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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める展開、バリューシフトが強まる可能性

2020/9/9 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める展開、バリューシフトが強まる可能性 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後の底堅さを見極める展開、バリューシフトが強まる可能性 ■ミライアル、2Q営業利益38.0%減 4.35億円 ■前場の注目材料:SBI、年度内に香港撤退、関西金融都市構想にシフト ■売り一巡後の底堅さを見極める展開、バリューシフトが強まる可能性 9日の日本株市場は売り一巡後の底堅さを見極める展開になりそうだ。8日の米国市場は大幅に下落となり、NYダウは632ドル安となったほか、ナスダックも465ポイント安となった。トランプ大統領が中国との経済関係を大幅に縮小すると対中強硬姿勢を表明したほか、原油安を受けて投資家心理が悪化した。また、アップルが6%を超える下落となったほか、テスラの急落などもセンチメントを悪化させている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比220円安の23030円。円相場は1ドル105円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなり、23000円での攻防になりそうである。テスラの急落は想定されていたものの、グローベックスの米株先物が上昇していたこともあり、予想以上の下落といったところであろう。テクノロジー株への売りが継続していることも嫌気材料になりそうである。日経平均は23000円割れが意識されやすく、週末にメジャーSQを控えていることもあり、朝方はヘッジ対応に伴う売りに押される展開になりそうだ。その後、売り一巡後の底堅さを見極める展開といったところである。 物色の流れとしてはハイテク株への押し目買いは入りづらく、バリュー株へのシフトが意識されやすいと考えられる。その他、政策機運が高まってきていることもあり、DX関連などへの物色に向かいやすいだろう。その他、個別に材料の出ている銘柄などへは、短期筋の値幅取り狙いの資金が集中しやすいと考えられる。一方でハイテク株のほか、足元で値動きの荒さが目立ってきている直近IPO銘柄などはより値動きの荒さが警戒されそうである。 そのほか、需給面においては3月安値からの6か月期日が意識されてきやすい。信用取組み妙味が大きく、株価が高値圏に位置している銘柄などへはショートカバーによる踏み上げを意識した思惑的な動き等が出てくる可能性がありそうだ。なお、米国の動向は不透明ではあろうが国内においては政策期待から先高観が高まってきている。また、バリュー株への物色もみられてきており、バフェット氏の大手商社株取得をキッカケとしたバリューへのシフトも意識されてきている。割安感のある日本株への資金流入への思惑も高まりそうである。 ■ミライアル、2Q営業利益38.0%減 4.35億円 半導体関連製品の受注拡大に伴う労務費の増加や品種構成の変化および成形機受注の低迷等に起因し、利益率が低下。通期計画は未定としているが、1Q営業利益の減益幅に対して2Qの減益幅は縮小している。想定の範囲内であろう。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23274.13、+184.18) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米経済対策効果への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・SBI<8473>年度内に香港撤退、関西金融都市構想にシフト ・住友金属鉱山<5713>車載用電池を再資源化、22年事業化 ・日産自<7201>危機対応融資、貸付先に厳格な要件課している、財務相 ・シャープ<6753>ヘルスケア強化策、8Kで医療効率化提案 ・コロワイド<7616>大戸屋へのTOB成立、コロワイド、保有株47%に ・アンジェス<4563>新型コロナDNAワクチン 米社と共同開発 ・ヤマダ電機<9831>ヒノキヤGにTOB実施 ・丸紅<8002>メキシコの道路事業に参画、ポルトガル企業と協業 ・住友理工<5191>ベトナムに新会社設立、車用ホース製販 ・日本ピストンリング<6461>機構改革、開発・営業の連携円滑に、国内外調達機能を統合 ・トヨタ<7203>中古車オンライン販売サイト開設、納車まで来店不要 ・日産自<7201>EV活用旅行を近ツーと商品化 ・ミネベアミツミ<6479>道路灯で雨量計測、環境・防災対策 ・ソニー<6758>読み出し時に改ざん検知、フェリカ向け次世代ICチップ ・NTTドコモ<9437>メルペイと共通QRコード ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 8月マネーストックM3(前年比予想:+6.7%、7月:+6.5%) <海外> ・10:30 中・8月消費者物価指数(前年比予想:+2.4%、7月:+2.7%) ・10:30 中・8月生産者物価指数(前年比予想:-1.9%、7月:-2.4%) 《ST》
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大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
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時価総額 1,111,782百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
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ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6753 東証プライム
1,003
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+5.8(%)
時価総額 652,358百万円
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時価総額 18,404,653百万円
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時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
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2,664.5
11/22 15:30
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時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7616 東証プライム
1,718.5
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-3.5(%)
時価総額 182,941百万円
牛角等を展開するレインズインターナショナル、かっぱ寿司等を展開するカッパ・クリエイト、ステーキ宮等を展開するアトムなどを傘下に収める持株会社。総店舗数は2500店舗超。アジア諸国、北米で事業強化図る。 記:2024/06/17
8002 東証プライム
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時価総額 4,015,766百万円
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8473 東証プライム
3,562
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時価総額 1,078,349百万円
ネット証券で国内トップ。SBI新生銀行、住信SBIネット銀行、SBI生命保険、SBI損害保険など証券関連、銀行、保険をコアに多様な事業展開。フィンテック、バイオ等に投資も。証券は口座数増。銀行テコ入れへ。 記:2024/08/19
9437 東証1部
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NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9831 東証プライム
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-3.3(%)
時価総額 451,138百万円
家電量販店国内トップのヤマダデンキを中核とする持株会社。ヒノキヤグループなども傘下に持つ。地域電気店との連携網に強み。M&Aで事業領域拡大。くらし体験・体感・完結型店舗を中心にエリア店舗開発を積極化。 記:2024/10/06