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10月2日のNY為替概況

2020/10/3 4:26 FISCO
*04:26JST 10月2日のNY為替概況  2日のニューヨーク外為市場でドル・円は105円13銭まで下落後、105円40銭まで上昇して引けた。 トランプ大統領の新型コロナウイルス感染報道で米国の政局不安が広がったほか、米9月雇用統計で雇用者数の伸びが予想以上に鈍化したことが嫌気され一時ドル売りが優勢となった。しかし、9月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想以上に上方修正されたほか、民主党のペロシ下院議長が米追加パンデミック経済救済策の合意に楽観的な見方を示したためドル買い、リスク選好の円売りが強まった。 ユーロ・ドルは1.1734ドルまで上昇後、1.1700ドルまで下落。 ユーロ・円は123円10銭まで下落後、123円54銭へ反発。米追加経済救済策への期待にリスク選好の円売りが優勢となった。    ポンド・ドルは1.2948ドルから1.2894ドルまで下落。 欧州連合(EU)のバルニエ首席交渉官や、英国の対欧州連合(EU)交渉担当者、フロスト氏が通商交渉で一部相違が大きく克服が不可能になりつつある恐れを警告。同時に、メルケル独首相が交渉が続く限り、合意を楽観視しているとの見解を示し下値も限定的となった。   ドル・スイスは0.9218フランまで上昇後、0.9197フランまで反落した。   [経済指標]・米・9月非農業部門雇用者数:+66.1万人(予想:+85.9万人、8月:+148.9万人←+137.1万人)・米・9月民間部門雇用者数:+87.7万人(予想+85万人、8月:+102.2万人←+102.7万人)・米・9月平均時給:前年比+4.7%(予想:+4.8%、8月:+4.6%←+4.7%)・米・9月失業率:7.9%(予想:8.2%、8月:8.4%)・米・9月不完全雇用率:12.8%(8月14.2%)・米・9月労働参加率:61.4%(予想61.9%、8月61.7%)・米・9月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:80.4(予想:79.0、速報値:78.9)・米・9月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.6%(速報値:2.7%)・米・9月ミシガン大学5−10年期待インフレ率確報値:2.7%(速報値:2.6%)・米・8月製造業受注:前月比+0.7%(予想:+0.9%、7月:+6.5%←+6.4%)・米・8月耐久財受注改定値:前月比+0.5%(予想:+0.4%、速報値:+0.4%)・米・8月耐久財受注(輸送用機除く)改定値:前月比+0.6%(予想:+0.4%、速報値:+0.4%)・米・8月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+1.5%(速報値:+1.5%)   《KY》