マーケット
4/19 15:15
37,068.35
-1,011.35
37,775.38
+22.07
暗号資産
FISCO BTC Index
4/19 23:33:15
9,928,824
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~中国関連への物色も意識されやすいところ

2020/7/8 9:03 FISCO
*09:03JST 前場に注目すべき3つのポイント~中国関連への物色も意識されやすいところ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:中国関連への物色も意識されやすいところ ■前場の注目材料:メガチップス、21/3上方修正 営業利益32.0億円←27.0億円 ■パナソニック、自社製POS国内販売撤退 ■中国関連への物色も意識されやすいところ 8日の日本株市場は、やや神経質な相場展開になりそうだ。7日の米国市場は、NYダウが396ドル安だった。感染が落ち着いたニューヨーク州やニュージャージー州が他州からの旅行者に対する一定期間の隔離要請を拡大する方針を示したことなどを受けて新型ウイルス拡大への懸念が強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の22415円。円相場は1ドル107円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢の相場展開になりそうである。ただ、新型コロナウイルス感染症についてはこれまでも相場の重石となっているため、改めて嫌気する流れというよりは、様子見姿勢につながりそうである。本日はETFの分配金支払いのための売り需要が警戒視されていることもあり、手掛けづらい相場展開になりそうである。 また、日経平均は心理的な支持線として意識される25日線や5日線辺りでの攻防になりそうであり、同水準での底堅さを見極めたいところであろう。5日線辺りに接近する局面となるようだと、短期筋の売り仕掛け的な売買が意識されやすいだろう。とはいえ、市場の関心はこのところ中国市場に向かっており、中国市場が強含みの展開となれば安心感につながりやすい。 なお、ブラックロックは中国の景気回復との密接な関連に加え、政策余地のあるアジアの一部市場(日本や韓国、台湾の株式・債券相場)が今後1年にわたり他の市場をアウトパフォームするとみていると伝えられている。中国関連への物色も意識されやすいところであり、相場全体の底堅さが意識されそうだ。そのため、品薄銘柄に対してはETFに絡んだ影響を受けやすいだろうが、流動性のある銘柄の底堅い展開が相場全体を下支えすることになりそうだ。 また、ニューヨーク州やニュージャージー州が他州からの旅行者に対する一定期間の隔離要請を拡大する方針を示したことを受けて、足元で調整が続いているバイオ関連などへは、短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。 ■メガチップス、21/3上方修正 営業利益32.0億円←27.0億円 メガチップス<6875>は2021年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の605億円から550億円と減収を見込んでいるが、営業利益は27億円から32億円に上方修正している。SiTime社が連結子会社から持分法適用の関連会社となることに伴い、第2四半期以降の売上見込分を減額したこと、ゲームソフトウェア格納用LSIの需要が前回想定に対して堅調に推移していること等を反映した。 ■前場の注目材料 ・1ドル107円50-60銭 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米財政刺激策への期待 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・パナソニック<6752>自社製POS国内販売撤退 ・伊藤忠<8001>伊藤忠都市開発と埼玉・吉川市に物流施設、Eコマース拡大で需要増 ・トヨタ<7203>車修理の見積もり自動化、AI・大量データ活用 ・シンフォニア<6507>電磁クラッチなど次世代AGV向け提案 ・凸版印<7911>eスポーツリーグ設立、今年度50社参加で6タイトル ・NEC<6701>DX基盤の設計概念統一、日・米・印で共同体制 ・第一三共<4568>「エンハーツ」を欧で承認申請、乳がん向け ・日立金属<5486>黄銅棒・銅合金部品事業をサンエツ金属に譲渡 ・大王製紙<3880>三島のバイオマス発電設備稼働 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 5月経常収支(予想:+1兆836億円、4月:+2627億円) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
3880 東証プライム
1,110
4/19 15:00
-16.5(%)
時価総額 187,604百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期上期は国内の衛生用紙や大人用紙オムツが堅調。紙・板紙は需要足踏みも値上げ進展で採算改善進む。通期でも黒字復帰の見込み。 記:2024/01/11
4568 東証プライム
4,636
4/19 15:00
+100(%)
時価総額 9,026,450百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
5486 東証プライム
2,177
12/28 15:00
-3(%)
時価総額 933,724百万円
高機能材料メーカー。高級特殊鋼、希土類磁石、素形材製品が柱。23.3期1Qは需要回復。通期でも収益好転を見込む。米国ファンドが遅延していたTOBを開始。TOB価格は2181円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/10/15
3,205
4/19 15:00
-175(%)
時価総額 95,474百万円
精密機器メーカー。モーションコントロール技術等を核に、半導体ウエハ搬送装置や宇宙用電飾品、航空機用電装品、自動車用機器、産業用電気機器を提供する。今期3Q累計はアクチュエータや振動機器が足踏みとなった。 記:2024/03/08
6701 東証プライム
10,780
4/19 15:00
-175(%)
時価総額 2,941,323百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
1,359
4/19 15:00
-12.5(%)
時価総額 3,335,063百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6875 東証プライム
3,430
4/19 15:00
-175(%)
時価総額 75,350百万円
特定用途用LSIファブレスメーカー。ゲーム機器、デジカメ向け画像処理、事務機器、有線通信用LSIなどを展開。新規LSI事業の立ち上げに経営資源集中。24.3期3Q累計ではASIC事業の需要が堅調。 記:2024/02/22
7203 東証プライム
3,522
4/19 15:00
-80(%)
時価総額 57,461,384百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7911 東証プライム
3,546
4/19 15:00
-64(%)
時価総額 1,240,057百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。今期3Q累計はDXや半導体関連が堅調も、海外のパッケージや建装材が足踏みとなった。 記:2024/03/11
8001 東証プライム
6,504
4/19 15:00
-128(%)
時価総額 10,308,125百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31