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米国株見通し:伸び悩みか、米中対立先鋭化への思惑が下押し

2020/5/18 16:54 FISCO
*16:54JST 米国株見通し:伸び悩みか、米中対立先鋭化への思惑が下押し (16時40分現在) S&P500先物      2,885.38(+38.88) ナスダック100先物   9,211.88(+115.38) グローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は300ドル高。NY原油先物(WTI)も堅調地合いで、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。 15日の主要3指数は続伸。ダウはマイナス圏に沈む場面もあったが、60ドル高の23685ドルで取引を終えた。序盤はファーウェイを標的とした輸出規制をめぐる米中対立が嫌気され、売り先行。ただ、この日注目された小売売上高は記録的な落ち込みを示した半面、NY連銀製造業景気指数は改善、ミシガン大学消費者態度指数は上昇し、市場心理は持ち直した。また、WTIも安定的に回復基調を維持し、エネルギー関連が注目された。 本日は伸び悩む展開となりそうだ。ロックダウンの段階的解除による経済正常化への期待感から、アジアや欧州の株高が波及する見通し。ただ、米中関係に関し中国政府は対米批判を強めており、両国の一段の関係悪化に対する警戒感から買いは抑制されよう。一方、明日のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長による議会証言を前に、緩和的な金融政策の堅持を期待した買いが見込まれる。逆に、強い下振れリスクへの言及も想定されるため、買いを弱める可能性もあろう。 《TY》