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*15:50JST 日経VI概況：上昇、米景気刺激策への期待感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は11日、前日比+2.66pt（上昇率6.87％）の47.09ptと上昇した。なお、高値は47.09pt、安値は44.52pt。本日の東京市場では、米政権による景気刺激策に関する記者会見にトランプ大統領が出席しなかったと伝わったことで、具体案に乏しいとの印象が強まり、センチメントが後退した。225先物も取引開始直後こそはやや値を上げる場面があったが、その後はマイナスに転じ、じりじりと下げ幅を拡大していった。新型肺炎への不安が根強いなか、政策期待が萎んだことで市場心理は悪化し、日経VIは再び40pt台後半へと上昇した。 【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《YN》