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前場に注目すべき3つのポイント~23000円固めから、直近のもち合いレンジ上限を意識したトレンド形成

2020/9/2 8:57 FISCO
*08:57JST 前場に注目すべき3つのポイント~23000円固めから、直近のもち合いレンジ上限を意識したトレンド形成 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:23000円固めから、直近のもち合いレンジ上限を意識したトレンド形成 ■アインHD、1Q営業利益70.3%減 11.64億円、コンセンサス下回る ■前場の注目材料:島津製作所、京都産大とコロナ対策で連携、大学にPCR検査施設 ■23000円固めから、直近のもち合いレンジ上限を意識したトレンド形成 2日の日本株市場は、底堅い相場展開が見込まれる。1日の米国市場ではNYダウが215ドル高となった。利益確定の売りで下落して寄り付いたが、その後8月ISM製造業が予想を上回り、2018年11月以来の高水準となったことが好感され上昇に転じた。また、アップルが第5世代(5G)通信規格対応の新型アイフォーンを7500万台以上生産する準備を進めているとの報道なども材料視されている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の23195円。円相場は1ドル105円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開になりそうだ。日経平均の23000円処での底堅さが意識されるなか、押し目買い意欲は次第に高まってくることが期待されそうだ。米国では引き続きハイテク株主導での上昇であり、足元での反応をみると波及効果は期待しづらい面はあるが、アップルの新型アイフォーンを7500万台以上生産する準備といったニュースフローに対しては反応しやすいと考えられる。国内では総裁選を控えて大きなトレンドは出難いものの、これまでの金融政策は継続されるとの見方から下を売り込む流れにはなりづらい。 また、米国では良好な決算発表が相次いでおり、週末の米雇用統計への警戒感もそれ程高まらないと考えられるため、売り方にとってはショートカバーを進めたいところでもあろう。大きなトレンドは出難いと考えられるが、日経平均は23000円固めから、直近のもち合いレンジ上限を意識したトレンド形成が見込まれる。そのほか、ハイテク株に関心が向かいやすい面がありそうだが、引き続きバフェット氏の大手商社の株式取得をきっかけとしたバリュー株への動きにも注視する必要があると考えられる。 中小型株については米国ではZOOMが40%を超える上昇をみせるなど、個人主体の売買が活発である。マザーズの直近IPO銘柄など、チャート形状では手掛けづらさはあるだろうが、資金回転が効いている状況においては、順張り対応になりそうだ。そのほか、日替わり的ではあろうが、政策絡みの物色も総裁選に向けて活発であろう。 ■アインHD、1Q営業利益70.3%減 11.64億円、コンセンサス下回る アインHD<9627>が発表した第1四半期業績は、売上高が前年同期比70.3%減の11.64億円だった。コンセンサス(22億円程度)を下回る。新型コロナウイルス感染症の影響による外来受診抑制を受け、処方箋枚数の減少が見られたが、現在は緩やかな回復傾向にある。コスメ&ドラッグストア事業は、厳しい市場環境が続いている。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(28645.66、+215.61) ・ナスダック総合指数は上昇(11939.67、+164.21) ・シカゴ日経225先物は上昇(23195、大阪比+35) ・1ドル105円90-00銭 ・SOX指数は上昇(2304.68、+44.25) ・VIX指数は低下(26.12、-0.29) ・米原油先物は上昇(42.76、+0.15) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米経済対策効果への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・島津製作所<7701>京都産大とコロナ対策で連携、大学にPCR検査施設 ・パナソニック<6752>台湾社に半導体売却完了、土地も追加 ・東京ガス<9531>LNGトレーディング専業子会社を設立 ・三菱ケミHD<4188>電池関連特許、32年まで有効 ・豊田通商<8015>アフリカでトヨタ小型車拡販、スズキからOEM供給 ・住友商事<8053>サスメドに出資、医療関連事業を拡大 ・サイバーダイン<7779>アイリスに出資、AI医療機器開発で提携 ・NTN<6472>磁気リングに小型品を追加、外径半分で高精度 ・堀場製作所<6856>試料動かさず高速分析、ラマン分光装置 ・帝国電機<6333>大型ポンプ試験設備を増設、本社に1基、月内本格稼働 ・日本製鉄<5401>世界で粗鋼1億トン、印・東南アを開拓、橋本社長が方針 ・日本触媒<4114>日本触媒など、有機EL長寿命化、電子注入技術を応用 ・住友化学<4005>殺菌剤を米加で農薬登録、大型薬期待 ・昭和電工<4004>産廃物処分業の許可取得、廃プラ受け入れ開始 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 8月マネタリーベース(7月:前年比+9.8%) ・10:30 若田部日銀副総裁あいさつ(佐賀) <海外> ・10:30 豪・4-6月期GDP(前年比予想:-5.1%、1-3月期:+1.4%) 《ST》
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昭和電工、旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体・電子材料、石油化学等のケミカルが柱。自動車部品、セラミックス等も。半導体後工程材料で世界トップシェア。事業ポートフォリオ改革等に取り組む。 記:2024/10/13
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5401 東証プライム
3,125
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
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時価総額 50,617百万円
完全無漏洩のキャンドモータポンプの製造・販売等を行うポンプ事業が主力。1939年創業。兵庫県たつの市に本社。キャンドモータポンプは世界トップシェア。主力製品の普及加速図る。27.3期売上高320億円目標。 記:2024/08/19
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時価総額 131,412百万円
大手ベアリングメーカー。1918年創業。ハブベアリング、ドライブシャフトで世界シェアトップクラス。ロボット用モジュール等も手掛ける。27.3期売上高8300億円目標。アフターマーケットビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
1,551
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+31(%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6856 東証プライム
8,276
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時価総額 349,520百万円
分析計測機器の総合メーカー。エンジン排ガス測定装置で世界トップシェア。大気汚染監視用分析装置、血球計数装置等も手掛ける。京都府京都市に本社。エネルギー・環境等が注力分野。28.12期売上4500億円目標。 記:2024/08/10
7701 東証プライム
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時価総額 1,263,923百万円
クロマト分析システムなどの計測機器事業が主力。1875年創業。医用機器、産業機器、航空機器等も。産業用ターボ分子ポンプで世界シェアトップクラス。京都府京都市に本社。リカーリングビジネスの拡大等に注力。 記:2024/10/08
7779 東証グロース
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8015 東証プライム
2,654
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時価総額 2,818,999百万円
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8053 東証プライム
3,282
11/22 15:30
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時価総額 3,974,827百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
9531 東証プライム
4,531
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時価総額 1,814,448百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09
9627 東証プライム
4,937
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時価総額 174,908百万円
保険調剤薬局「アイン薬局」等を展開するアインファーマシーズを中核とする持株会社。グループ薬局総数は1230店舗超。セブン&アイHDと資本業務提携。ファーマシー事業ではM&Aの活用等で事業規模の拡大図る。 記:2024/06/09