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前場に注目すべき3つのポイント~TSMCの好決算を受けたハイテク主導の相場展開

2020/1/17 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~TSMCの好決算を受けたハイテク主導の相場展開 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:TSMCの好決算を受けたハイテク主導の相場展開 ■前場の注目材料:ホギメディ、3Q営業利益4.6%増、進捗率78.3% ■三井物産、アイルランド国鉄から鉄道受注、41車両・141億円 ■TSMCの好決算を受けたハイテク主導の相場展開 17日の日本株市場は、日経平均の24000円処での底堅い相場展開になりそうだ。16日の米国市場では、NYダウが267ドル高、ナスダックは98ポイント高となった。週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、12月小売売上高が堅調な内容となったことが材料視された。 また、決算シーズンの中、モルガン・スタンレーが予想を上回る決算を発表。その他、台湾積体電路製造(TSMC)の好決算による半導体の需要増の観測などを背景に半導体株が軒並み強い値動きをみせており、市場をけん引した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の24055円。円相場は1ドル110円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行となろう。また、TSMCの好決算を受けて、AMDやクアルコムが2%を超える上昇をみせていることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうである。昨日は薄商いの中、リバーサルの流れが中心だったか、心理的な抵抗として意識されつつあった日経平均の24000円を再び超えてくることにより、ハイテク株中心に買い戻しの流れも意識されよう。 ただし、昨年12月高値を明確に上放れてこれないと、今後本格化してくる決算発表を前に模様眺めムードも高まりやすいところであり、利食いも意識されてくる。高値圏での値動きの鈍さが意識されてくるようだと、短期筋による先物主導での売り仕掛け的な動きにも注意しておく必要もありそうだ。 ハイテク主導の中で、次第にこう着感が強まってくるようだと、個人主体の売買などは、一部の材料株にシフトしやすい。また、足元では決算内容が嫌気されて急落する銘柄も少なくないため、打診的な買いとしても、決算通過が条件になりそうである。積極的な資金流入が期待しづらい需給状況の中であり、短期的な値幅取り狙いが中心になりそうだ。 もっとも、米中貿易協議の第1段階合意文書が署名され、今後の両国の通商協議に楽観的な見方が広がってきている。一時休戦といったところではあろうが、イレギュラー的に下げてくる局面においては、押し目拾いのスタンスといった形での、買いの好機になりそうである。 ■ホギメディ、3Q営業利益4.6%増、進捗率78.3% ホギメディ<3593>は第3四半期決算を発表。営業利益は前年同期比4.6%増の41.04億円だった。通期計画に対する進捗率は78.3%となる。主力の手術用キットの売り上げは3%増の171億円。手術の種類ごとに必要な材料を適切な順番にそろえ、これまで数時間かかっていた準備を30分程度に短縮できる「プレミアムキット」が伸びた。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23933.13、+16.55) ・NYダウは上昇(29297.64、+267.42) ・ナスダック総合指数は上昇(9357.13、+98.44) ・シカゴ日経225先物は上昇(24055、大阪比+115) ・1ドル110円10-20銭 ・SOX指数は上昇(1903.93、+31.77) ・VIX指数は低下(12.32、-0.10) ・米原油先物は上昇(58.52、+0.71) ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・三井物産<8031>アイルランド国鉄から鉄道受注、41車両・141億円 ・トヨタ自<7203>空飛ぶクルマ本格参入、米VBに430億円出資 ・KDDI<9433>上限なしプラン2割値下げ、楽天などに対抗 ・大和ハウス<1925>米国の住宅会社を買収、100億円超 ・NTTデータ<9613>医療情報基盤、国から認定、新薬・難病解明につなぐ ・パナソニック<6752>「ジアイーノ」売上高100億円、保育・介護市場狙う ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・11:00 中・10-12月期GDP(前年比予想:+6.0%、7-9月期:+6.0%) ・11:00 中・12月鉱工業生産(前年比予想:+5.9%、11月:+6.2%) ・11:00 中・12月小売売上高(前年比予想:+7.9%、11月:+8.0%) 《SF》
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1925 東証プライム
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時価総額 3,092,957百万円
賃貸住宅事業、商業施設事業、事業施設事業が柱。戸建住宅事業やマンション事業、環境エネルギー事業等も手掛ける。商業施設事業では大型物件への取り組みを強化。中計では27.3期売上高5兆5000億円目指す。 記:2024/06/13
3593 東証プライム
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時価総額 103,774百万円
医療用不織布製品や滅菌包装材、各種医療用キット製品などの製造・販売を行う。手術用キット製品「プレミアムキット」が重要戦略製品。製品ポートフォリオの見直し図る。中計では27.3期売上高467億円目標。 記:2024/08/13
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時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,664.5
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時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8031 東証プライム
3,305
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+35(%)
時価総額 10,005,514百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9613 東証プライム
2,884.5
11/22 15:30
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時価総額 4,045,511百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10