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注目銘柄ダイジェスト(前場):AI CROSS、ボルテージ、ストライクなど

2020/3/31 12:02 FISCO
*12:02JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):AI CROSS、ボルテージ、ストライクなど 電通グループ<4324>:2112円(-7円) 続落。メリルリンチ日本証券では投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」に2段階格下げ、目標株価も4300円から2000円に引き下げている。従来はPBRの下支え効果を期待していたものの、海外事業も業績悪化が懸念され、のれん・無形固定資産の減損で、自己資本が毀損するリスクも高まったと考えているもよう。なお、メリルリンチ日本証券では、TBSHD<9401>や博報堂DY<2433>などの投資判断も格下げしている。 ボルテージ<3639>:341円(+41円) 急伸。提供中の読み物アプリ「100シーンの恋+」内の人気タイトル「上司と秘密の2LDK」のNintendo Switch版を発売すると発表している。配信は5月7日を予定しているようだ。これまでの「今宵、妖しい口づけを」、「恋してしまった星の王子」、「スイートルームで悪戯なキス」に続く第4弾となる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で巣ごもり消費に関心が向かうなど、業績寄与への期待が高まる展開に。 ストライク<6196>:3855円(+500円) 急騰。前日に上半期の決算を発表、営業利益は15.5億円で前年同期比倍増、3月23日に上方修正した水準となっている。通期予想は22.4億円で前期比18.6%増益、従来予想を据え置いている。決算数値に大きなサプライズはないものの、新型コロナウイルスの影響について、現時点では今期業績に大きな影響を与えるほどの事象は発生していないとしており、下期業績の安心感にもつながっているようだ。 大都魚<8044>:926円( - ) ストップ高買い気配。親会社であるマルハニチロ<1333>がTOBを実施すると発表している。TOB価格は1225円で前日終値比58%上昇した水準、完全子会社化を目指すものであり、TOB成立後に同社は上場廃止となる。同社ではTOBに賛同の意を表明しており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。なお、TOB実施期間は3月31日より5月21日までとなっている。 しまむら<8227>:6890円(-280円) 大幅続落。前日に20年2月期の決算を発表、営業利益は230億円で前期比9.7%減益、3月17日に下方修正した水準での着地となった。12-2月期は前年同期比17%減益、9-11月期の同27%減に対し、経費削減などが進み減益率は縮小した。一方、21年2月期の業績予想は非開示としており、これまでの強気な傾向からガイダンス期待なども幾分あったとみられ、不透明感が残る形となっている。3月月次売上は低調スタートになっている。 Chatwork<4448>:1148円(+95円) 大幅に7日続伸。いちよし証券が新規レーティングで「A」を付与し、フェアバリューを2000円に設定している。いちよしは「新型コロナウイルスを契機に、日本国内でテレワークが注目を集めている」とした上で、Chatworkが提供するビジネスチャットサービス「Chatwork」が急速に普及する可能性があるとの見方を示している。新型コロナの感染拡大を防ぐため、在宅勤務を導入する企業が増加していることが背景にある。 AI CROSS<4476>:1362円(+228円) 大幅に3日続伸。3キャリア対応の「+メッセージ活用ニュースリリース配信サービス」を30日から提供開始すると発表している。NTTドコモ<9437>、KDDI<9433>、ソフトバンク<9434>が提供する次世代SMS「+メッセージ」で企業が公式アカウントを開設すると、一覧に掲載される。興味を持ったユーザーが自発的に登録すれば、ニュース配信対象者や配信先電話番号リストが自動的に増加していくという。 ジェーソン<3080>:395円(+7円) 大幅に続伸。20年2月期の営業利益を従来予想の5.70億円から7.46億円(前期実績6.64億円)に上方修正している。下半期に顧客ニーズに応じて積極的に商品供給した結果、当初計画を上回る見込み。同社はディスカウントストアをチェーン展開しており、生活雑貨などを取り扱う。新型コロナウイルスの感染拡大を受けてマスクやトイレットペーパーなどの需要が拡大しており、利益拡大に貢献したとの見方から買いが入っているようだ。 《ST》
関連銘柄 14件
1333 東証プライム
3,065
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 155,025百万円
水産国内最大手。2007年にマルハ、ニチロが経営統合。水産物の輸出入・販売・養殖のほか、冷凍食品等の加工食品事業、食材流通事業等も。紀文食品と資本業務提携。中計では28.3期営業利益310億円以上目標。 記:2024/06/13
1,170.5
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 455,979百万円
大手広告代理店。博報堂、大広、読売広告社などを傘下に収める持株会社。国内は情報・通信、飲料・嗜好品向け売上比率が高い。アジアなど海外でも事業展開。デジタルマーケティング、コマースビジネスが成長領域。 記:2024/08/27
3080 東証スタンダード
675
11/22 14:24
±0(%)
時価総額 8,648百万円
飲料や加工食品、日用品等を扱うディスカウントストアを関東一円でチェーン展開。ローコスト経営や独自の商品仕入れに強み。直営店舗数は110店舗超。需要安定で「尚仁沢の天然水」は累計出荷本数が1800万本突破。 記:2024/06/03
3639 東証スタンダード
229
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 1,492百万円
女性向け恋愛ドラマアプリが主力。「100シーンの恋+」などを展開。男性向けアプリ、電子コミック販売ストア、電子コミックレーベルの運営等も。「ボル恋comic」は売上順調。販路拡大や原作力の強化等を図る。 記:2024/07/05
4324 東証プライム
3,744
11/22 15:30
-17(%)
時価総額 1,011,498百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
4448 東証グロース
632
11/22 15:30
+23(%)
時価総額 26,112百万円
国内最大級のビジネスチャットツール「Chatwork」の運営を行う。業務プロセス代行サービス、DX相談窓口サービス等も手掛ける。導入企業数は44万社超。登録ID数は685万ID超。新規事業の創出図る。 記:2024/08/13
4476 東証グロース
1,766
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 7,129百万円
SMS配信プラットフォーム「絶対リーチ!SMS」、チャットボットプラットフォーム「Smart X Chat」等を展開。取引社数は6600社超。国内顧客の獲得に注力。顧客ポートフォリオの転換を進める。 記:2024/10/24
6196 東証プライム
3,870
11/22 15:30
+40(%)
時価総額 74,900百万円
独立系M&A仲介会社。小型・中型案件に特化。M&Aプラットフォーム「SMART」やM&A情報発信サイト「M&A Online」の運営等も。金融機関との提携等でM&A支援体制を強化。積極的な人材採用進める。 記:2024/07/02
8044 東証2部
1,223
6/17 14:50
+2(%)
時価総額 3,867百万円
築地市場中心に生鮮・冷凍魚介類や水産加工品の荷受・販売を行う。太田区や足立区等にも拠点。不動産や小売も。マルハニチロ傘下。マルハニチロがTOB実施、成立なら上場廃止へ。20.3期通期は不動産賃貸が堅調。 記:2020/05/15
8227 東証プライム
7,969
11/22 15:30
+308(%)
時価総額 588,327百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」、ベビー業態「バースデイ」等も展開。アベイルはアウター衣料の品揃えを拡充。27.2期営業利益660億円目標。 記:2024/10/24
9401 東証プライム
3,694
11/22 15:30
+71(%)
時価総額 622,775百万円
民法大手のTBSテレビを中核とする持株会社。TBSラジオ、BS-TBS、スタイリングライフHDなども傘下に持つ。赤坂サカスが収益の柱。配当性向40%目処。コンテンツIPの企画・制作力の強化等に取り組む。 記:2024/08/01
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9434 東証プライム
193.7
11/22 15:30
+0.8(%)
時価総額 9,235,495百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03