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前場に注目すべき3つのポイント~新政権を想定した政策期待が高まりやすく、関連銘柄への物色も活発化してくる可能性

2020/9/15 8:54 FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~新政権を想定した政策期待が高まりやすく、関連銘柄への物色も活発化してくる可能性 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:新政権を想定した政策期待が高まりやすく、関連銘柄への物色も活発化してくる可能性 ■ツルハHD、1Q営業利益20.1%増 151億円 ■前場の注目材料:トヨタ、「アクア」継続、来夏に新型モデル ■新政権を想定した政策期待が高まりやすく、関連銘柄への物色も活発化してくる可能性 15日の日本株市場は、前日の上昇に対する利食いも出やすいだろうが、底堅い相場展開が見込まれる。14日の米国市場ではNYダウが327ドル高だった。英国の製薬会社アストラゼネカが一時中断していた新型コロナウイルスのワクチン最終治験を再開したことが好感され、先週大きく売られた主要ハイテク株にも買い戻しが広がり、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の23305円。円相場は1ドル105円70銭台とやや円高に振れて推移している。 米国ではテクノロジー株が買い戻されており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうである。一方で、アストラゼネカの報道については先週末段階で伝わっていたこともあり、インパクトは限られそうである。また、グローベックスの米株先物の強い値動きによって週明けの上昇はある程度は織り込まれていると考えられ、昨日の上昇に対する利益確定も意識されてきそうである。 一方で新政権に対する先高期待によって押し目買い意欲は強いと考えられ、下値を売り込む流れにはなりづらいところである。下値の堅さが意識される局面においては、次第に下値が切り上がってくる可能性もありそうだ。また、日経平均は節目の23500円を回復し、直近で付けた戻り高値を僅かだが突破してきており、トレンドとしては23500円レベルでの底固めから24000円を意識したスタンスに向かいやすいだろう。テクノロジー株が買い戻しの動きをみせてくるようであれば、より底堅さが意識されやすいところである。 物色の流れとしてはテクノロジー株の動向を見極めつつ、バリュー株への比率を引き上げてくる流れが期待される。物色対象が大きく変わるというよりも、日本株をアンダーウエイトしている海外勢によるバリュー株の比率を引き上げるといった流れである。新政権への期待感から比率を修正してくる可能性が期待されるため、全体としても底堅さにつながることになる。また、新政権を想定した政策期待が高まりやすく、関連銘柄への物色も活発化してくる可能性がある。 ■ツルハHD、1Q営業利益20.1%増 151億円 ツルハHD<3391>が発表した第1四半期業績は、売上高が前年同期比7.6%増の2246.23億円、営業利益は同20.1%増の151.62億円だった。コンセンサス(140億円程度)を上回る。新型コロナウイルス対策のマスクや消毒液など衛生商品にくわえ、巣ごもり消費で食品の販売も好調だった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23559.30、+152.81) ・NYダウは上昇(27993.33、+327.69) ・ナスダック総合指数は上昇(11056.65、+203.11) ・SOX指数は上昇(2181.75、+45.38) ・VIX指数は低下(25.85、-1.02) ・日銀のETF購入 ・米経済対策効果への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・トヨタ<7203>「アクア」継続、来夏に新型モデル ・ソフトバンクG<9984>アーム売却、米エヌビディアに4.2兆円 ・フジクラ<5803>再生プラン、人員削減・海外を統廃合 ・日本触媒<4114>再生医療に参入、3次元細胞培養容器、変形性膝関節症向け提供 ・横浜ゴム<5101>印に産業用タイヤの新工場、設備投資175億円 ・中外製薬<4519>武田薬と国際臨床試験に参加、抗がん剤併用療法 ・日立金属<5486>金材本部に2統括部、意思決定を迅速化 ・小松マテーレ<3580>従来型コロナを低減できる素材開発、光触媒利用 ・宇部興産<4208>バイオ生産を最適化、NEDO採択事業に参画 ・日本製紙<3863>抗ウイルス性印刷用紙を投入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪準備銀行9月理事会議事要旨 ・11:00 中・8月鉱工業生産(前年比予想:+5.1%、7月:+4.8%) ・11:00 中・8月小売売上高(前年比予想:0.0%、7月:-1.1%) 《ST》
関連銘柄 11件
3391 東証プライム
9,843
4/24 15:00
-69(%)
時価総額 486,756百万円
ドラッグストア大手。傘下に「ツルハ」や「くすりの福太郎」、「レティ薬局」など。北海道や東北で強固なドミナント。ウエルシアHDとの経営統合によりイオンの子会社化へ。店舗展開奏功し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/27
3580 東証プライム
753
4/24 15:00
+8(%)
時価総額 32,485百万円
染色基盤のファブリックメーカー。衣料向けやメディカル関連、建材、電材、生活資材用途も展開。繊維の染色加工技術に定評。炭素繊維や超発泡セラミックス建材など環境共生素材に注力。業容好調で、3Q累計は経常増益。 記:2024/02/29
3863 東証プライム
1,108
4/24 15:00
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時価総額 128,811百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷用紙、情報用紙に加え、家庭紙や包装紙、段ボール等を製造、販売。家庭用の「スコッティ」等のブランドを持つ。今期3Q累計はお価格改定やコストダウンにより増収、利益は大幅改善。 記:2024/02/10
4114 東証プライム
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4/24 15:00
-8(%)
時価総額 230,022百万円
化学品メーカー。酸化エチレンやアクリル酸等の基礎化学品と、高吸水性樹脂や医薬中間体等の機能性化学品等を製造、販売する。アクリル酸と高吸水性樹脂で高シェア。今期3Q累計は海外市況や原料価格の下落が影響した。 記:2024/04/14
4208 東証プライム
2,755.5
4/24 15:00
-8(%)
時価総額 292,634百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
4519 東証プライム
5,151
4/24 15:00
-34(%)
時価総額 8,648,828百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
5101 東証プライム
4,014
4/24 15:00
+11(%)
時価総額 680,570百万円
タイヤ国内3位。ホース配管や工業資材等も手掛ける。欧州の農機・産業車両用タイヤメーカーを買収。タイヤ部門は堅調。新車用タイヤは国内、北米で販売好調。市販用タイヤも売上増。23.12期3Q累計は増収増益。 記:2024/01/27
5486 東証プライム
2,177
12/28 15:00
-3(%)
時価総額 933,724百万円
高機能材料メーカー。高級特殊鋼、希土類磁石、素形材製品が柱。23.3期1Qは需要回復。通期でも収益好転を見込む。米国ファンドが遅延していたTOBを開始。TOB価格は2181円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/10/15
5803 東証プライム
2,690
4/24 15:00
+83(%)
時価総額 795,871百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
7203 東証プライム
3,618
4/24 15:00
+107(%)
時価総額 59,027,623百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
9984 東証プライム
7,755
4/24 15:00
+237(%)
時価総額 13,361,508百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10