社。自動車用品は販売数量の増加や生産効率化などで堅調。24.3期3Q累計は最終黒字転換。 記:2024/02/04
6326 東証プライム
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時価総額 2,869,190百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6502 東証プライム
4,590
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-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
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1,359
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7011 東証プライム
1,359
4/19 15:00
-25(%)
時価総額 4,584,788百万円
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7224 東証プライム
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7269 東証プライム
1,711.5
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大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的な大手メーカー。インドで最大手。船外機や電動車いすも手掛ける。今上期は二桁の増収、増益と伸長した。円安が追い風となった。価格改定も寄与した。 記:2023/12/25
7282 東証プライム
3,174
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-81(%)
時価総額 412,845百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
8074 東証プライム
5,300
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時価総額 122,727百万円
産業機械や工業機械、建設機械、エクステリア商材を扱う専門商社。仕入先約6000社、販売先約20000社。26年3月までにグループのCO2排出量30%削減を展望。産業機器や工業機械の好調で中間期は増収増益。 記:2023/12/24
8086 東証プライム
1,234.5
4/19 15:00
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時価総額 211,666百万円
大手医療器具メーカー。透析や注射、輸液等の関連製品、検査薬、診断薬、循環器関連の医療機器を手掛ける。透析関連に強みを持つ。注射剤や経口剤等の医薬品も提供する。今期3Q累計は経口剤や注射剤が堅調だった。 記:2024/02/08
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
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時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03