マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 2:13:08
15,143,262
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:年末年始に向けて「中小型株相場」へ、IPOラッシュは終盤に

2019/12/21 15:26 FISCO
*15:26JST 新興市場見通し:年末年始に向けて「中小型株相場」へ、IPOラッシュは終盤に 先週の新興市場では、日経ジャスダック平均が11週連続で上昇する一方、マザーズ指数が3週連続で下落した。12月のIPOラッシュがピークを迎え、日経平均の上げ一服感もあって、個人投資家のIPO銘柄物色は極めて活発だった。12月20日にはマザーズ売買代金が1711億円まで増加。しかし、IPO銘柄はマザーズ指数への組み入れ前で直接的な影響がなく、サンバイオ<4592>の急落などが指数を押し下げた。ジャスダックではワークマン<7564>の強い値動きが続いた。なお、週間の騰落率は、日経平均が-0.9%であったのに対して、マザーズ指数は-1.5%、日経ジャスダック平均は+0.6%だった。 個別では、前述のサンバイオが週間で39.8%安となり、マザーズ下落率トップだった。大日本住友製薬<4506>と再生細胞薬の共同開発及びライセンス契約を解消すると発表し、連日でストップ安を付けた。そーせいグループ<4565>が同1.8%安となるなど、他のバイオ関連株も軟調だった。前の週に上場したALiNKインターネット<7077>は利益確定売り優勢で、業績予想を下方修正したダブルエー<7683>は下落率2位にランクインした。反面、メルカリ<4385>が同5.1%高、ラクス<3923>が同10.4%高と堅調。前の週に上場したマクアケ<4479>は上値追いの展開となり、アズーム<3496>などが上昇率上位に顔を出した。ジャスダック主力ではワークマンが同5.3%高、セリア<2782>が同4.7%高と堅調。ワークマンは初めて1万円の大台に乗せた。売買代金上位ではデ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>などが大きく上昇し、ダイヤ通商<7462>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。反面、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同2.1%安と軟調で、日本一ソフトウェア<3851>や大塚家具<8186>が下落率上位に顔を出した。IPOでは12社が新規上場し、注目のフリー<4478>を中心に初値好調が相次いだほか、その後も大いに賑わった。 今週の新興市場では、年末年始に向けて個人投資家主体の中小型株相場となりそうだ。日経平均の上値の重さから、個人投資家の物色は中小型株に向かいやすいだろう。12月のIPOラッシュは終盤に入るが、年明け後しばらくはIPO空白期間となるため、引き続きIPO銘柄物色が活発となることが見込まれる。また、フリーなど比較的大型のIPOを通過し、このところ株価調整していたマザーズ銘柄も資金還流によるリバウンドが期待される。 直近の上場銘柄ではマクアケやJTOWER<4485>で今後の業績成長を予想する証券会社レポートが見られ、フリーも各種メディアで特集され成長期待が高まっている。既存の銘柄ではラクスの買い戻し継続などに期待。なお、今週は12月26日に出前館<2484>、オプトエレクトロニクス<6664>、27日にソーバル<2186>、日本プロセス<9651>などが決算発表を予定している。出前館は「中食」拡大の恩恵が期待されるものの、今期も先行投資がかさむ見通し。 IPO関連では、5社が新規上場を予定している。東証2部上場で酒類販売のカクヤス<7686>は、東京を中心に知名度が比較的高いが、公開規模がやや大きい。AI(人工知能)を活用したOCR(光学式文字読み取り)サービスを提供するAIinside<4488>などは初値期待が高まっているようだ。2019年最後のIPOは12月26日上場のスポーツフィールド<7080>で、「掉尾の一振」への期待が高まりそうだ。 《FA》
関連銘柄 25件
2186 東証スタンダード
904
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 7,383百万円
アプリケーション開発、WEB・クラウド開発、組込み開発等を行うエンジニアリング事業を展開。ワンストップサービスが強み。ソニーグループなどが主要取引先。WEB・アプリケーション分野などでは内製化推進。 記:2024/10/22
2484 東証スタンダード
246
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 32,576百万円
国内最大級のフードデリバリーサービス「出前館」を手掛ける。対応エリアの広さ、認知度の高さが強み。アクティブユーザー数は540万人超。加盟店舗数は10万店舗超。配達原価の適正化、リテール事業の拡大図る。 記:2024/10/26
2782 東証スタンダード
2,744
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 208,105百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。店舗数は2000店舗超。客数堅調。商品は100円均一を維持。関東の出店増やす。人件費増が重し。 記:2024/10/11
3496 東証グロース
7,890
11/22 15:30
+160(%)
時価総額 47,553百万円
月極駐車場サブリースサービスなどの遊休資産活用事業が主力。CGグラフィックデータの制作・販売等を行うビジュアライゼーション事業も。サブリース台数は2.4万台超。月極駐車場以外の収益基盤創出などに取り組む。 記:2024/10/13
3851 東証スタンダード
889
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 4,579百万円
家庭用ゲームソフトの企画・開発、スマホ向けコンテンツの制作等を行う。岐阜県各務原市に本社。代表作に「魔界戦記ディスガイア」など。学生寮・その他事業も展開。過去IPの有効活用、新規IPの開発などに注力。 記:2024/08/05
3923 東証プライム
2,043
11/22 15:30
+79(%)
時価総額 370,224百万円
経費精算システム「楽楽精算」が主力。電子請求書発行システム「楽楽明細」やクラウド型販売管理システム「楽楽販売」などのほか、IT人材事業も展開。楽楽精算は累計導入社数が1.7万社超。成長投資を継続。 記:2024/08/23
4385 東証プライム
2,097.5
11/22 15:30
+29.5(%)
時価総額 344,051百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4478 東証グロース
2,589
11/22 15:30
-92(%)
時価総額 151,741百万円
中小企業向けに統合型クラウド会計ソフト、人事労務ソフトの提供等を行う。クラウド会計ソフトで国内トップシェア。有料課金ユーザー企業数は53万件超。サブスク売上比率が高い。金融サービスの拡大等を図る。 記:2024/10/24
4479 東証グロース
491
11/22 15:24
-9(%)
時価総額 6,249百万円
応援購入型クラウドファンディングサイト「Makuake」を運営。製品プロデュース支援事業等も。会員数は275万人超。池田泉州HDの法人向けデジタルバンク事業に参画。1プロジェクト当たりの単価向上を図る。 記:2024/06/15
4485 東証グロース
3,595
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 92,474百万円
通信インフラシェアリング事業を展開。屋内インフラシェアリング、屋外タワーシェアリング、ローカル5Gサービス等を手掛ける。国内IBS事業などの拡大図る。米投資会社がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/10/11
4488 東証グロース
3,380
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 13,520百万円
AIを活用したクラウド型の手書き文字認識ツールを開発・販売。AI-OCRサービス「DX Suite」を企業へ提供。OEM提供も。生成AIによる機能強化を実施。リカーリング型モデルは売上拡大。 記:2024/06/09
4506 東証プライム
609
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 242,321百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
4565 東証プライム
1,132
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 101,770百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
98
11/22 15:30
-6(%)
時価総額 3,722百万円
眼科領域に注力するバイオベンチャー。プロテインキナーゼ阻害剤中心に新薬候補化合物の創出を行う。基礎研究から臨床開発に経営資源集中。パイプラインの拡充図る。眼科手術補助剤「DW-1002」は販売順調。 記:2024/06/18
4592 東証グロース
965
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 66,227百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う。中枢神経系疾患が主な対象。細胞治療薬「SB623」が主要開発品。ヒト体性幹細胞加工製品「アクーゴ脳内移植用注」は日本における条件及び期限付き製造販売承認を取得。 記:2024/10/11
1,882
11/22 15:30
-102(%)
時価総額 181,265百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6664 東証スタンダード
247
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 1,625百万円
自動認識装置メーカー。国内唯一、バーコード読み取りハネウェルの核となるモジュールエンジンを製造。レーザモジュールで国内トップシェア。海外が約半数。定置式スキャナ製品等が堅調。米特許訴訟は費用継続。 記:2024/11/02
1,002
11/22 15:30
-13(%)
時価総額 2,141百万円
日本気象協会と天気予報専門メディア「tenki.jp」を共同運営。ダイナミックプライシング事業、太陽光コンサルティング事業も手掛ける。無借金経営。「tenki.jp登山天気」はDL数が順調に伸びる。 記:2024/07/04
7080 東証グロース
554
11/22 15:30
+22(%)
時価総額 4,087百万円
体育会・スポーツ学生向け就職支援サイト「スポナビ」を運営。新卒者向けイベント事業が主力。新卒者、既卒者向け人財紹介事業なども手掛ける。ユニーク紹介学生数及び紹介企業数は増加傾向。スポチャレは成長。 記:2024/07/04
7462 東証スタンダード
317
11/22 12:30
-7(%)
時価総額 1,303百万円
関東近郊でガソリンスタンドを経営。ENEOS特約店。石油製品卸売事業、サイクルショップ「コギー」の運営、不動産事業等も手掛ける。石油卸部門は新規顧客開拓を継続。油外製品販売、新規商材販売などに注力。 記:2024/10/21
7564 東証スタンダード
3,810
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 311,837百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
7683 東証プライム
1,329
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 25,343百万円
婦人靴の企画・販売等を行う。駅ビルや大型SCに出店。「ORiental TRaffic」や「ORTR」等のブランドを展開。「卑弥呼」を傘下に持つ。グループ店舗数は230店舗超。オンライン販売の拡大に注力。 記:2024/08/06
7686 東証スタンダード
478
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 13,860百万円
酒類量販チェーン「なんでも酒やカクヤス」などを運営するカクヤスが中核の持株会社。飲食店向け売上構成比率が高い。配達サービスなどに強み。PB商材の提案強化などにより、個人飲食店を中心に販売拡大を図る。 記:2024/07/28
8186 JQスタンダード
276
8/27 15:00
+1(%)
時価総額 16,106百万円
家具専門店大手。中高級品・輸入家具に強み。22.4期はコロナ影響で苦戦。だがコスト削減などが効き採算上向く。継続前提に重要事象。親会社のヤマダHDが株式交換により完全子会社予定。8月30日付で上場廃止に。 記:2021/08/15
9651 東証スタンダード
1,344
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 14,307百万円
独立系システム開発会社。制御・組込システム開発が主力。通信、交通、流通、金融向けのシステムに強み。日立グループなどが主要顧客。27.5期売上高120億円以上目標。新規設計案件、大規模案件の受注増図る。 記:2024/10/24