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注目銘柄ダイジェスト(前場):ウシオ電、すららネット、ソフトバンクGなど

2020/3/30 12:06 FISCO
*12:06JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ウシオ電、すららネット、ソフトバンクGなど JFE<5411>:784円(+3円) プラス転換。先週末に業績修正、並びに設備休止を含む構造改革を公表した。20年3月期純利益は従来予想の130億円の黒字から1900億円の赤字に下方修正、東日本製鉄所での減損計上などが背景で、事業利益は従来計画を据え置き。なお、構造改革は先に一部で報じられていたが、収益改善効果は600億円程度を見込んでいるもよう。なお、新型ウイルスの影響による需要の大幅な落ち込み表面化は4月以降とみているようだ。 ウシオ電<6925>:1033円(-144円) 急落。先週末に業績予想の下方修正を発表、営業利益は従来の100億円から60億円に減額、一転して減益となる見通し。全世界でテーマパークや映画館の閉鎖及び各種イベント中止が発表され、シネマプロジェクター用クセノンランプや映像装置の事業環境が大幅に悪化しているもよう。一部売上案件の来期への先送りなど、露光用UVランプや光学装置の事業環境も悪化。想定以上の下方修正との見方が先行する。 ソニー<6758>:6412円(-276円) 大幅反落。新型コロナウイルス感染拡大の影響について先週末に公表。業績への影響に関しては、第3四半期決算時に営業利益見通しを8400億円から8800億円に上方修正したが、当時指摘していたリスクの顕在化によって、上方修正分が打ち消される公算としている。また、手続に遅延が生じ、現在の予定通りのタイミングでは決算発表できない可能性ともしている。大きなインパクトはないが、地合い悪化も加わってやや不透明感が優勢となる形にも。 ソフトバンクG<9984>:3608円(-279円) 急落。同社の有力投資先の一つであり、衛星通信を手掛けている英ワンウェブが経営破綻したと伝わっている。新型コロナウイルス感染拡大の影響による金融市場の混乱で、資金調達が滞ったことが背景とされている。同社は累計で約2000億円を投資し、持分法適用会社としているようだ。今後も株式市場を中心に混乱が続けば、他の投資先企業にも幅広く影響が強まり、ファンドの収益低下につながるとの懸念も。 《US》 すららネット<3998>:4685円(+380円) 大幅に反発。19年12月期末に財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備が解消したと発表している。すららネットは19年3月28日付の内部統制報告書で、18年12月期末の財務報告に係る内部統制は有効でないことを開示していた。また、株価が2月26日に直近高値(7480円)を付けた後、3月13日には3410円まで下落した後は下げ渋っており、底打ち感が出ていることも買いやすさにつながっているようだ。 高橋ウォール<1994>:432円( - ) 一時443円まで大幅反発。上限10万株(0.60億円)の自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.14%。取得期間は4月1日から9月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行をすることが目的。自社株取得に加え、13日に昨年来安値(382円)を付けた後、株価が下げ止まっていることも買い安心感につながっているようだ。なお、株価は朝高後、値を消している。 NexTone<7094>:2018円 公開価格(1700円)を2.4%下回る1660円で初値を付けた。会社設立は00年9月29日。著作権等管理、デジタルコンテンツディストリビューション、キャスティング・コンサルティングなどが主な事業。20年3月期の営業利益予想は前期比53.2%増の2.79億円。ストリーミング配信許諾の促進や投稿型映像配信サービスで、原盤使用料の増加を見込む。第3四半期累計の実績は2.52億円で、進捗率は90.3%。 《ST》
関連銘柄 7件
1994 東証スタンダード
591
4/25 15:00
-8(%)
時価総額 5,646百万円
高層ビル外壁材のPCカーテンウォールで国内首位。プールの企画・設計・施工も。24.12期はカーテンフォールの受注残消化や採算改善が進むと想定。ホテル向けプールの需要も堅調に推移する見通し。増収増益を計画。 記:2024/04/12
3998 東証グロース
397
4/25 15:00
-4(%)
時価総額 2,658百万円
教育サービス会社。小学校から高校のICT教材やクラウド型ドリルを開発、販売。学習塾の経営や独立開業等の支援も。専門学校等で顧客増。23.12期通期はすららネットの導入校数が増加。24.12期は増収計画。 記:2024/02/10
5411 東証プライム
2,319
4/25 15:00
-66(%)
時価総額 1,424,882百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
6758 東証プライム
12,760
4/25 15:00
-80(%)
時価総額 16,091,406百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6925 東証プライム
2,022.5
4/25 15:00
-0.5(%)
時価総額 217,419百万円
産業用光源メーカー。半導体製造用露光装置や映画館用映像装置も。24.3期3Q累計は映画館向け光源が堅調。だが液晶関連装置や露光装置などが足踏み。米国アプライドマテリアルズ社と次世代露光技術開発で業務提携。 記:2024/03/11
7094 東証グロース
1,180
4/25 15:00
-22(%)
時価総額 11,555百万円
著作権管理会社。2016年、イーライセンスとジャパン・ライツ・クリアランスの経営統合により設立。著作権管理事業は売上堅調。演奏権、海外の取扱高が順調増。特別利益を計上。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/23
9984 東証プライム
7,603
4/25 15:00
-152(%)
時価総額 13,099,619百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10