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個人投資家・有限亭玉介:今動いている株と「これから?」と見る株【FISCOソーシャルレポーター】

2019/11/16 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:今動いている株と「これから?」と見る株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2019年11月13日11時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 この度は『今動いている株と「これから?」と見る株』というテーマで寄稿させて頂きますよ。 さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。 まずご紹介致しますのはケイブ<3760>です。スマートフォン用ゲームアプリを展開する同社ですが、10月10日発表の20.5期1Q決算では経常損失が△0.73億円と赤字着地。しかし不採算事業のサービス終了により前年同期に比べ赤字幅は縮小させており、その後は上昇トレンドに入っております。 著名ゲームクリエイターである岡本吉起氏や、芸能プロダクションAKS社長の吉成夏子氏、そして著名投資家である五味大輔氏なども大株主に名を連ねており、その上で今後は新子会社設立を機に動画配信を主体とするマルチチャンネルネットワーク(MCN)ビジネスに注力していく方針との事です。彼らの強みであるアイドルやゲームファン向けの新サービスなどの展開に思惑は尽きませんな。 2つ目の銘柄は「AbemaTV」を運営するサイバーエージェント<4751>です。10月30日に発表された19.9期決算では特別損失が響き、最終利益は前期比65.1%減の16.94億円と大幅に落ち込み、翌日大きく売り込まれました。 あたくしはその折に自身のブログで同社をご紹介致しました。19.9期業績をよく見ると投資育成事業は好調で、経常利益は前期比6.8%増の304.93億円と僅かに伸長しております。決算前である10月2日にみずほ証券は同社の格付けを「買い」で据え置き、目標株価を4,500円から5,000円に引き上げていますが、決算後もその格付けを変更してはいないようです。今後も「AbemaTV」のマネタイズを強化しつつも、更なる投資を行い長期的に育てていく方針との事です。うまく下値で拾っていきたいと見ている銘柄です。 3つ目の銘柄は人気YouTuberのマネジメントを手掛けるUUUM<3990>です。動画広告市場の拡大を背景に、10月11日に発表された同社の20.5期1Q決算も堅調な業績でした。株価はそれまでの下落トレンドから反発には至らなかったものの、同月16日、岩井コスモ証券は同社の格付けを「A」で据え置き、目標株価を5,500円から5,700円へ引き上げております。 チャート(週足)は13週線を上抜き、業績も好調。TVタレントを凌ぐ勢いのあるYouTuberの影響力を見ると、市場の注目度は依然として高く、高値圏を維持している事からも、手頃な株価で手に入れる為に株式分割してほしい…なんて願ってしまいますなぁ。 4つ目の銘柄はフライトHD<3753>です。モバイル型の電子決済端末やアプリを提供しており、システム開発保守も手掛けております。8月22日には各地の商店街連合会などの決済代行事業を行っているJASPASと資本提携を発表しています。政府主導のキャッシュレス決済推進の潮流もあり、同社のマルチ決済装置「Incredist」の普及に努める方針との事で、注目される同テーマへの思惑もありますな。 11月1日には業績予想の上方修正を発表し、20.3期経常利益を3.90億円から5.00億円へ引き上げています。これを受け株価は窓を開けて反発しております。現在まで上値は重いものの、今後もキャッシュレス決済を導入する企業や小売店は増加傾向である事を背景に業績期待もあると思われます。 5つ目の銘柄はテクノホライゾンHD<6629>です。QRコード、キャッシュレス関連として、これまで当記事で何度かご紹介致しましたが、10月31日発表の20.3期上期決算では、経常利益が前年同期比2.5倍の7.53億円と好調。光学事業に注目すると、事業譲受したICT関連で注目される電子黒板事業が大躍進しており、ドライブレコーダーの需要拡大も後押した結果、2Q単独では光学事業における営業利益が前年同期比8.2倍の5.64億円となりました。 チャート(日足)は決算後、窓を大きく開け急騰しており、その後も年初来高値を更新し続けています。自動運転のテーマ性も持つ同社は、まだまだ幅広い分野で活躍が期待されますな。 最後の銘柄は藤倉コンポジット<5121>です。ゴム引布加工品などを主力とする同社ですが、リチウムイオン電池関連銘柄への物色が盛況の中で、非常用マグネシウム空気電池「WattSatt(ワットサット)」を手掛けている事もあり、次世代電池としての思惑買いが集まった模様で直近でも急上昇しておりましたな。 現在株価は調整中の模様ではありますが、割安水準でもある同社株を下値で買いたい向きもあるのではないでしょうか。2018年より長期で下落トレンドでしたが、先の急騰では反発機運が高まっている事は伺える為、11月14日予定の決算発表通過後にどのように動くかと、監視を強めております。 と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《SF》
関連銘柄 6件
3753 東証スタンダード
294
4/25 15:00
-4(%)
時価総額 2,780百万円
システムコンサルから開発・保守までを一貫展開。物流、金融向けに強み。電子決済ソリューション等も。決済ソリューション事業は好調。無人自動精算機向けマルチ決済端末の大型納品等が寄与。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/03/31
3760 東証スタンダード
1,521
4/25 15:00
-33(%)
時価総額 9,018百万円
モバイルオンラインゲームを開発・運営。シューティングゲームに強み。ライブ配信サービスも。24.5期上期は前期買収会社が好調。一過性の株式報酬費用も解消して黒字に。下期は11月リリースの新作などが貢献予定。 記:2024/02/07
3990 東証グロース
386
4/25 15:00
-8(%)
時価総額 7,690百万円
国内最大のユーチューバー事務所を運営。23年9月にフリークアウトHDの傘下に。24.9期は決算期変更に伴う16カ月変則決算。2Q累計は動画視聴数に応じて受け取る広告収入が振るわず。通期では黒字復帰を計画。 記:2024/02/07
4751 東証プライム
976.5
4/25 15:00
-58.5(%)
時価総額 494,035百万円
インターネット広告最大手。「アメブロ」などメディア事業やスマホ向けゲームで成長。インターネットTV「ABEMA」に注力。ゲームは継続的に新規タイトルをリリース予定。主力事業好調で、1Qは営業黒字転換。 記:2024/03/29
5121 東証プライム
1,433
4/25 15:00
-17(%)
時価総額 33,598百万円
ゴム資材メーカー。産業用資材とゴム引布の大手メーカー。ゴルフシャフトやアウトドアスポーツ用品も手掛ける。今期3Q累計は引布加工品が堅調も、住宅設備関連や制御機器等の産業用資材、スポーツ用品が足踏み。 記:2024/04/16
6629 東証スタンダード
472
4/25 15:00
-14(%)
時価総額 9,942百万円
電子黒板や書画カメラを開発・販売。車載機器やFA関連機器も手掛ける。映像&IT事業は損益改善。電子黒板は販売伸び悩むが、シンガポール子会社の販売が堅調。販管費は減少。24.3期3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/26