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新興市場見通し:ひとまずリバウンドも警戒ムードなお濃く、IPOは3社登場

2020/3/28 15:12 FISCO
*15:12JST 新興市場見通し:ひとまずリバウンドも警戒ムードなお濃く、IPOは3社登場 先週の新興市場では、マザーズ指数が3週間ぶりに大幅上昇し、600pt台を回復した。日米の金融緩和強化などを背景に、日経平均が週間で2836.60円と過去最大の上げ幅を記録。新興市場でもリスク回避的な売りが和らぎ、前の週に大きく下落していたメルカリ<4385>などマザーズ指数への寄与が大きい銘柄がリバウンドした。ただ、このところの荒い値動きによりマザーズ売買代金は低調だった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+17.1%であったのに対して、マザーズ指数は+11.7%、日経ジャスダック平均は+8.3%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリが週間で35.0%高、ミクシィ<2121>が同21.5%高、JMDC<4483>が同27.9%高となった。ミクシィは従来予想より減益幅が縮小する見通しと発表し、JMDCなどは医療系ベンチャーとして賑わった。売買代金上位では、新型コロナウイルスワクチンの開発で注目されるアンジェス<4563>が大幅高。また、リアルワールド<3691>やティーケーピー<3479>が週間のマザーズ上昇率上位に顔を出した。一方、前の週に強いリバウンドを見せたSansan<4443>が反動で同20.2%安となり、グッドスピード<7676>が下落率トップとなった。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同9.0%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同13.4%高、東映アニメーション<4816>が同18.7%高と大きく上昇。ワークマンや東映アニメでは一部証券会社の投資判断引き上げが観測されている。セリア<2782>は利益確定の売りも出て同0.3%安。また、fonfun<2323>や中京医薬品<4558>が週間のジャスダック上昇率上位に、トミタ電機<6898>などが下落率上位にそれぞれ顔を出した。IPOでは4社が新規上場し、3月26日のアディッシュ<7093>とサイバーセキュリティクラウド<4493>は前評判どおりの堅調な初値形成となった。 今週の新興市場では、マザーズ指数の戻りは鈍くなる可能性がある。先週の当欄でも指摘したとおり、信用評価損益の悪化などに伴う個人投資家の売りが一巡し、目先のリバウンドに期待した買いも入ってマザーズ指数はひとまず500pt台を脱した。しかし、マザーズ売買代金は500億円台まで落ち込む日もあるなど低調。新型コロナの感染拡大やこのところの値動きの荒さに対する警戒感から積極的な売買は手控えられており、当面は新規の資金流入が期待しにくいだろう。 新型コロナ禍でJMDCなど医療系ベンチャーの活躍が期待され、メドレー<4480>は直近で高値更新という強い値動き。これらは引き続き注目されそうだが、週替わりの物色動向を見ると、Sansanなどの下げ突っ込みからの反動も想定しておきたい。なお、今週は3月30日にフィードフォース<7068>、4月3日に霞ヶ関キャピタル<3498>、エクスモーション<4394>などが決算発表を予定している。 IPO関連では、3月30日にNexTone<7094>がマザーズへ、ニッソウ<1444>が名証セントレックスへ、31日にMacbee Planet<7095>がマザーズへそれぞれ新規上場する。NexToneやMacbeeは成長期待が高い一方、公開規模がやや大きい点がネックとなりそう。また、先週はヤマイチエステート<2984>(4月28日、東証2部)とGMOフィナンシャルゲート<4051>(4月30日、マザーズ)の新規上場が発表される一方、2社の上場取り止めも発表されている。 《FA》
関連銘柄 24件
1444 東証グロース
2,761
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時価総額 3,007百万円
首都圏地盤のリフォーム専門会社。年間10000件以上の工事実績。不動産の資産価値を上げる原状回復工事を推進。マレーシアでの事業展開を強化。新規子会社ヤナ・コーポレーションの寄与もあり、1Qは増収確保。 記:2024/01/26
2121 東証プライム
2,511
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+13(%)
時価総額 196,438百万円
SNS老舗。スマホ向けゲーム「モンスターストライク」が収益柱。国内最大の競馬サイト「netkeiba.com」等の運営も。デジタルエンターテインメント事業は足踏み。特損減少。24.3期2Qは2桁最終増益。 記:2024/01/08
2323 東証スタンダード
824
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時価総額 2,786百万円
PCメールをスマホに転送するサービスとSMSを活用した販促ツールが柱。昨年6月からサイブリッジHDの傘下に。ネット領域企業のM&Aを推進意向。今年2月にSMS送信事業を取得へ。24.3期上期は増収増益に。 記:2024/01/15
2782 東証スタンダード
2,842
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時価総額 215,537百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。1998店舗展開。直営店61店舗を新規出店。24.3期2Qは増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/01/16
3479 東証グロース
1,615
4/18 15:00
+115(%)
時価総額 68,216百万円
貸会議室事業が主力。ホテル・宿泊研修事業ではFCでアパホテルを運営。TKPスター貸会議室虎ノ門法経ホール等を新規開設。ホテル・宿泊研修事業は稼働率の上昇続く。特別損失減少。24.2期3Qは最終黒字転換。 記:2024/02/04
3498 東証プライム
15,330
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時価総額 146,340百万円
不動産投資会社。物流施設やアパートメントホテル、自然エネルギー施設等の不動産コンサルティング、ファンド運用を行う。不動産販売、不動産コンサルティングともに売上伸びる。24.8期1Qは大幅増収増益。 記:2024/01/27
3691 東証グロース
552
4/18 15:00
+7(%)
時価総額 2,037百万円
デジタルマーケティングやデジタルギフトなどを展開。NFTデジタルギフトも事業領域。給与前払いサービス「即払い」などに注力。デジタルマーケティング事業は伸長。増収効果等により、24.9期1Qは黒字転換。 記:2024/02/24
4385 東証プライム
1,745.5
4/18 15:00
+5(%)
時価総額 280,800百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4394 東証グロース
820
4/18 14:00
-8(%)
時価総額 2,423百万円
組込みソフトの品質改善に特化したコンサルを展開。自動車業界向けに強み。ソルクシーズ傘下。24.11期はCASE関連の受注増を推進。ソフト開発オンライン学習の収益拡大などにも取り組む。増収増益・増配を計画。 記:2024/02/06
4443 東証プライム
1,401
4/18 15:00
+21(%)
時価総額 175,153百万円
柱の法人向け名刺管理サービスは営業DXサービスに進化中。インボイス管理サービスなども。24.5期上期はインボイス管理の有料契約件数が倍増。営業DXの契約件数や名刺アプリの利用者数も順調に増えて収益急改善。 記:2024/02/06
4480 東証プライム
3,805
4/18 15:00
-45(%)
時価総額 124,256百万円
医療・介護領域に特化の人材紹介サービスを展開。遠隔診療システムや電子カルテも。人材プラットフォーム事業は好調。顧客事業所数は32.6万件と2桁増。営業外収益は増加。23.12期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/01/27
4483 東証プライム
3,117
4/18 15:00
+116(%)
時価総額 189,832百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
2,624
4/18 15:00
-25(%)
時価総額 24,673百万円
Webセキュリティサービス会社。サイバー攻撃を可視化、遮断する「攻撃遮断くん」が主力。富士ソフトと包括的業務提携。利用企業数の増加などで、23.12期通期は業績堅調。24.12期は増収増益を見込む。 記:2024/02/25
4558 東証スタンダード
207
4/18 15:00
+2(%)
時価総額 2,414百万円
一般家庭に救急箱を配置して医薬品(置き薬)などを販売。通販や卸売も。家庭医薬品等販売事業は堅調。リッチコルジェン12000、暖暖爽快シリーズなどが好評。販管費の減少等により、24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/11
4563 東証グロース
51
4/18 15:00
±0(%)
時価総額 9,110百万円
大阪大医学部発のバイオベンチャー。遺伝子医薬やDNAワクチンのバイオ医薬品を開発。受託数の順調増で手数料収入は伸長。研究開発費は減少。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収、損益改善計画。 記:2024/03/05
4816 東証スタンダード
2,666
4/18 15:00
-53(%)
時価総額 559,860百万円
東映系アニメ制作会社。プリキュアやドラゴンボールなどの映像制作やキャラクター版権ビジネスを展開。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」等は好調。その他事業は売上増。24.3期3Qは増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
3,850
4/18 15:00
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時価総額 370,813百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6898 東証スタンダード
1,573
4/18 14:01
-8(%)
時価総額 1,285百万円
ソフトフェライト製品メーカー。エレクトロニクス製品に使われるフェライトコアやコイル・トランス、ソフトフェライトを製造、販売する。今期3Q累計は半導体製造装置や工作機械等の主要産業向けが足踏みとなった。 記:2023/12/25
580
4/18 15:00
+4(%)
時価総額 15,172百万円
マーケティング支援会社。リスティング広告等の運用やデータフィールド管理、DX支援、マーケティングシステムの提供等を行う。ソーシャルPLUS等は受注額が増加。特別利益計上。24.5期2Qは最終黒字転換。 記:2024/02/03
7093 東証グロース
820
4/18 15:00
-6(%)
時価総額 1,473百万円
スタートアップ向け顧客満足支援サービスを提供。不正投稿モニタリングやネットいじめ対策サービスなども。ストック収益比率は92.5%。23.12期3Qは増収。損益面は人員増強や賃金引き上げなどが重し。 記:2024/01/09
7094 東証グロース
1,244
4/18 15:00
+26(%)
時価総額 12,181百万円
著作権管理会社。2016年、イーライセンスとジャパン・ライツ・クリアランスの経営統合により設立。著作権管理事業は売上堅調。演奏権、海外の取扱高が順調増。特別利益を計上。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/23
12,840
4/18 15:00
-160(%)
時価総額 41,627百万円
アナリティクスコンサルティング事業が柱。データ解析プラットフォーム「ハニカム」を基軸に事業展開。LTVマーケティング事業は新規案件受注が順調。24.4期2Q累計は業績伸長。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/09
7564 東証スタンダード
3,925
4/18 15:00
-15(%)
時価総額 321,249百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。子ども服・靴や女性向け、シューズ、雨具なども展開。需要予測発注システムの稼働店舗を拡大。新規出店や改装店舗の好調もあり、24.3期中間期は増収確保。 記:2023/12/19
7676 東証グロース
886
4/18 14:43
-4(%)
時価総額 3,026百万円
愛知県中心に中古車販売店を展開。SUVや4WDに強み。整備・鈑金、保険代理店、レンタカー等の附帯サービスも。23.9期3Qは2桁増収。附帯サービス関連は売上好調。自動車販売増による顧客拡大等が寄与。 記:2024/01/17