マーケット
3/28 15:15
40,168.07
-594.66
39,760.08
+477.75
暗号資産
FISCO BTC Index
3/29 4:50:16
10,720,672
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

リバランス中心ながらも引き続き底堅さが期待されるところ【クロージング】

2019/8/20 15:55 FISCO
*15:55JST リバランス中心ながらも引き続き底堅さが期待されるところ【クロージング】 20日の日経平均は続伸。114.06円高の20677.22円(出来高概算9億2000万株)で取引を終えた。19日の米国市場は、ロス商務長官が中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)に対する制裁措置の一部猶予の期間をさらに90日間延長すると明らかにしたことが材料視され、ハイテク株主導で上昇。日本株市場もこの流れを受けてハイテク主導で買いが先行する格好となり、日経平均は20600円を回復して始まった。その後はこう着感の強い流れが続いていたが、寄り付き水準を上回っての推移が続いており、大引け間際には20684.06円まで上げ幅を広げていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1700を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは不動産、金属製品、サービス、海運、倉庫運輸、電気機器、化学、機械が堅調。半面、電力ガス、空運の2セクターが小幅ながら下げている。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、花王<4452>、資生堂<4911>、ファナック<6954>が堅調。一方で、ユニファミマ<8028>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>が重石となった。 売買代金は連日で1.5兆円程度と薄商いではあるが、日経平均は連日で5日線を上回っての推移となり、7月下旬以来となる。また、これまではリバウンド局面でのギャップスタート後のこう着から、リバウンド局面では陰線形成が続いていた。本日は小幅ながらも断続的な買いが終日続いての陽線形成であり、参加者は限られているとは言え、センチメントを明るくさせる。 ファーウェイ問題など神経質にさせる要因は根強いが、今週はカンザスシティ連銀主催による定例の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)のほか、先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)等を控えており、市場の関心は金融政策へ集まりやすい。米追加利下げへの思惑から足元では催促相場的に下げていたこともあり、イベントを前にいったんは足元で傾いているポジションをニュートラルにする格好でのカバーが意識されやすいと考えられる。 米追加利下げの可能性が高いとは言え、目先的には為替の円高修正も意識されやすく、引き続き底堅さが期待されるところであろう。もっとも、買いの主体が見えない状況でもあり、物色についてはリバランス中心のほか、材料株についても日替わり的になりやすい。 《CN》
関連銘柄 7件
4452 東証プライム
5,656
3/28 15:00
-56(%)
時価総額 2,686,600百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4911 東証プライム
4,130
3/28 15:00
+32(%)
時価総額 1,652,000百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6954 東証プライム
4,220
3/28 15:00
-17(%)
時価総額 4,260,288百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。24.3期2Qはロボット部門が増収。欧米はEV関連向け、一般産業向けともに堅調。 記:2023/12/11
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
39,260
3/28 15:00
-250(%)
時価総額 18,516,312百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
46,710
3/28 15:00
-220(%)
時価総額 14,864,103百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,962
3/28 15:00
-87(%)
時価総額 15,441,114百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10