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注目銘柄ダイジェスト(前場):ユーラシア、ソニー、アンリツなど

2019/7/31 11:55 FISCO
*11:55JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ユーラシア、ソニー、アンリツなど 三井住友<8316>:3811円(-33円) 反落。前日に第1四半期の決算を発表している。純利益は2157億円で前年同期比5.0%減益、通期計画に対する進捗率は31%と順調な滑り出しになっている。本業利益も健闘するなど比較的ポジティブな見方も多いようだ。ただ、本日のFOMCにおいて約10年半ぶりの利下げ実施が見込まれるなどから、米長期金利は低下基調を辿っており、事業環境の厳しさを反映して、株価へのプラス反応は限定的にとどまる。 大東建<1878>:13965円(-295円) 大幅続落。前日の前引け後に第1四半期決算を発表、営業利益は279億円で前年同期比19.9%減益、先の観測報道数値である290億円程度も下回った。主力の建設事業の減収や利益率低下が響いている。野村證券では、減益決算は想定線であるが、受注高が同20%減になっていることは要注意としている。今後も低調な受注が続くようだと21年3月期の業績下振れにつながると指摘している。 アンリツ<6754>:2021円(+78円) 急反発。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は27億円で前年同期比65.3%の大幅増益、24億円程度であった市場予想も上回る着地に。今期の2ケタ減益見通しを受けて株価は急落した経緯も、第1四半期大幅増益を受けて、保守的な計画には上振れ余地が大きいとの見方にもつながる。注目される計測事業は営業利益、受注ともに好調を持続、期待感の高い5G関連分野の拡大が想定される形になっている。 任天堂<7974>:39230円(-1360円) 大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は274億円で前年同期比10.2%減益、370億円程度の市場予想を大幅に下回り、予想外の減益決算となっている。「Nintendo Switch」はハード、ソフトとも好調に推移したが、「ニンテンドークラシックミニ」の反動減、自社ソフト売上高比率低下、対ユーロでの円高などが背景に。今後の期待イベントは残るが、会社計画を大きく上回っていた通期コンセンサスは切り下がる方向に。 ツクルバ<2978>:2089円 - 公開価格(2050円)と同水準の2050円で初値を付けた。設立年月日は11年8月22日。事業内容はITを活用したリノベーション・中古住宅流通プラットフォーム「cowcamo」運営事業や「働く場」をサブスクリプション型のサービスとして提供するシェアードワークプレイス事業。19年7月期の営業損益予想は0.05億円の黒字(前期実績は4.85億円の赤字)。会員数の増加などで黒字に転換すると見込む。第3四半期累計実績は0.11億円の黒字。 ソニー<6758>:6166円(+307円) 急反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2309億円で前年同期比18.4%増益となり、1700-1800億円レベルの市場予想を大幅に上回った。減収となった中での2ケタ増益確保にはポジティブなサプライズも先行へ。ファーウェイ問題への懸念もあったなか、イメージング&センシングソリューションが大幅増益で増益のけん引役に。また、前年の高いハードルにもかかわらず、ゲーム&ネットワークサービスも想定以上に底堅かった。 ユーラシア<9376>:546円(+31円) 急騰。19年9月期の営業利益を従来予想の0.80億円から1.40億円(前期実績0.01億円)に上方修正している。10連休となった今年のゴールデンウイークを受けて旅行需要が喚起され、同社にも特需効果が見られたため。株価が3月5日に付けた年初来高値(602円)に迫っていることも先高期待につながり、買いを後押しする要因になっているようだ。 メルカリ<4385>:2942円(+24円) 大幅に続伸。日本製鉄<5401>から鹿島アントラーズ運営会社の発行済株式61.6%を取得する株式譲渡契約を締結したと発表している。取得株数は1万9335株で、取得価額は概算で15.97億円。鹿島アントラーズはJリーグに所属するサッカークラブで、国内3大タイトルで最多の優勝回数を誇る。鹿島アントラーズのブランド力でメルカリのブランド価値の向上を図る。 《ST》
関連銘柄 9件
1878 東証プライム
17,220
3/28 15:00
-765(%)
時価総額 1,186,785百万円
土地所有者に賃貸住宅を提案。企画から建築、仲介、管理までを一貫展開。一括借上の賃貸経営受託に強み。24.3期3Q累計は一括借上の入居率が低下。だが建設工事の完工・受注が増えて増収増益に。配当性向5割目安。 記:2024/02/08
2978 東証グロース
899
3/28 15:00
-1(%)
時価総額 10,297百万円
中古やリノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo」の運営等を手掛ける。不動産企画デザイン事業は事業譲渡完了。カウカモ事業は買主サイド中心に事業拡大。24.7期1Qは大幅増収、黒字転換。 記:2023/12/25
4385 東証プライム
1,928.5
3/28 15:00
-27(%)
時価総額 310,240百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
5401 東証プライム
3,629
3/28 15:00
-135(%)
時価総額 3,448,715百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6754 東証プライム
1,222
3/28 15:00
-31.5(%)
時価総額 166,028百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
6758 東証プライム
12,930
3/28 15:00
-275(%)
時価総額 16,305,790百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7974 東証プライム
8,259
3/28 15:00
-151(%)
時価総額 10,725,881百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8,832
3/28 15:00
-229(%)
時価総額 12,141,271百万円
3大金融グループ会社の一角。三井住友銀行を中核に、銀行業務やリース、証券等の金融サービスを提供。三井住友銀行は貸金収益、手数料収益が伸びる。SMBC日興証券は業績回復。24.3期2Q累計は大幅増収。 記:2024/01/13
9376 東証スタンダード
522
3/28 15:00
+2(%)
時価総額 1,926百万円
旅行会社。シニア層を主力に、オリジナルツアーの「ユーラシアの旅」等を企画、販売する。国内ツアーや個人自由旅行も扱う。今期1Qは2倍超の増収と伸長、利益は改善傾向となった。広告宣伝や採用を積極化した。 記:2024/02/01