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こう着ながらもセンチメントを明るくさせた相場展開【クロージング】

2020/9/25 15:50 FISCO
*15:50JST こう着ながらもセンチメントを明るくさせた相場展開【クロージング】 25日の日経平均は反発。116.80円高の23204.62円(出来高概算12億7479万株)で取引を終えた。下値不安が強まっていた米国市場がひとまず反発をみせたこともあり、これが安心感につながる格好となり、日経平均は前日の下落部分を埋める展開に。前場半ばに23272.67円まで上昇した後は週末要因もあって次第にこう着感が強まっている。ただし、終日23000円を上回っての推移が続いたほか、前日に利益確定の流れが強まっていたマザーズ銘柄が反発をみせたこともあり、こう着ながらもセンチメントを明るくさせていた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1600を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは倉庫運輸、ガラス土石、輸送用機器、鉱業、小売、電力ガスが堅調。半面、空運、精密機器、保険、海運、陸運、石油石炭が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、日東電<6988>、ソフトバンクG<9984>が堅調。一方で、アドバンテスト<6857>、オリンパス<7733>、京セラ<6971>が小安い。 日経平均は狭いレンジでの取引となったが、週末要因もあって大きくポジションは取りづらいことから見れば、相当底堅い相場展開といったところであろう。グローベックスの米株先物が堅調に推移していたほか、アジア市場も底堅い値動きだったことも安心感につながったようである。また、需給妙味の大きい銘柄の一角がリバウンド基調を強めており、ショートカバーの動きもあったと考えられる。 来週は週初が9月末の配当権利取り最終日となり、翌日の配当落分は約145円程度とみられている。現在の水準での底堅さが続くようであれば、配当落ち分を考慮しても23000円処が支持線として強く意識されやすいだろう。新政権による政策期待も引き続き材料視されており、政策に関連する銘柄への循環的な物色も続くとみられる。日経平均は足元でのもち合いレンジを大きく上放れてくる展開は考えづらいところであるが、押し目買い意欲の強さが意識されやすいだろう。 《AK》
関連銘柄 6件
6857 東証プライム
5,342
4/25 15:00
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時価総額 4,092,875百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6971 東証プライム
1,927.5
4/25 15:00
-22(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
6988 東証プライム
13,920
4/25 15:00
-270(%)
時価総額 2,084,631百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
7733 東証プライム
2,187
4/25 15:00
-40.5(%)
時価総額 2,812,246百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
9983 東証プライム
41,540
4/25 15:00
-1,540(%)
時価総額 13,218,900百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,603
4/25 15:00
-152(%)
時価総額 13,099,619百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10