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注目銘柄ダイジェスト(前場):すららネット、タカラBIO、東エレクなど

2020/5/1 12:02 FISCO
*12:02JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):すららネット、タカラBIO、東エレクなど タカラBIO<4974>:2533円(+116円) 大幅反発。新型コロナウイルス感染の有無を約1時間で判定できる新試薬を開発したと前日に発表している。検体から不純物を取り除く工程が不要となるもようで、2-3時間かかる従来の検査時間を半分以下に短縮できるとされている。本日から発売し、月間200万検体分を供給するとされている。PCR検査数の大幅な増加が必要視されているなか、期待感が先行する展開に。 アズーム<3496>:2293円(+53円) 大幅に続伸。4月30日の取引時間中に上限5万株(0.8億円)の自社株買いを実施すると発表し、引き続き買い材料視されている。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は3.42%。取得期間は5月1日-7月31日。また、20年9月期第2四半期累計(19年10月-20年3月)の営業利益は0.44億円(前年同期実績は非開示)で着地した。新規採用一巡でコスト上昇が一服した。通期予想は1.90億円で据え置いた。 東エレク<8035>:21845円(-1095円) 大幅反落。前日に20年3月期決算を発表、営業利益は2373億円で前期比23.6%減益となった。1-3月期は701億円で前年同期比8.2%減益、620億円程度の市場予想を上回っている。21年3月期は想定通りの非開示としているが、第3四半期決算時の同社の市場見通しには変化なしとしている。決算インパクトは限定的ながら、同社など半導体関連には相対的な期待感が先行していたことで、出尽くし感も先行する形のようだ。 メルカリ<4385>:2653円(-60円) 大幅に4日ぶり反落。これまで非開示としていた20年6月期の営業損益予想を250.00億の赤字-230.00億円の赤字(前期実績121.49億円の赤字)と発表している。メルカリ日本事業などが成長した一方、メルペイや米国事業の認知度向上などのために広告宣伝を実施したことから、赤字が拡大する見込み。ただ、第4四半期は景気の不透明感が強まっていることを受けて広告宣伝費や販管費の削減を図るとしている。株価は朝に2568円まで下げたが、その後下げ幅を縮めている。 村田製<6981>:5895円(-124円) 反落。前日に20年3月期の決算を発表、営業利益は2532億円で前期比5.1%減益、従来計画の2300億円を上振れる着地となった。一方、21年3月期は2100億円で同17.1%減益の計画、新型コロナウイルスによる売上下振れは1700億円程度を想定しているもよう。配当金も20年3月期97円から110円に増配の計画。想定比では底堅い数値とみられるが、前日にかけて期待感が先行してきた印象もあり、いったん戻り売りが優勢の形に。 すららネット<3998>:8940円(+620円) 大幅に続伸。20年12月期第1四半期(20年1-3月)の営業損益を0.78億円の黒字(前年同期実績0.92億円の赤字)と発表している。学習塾マーケットや学校マーケットが堅調に推移したほか、個人学習者向けのBtoCマーケットが伸長した。販管費の減少も黒字転換に寄与した。通期予想は前期比136.2%増の1.52億円の黒字で据え置いた。進捗率は51.3%に達している。第1四半期の好スタートが評価され、買いが集まっているようだ。 日本電産<6594>:6193円(-93円) 朝高後マイナス転換。前日に20年3月期決算を発表、営業利益は1103億円で前期比14.6%減益、1350億円程度の市場コンセンサス水準を下回った。新型コロナウイルスの影響130億円、追加的な構造改革費用100億円などが下振れの背景。一方、21年3月期は1250億円で同13.3%増益の見通し。実績は想定以上に下振れたとの印象だが、現在の事業環境からみて、今期の2ケタ増益ガイダンスをポジティブ視する動きが優勢に。 《ST》
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8035 東証プライム
22,250
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時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07