マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 0:53:00
15,269,564
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~短期筋の買い戻し一巡後は決算見極め

2020/1/9 12:42 FISCO
*12:42JST 後場に注目すべき3つのポイント~短期筋の買い戻し一巡後は決算見極め 9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反発、短期筋の買い戻し一巡後は決算見極め ・ドル・円は上昇一服も、日本株の大幅高で円売り継続 ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は大幅反発、短期筋の買い戻し一巡後は決算見極め 日経平均は大幅反発。473.05円高の23677.81円(出来高概算5億7250万株)で前場の取引を終えた。前日の米国市場では、トランプ大統領が会見でイランとの更なる対立激化を望まない意向を示唆すると、主要3指数は揃って反発となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比370円高の23520円になるなか、為替相場が1ドル=109円台を回復して前日から円安方向に振れたこともあり、本日の日経平均はシカゴ日経225先物清算値を上回ってのスタートとなった。物色としては、年始にかけて売られたハイテク株中心に上げ幅を拡大する銘柄が散見された。 セクターでは、鉱業と石油・石炭製品を除いた31業種が上昇。とりわけ、海運業や電気機器、情報・通信業の上げが目立った。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>が4.9%高になったほか、ソニー<6758>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>、トヨタ自動車<7203>、SUMCO<3436>、富士フイルム<4901>、三菱UFJ<8306>、Zホールディングス<4689>が上昇した。一方で、ウエルシアHD<3141>は第3四半期の好決算を発表したものの、材料出尽くし感が先行して3%安になった。 本日の東京市場は、前述したトランプ大統領会見を受けてイラン情勢の緊張緩和を好感する流れとなった。米国とイランによる全面的な武力衝突といった最悪のリスクシナリオに対する過度な警戒感はひとまず後退しているようだ。 前場では、ソフトバンクGやファーストリテといった指数インパクトの大きい銘柄がけん引役となり、日経平均は寄り付きからじりじりと上げ幅を拡大する展開となった。前日の先物手口では、クレディスイス証券が225・TOPIX両先物を揃って大きく売り越していたこともあり、短期筋とみられる主体が先物主導で断続的な買い戻しを入れる動きが継続しているもよう。これにより、225先物は前日のナイトセッション終値水準の23580円を上抜け、1月6日につけた高値である23660円まで一時上昇する場面があった。 一方で、米国によるイランに対する追加の経済制裁など、中東情勢を巡る不透明感は依然として残っており、次第に売り方の買い戻し一巡の動きも意識されてこよう。また、本日引け後に控えるファーストリテや安川電<6506>の決算を見極めたいとする向きも根強くなる可能性がある。このような状況下、後場にかけての物色としても、需給頼みの上昇を見せる銘柄から、好業績銘柄に対する見直しやテーマ株へと目線をシフトしておきたいところである。 ■ドル・円は上昇一服も、日本株の大幅高で円売り継続 9日午前の東京市場でドル・円は上昇が一服し、109円20銭付近でのもみ合い。ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持しており、引き続き株高を背景としたリスク選好の円売りに振れやすい。ただ、米株式先物の上昇幅は限定的で、ドルの一段の買いを抑制しているもよう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円01銭から109円25銭、ユーロ・円は121円13銭から121円45銭、ユーロ・ドルは1.1103ドルから1.1119ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・日建工学<9767>、カーチスホールディングス<7602>など、10銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・豪・11月貿易収支:+58.00億豪ドル(予想:+41.00億豪ドル、10月:+45.02億豪ドル) ・中・12月消費者物価指数:前年比+4.5%(予想:+4.7%、11月:+4.5%) ・中・12月生産者物価指数:-前年比-0.5%(予想:-0.4%、11月:-1.4%) <国内> 特になし <海外> ・16:00 独・11月鉱工業生産(前月比予想:+0.8%、10月:-1.7%) ・16:00 独・11月貿易収支(予想:+213億ユーロ、10月:+213億ユーロ) 《HH》
関連銘柄 15件
1,877.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 393,738百万円
ドラッグストアチェーン最大手。調剤薬局併設、24時間営業のウエルシア薬局を全国展開。イオン傘下。グループ店舗数は2800店舗超。からだ・くらしWelciaは売上増加傾向。PB物販売上構成比の引き上げ図る。 記:2024/10/20
3436 東証プライム
1,253
11/22 15:30
+4.5(%)
時価総額 438,769百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4689 東証プライム
415
11/22 15:30
-3.4(%)
時価総額 2,967,084百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
3,265
11/22 15:30
+43(%)
時価総額 4,061,258百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6506 東証プライム
4,157
11/22 15:30
-70(%)
時価総額 1,108,630百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7602 東証スタンダード
153
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 3,688百万円
中古車買取・販売店「カーチス」を全国展開。車検・修理等の整備事業、自動車保険中心の保険事業、BtoB中古車輸出事業なども手掛ける。保証、メンテナンスパッケージなどを強化。アフターサービスの充実化図る。 記:2024/08/22
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,825
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9767 東証スタンダード
1,301
11/22 13:26
+1(%)
時価総額 2,422百万円
コンクリート二次製品メーカー。消波ブロック、護岸ブロック、自然石工法、土木シートなどを展開。公共工事関連の事業が主。護岸ブロック、土木シート製品などは横ばい。型枠貸与事業は堅調。買収防衛策は継続。 記:2024/08/28
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17