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注目銘柄ダイジェスト(前場):エリアリンク、オリックス、日特殊陶など

2019/7/30 11:40 FISCO
*11:40JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):エリアリンク、オリックス、日特殊陶など 日特殊陶<5334>:2135円(+173円) 急反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は155億円で前年同期比18.8%減益、会社計画線に沿った数値とはされており、未実現利益の計上も押し上げ要因となったが、市場予想は20億円程度上振れている。プラグやセンサなど、自動車関連事業の収益が想定を上回る形に。販管費の抑制なども寄与したとみられる。関連セクター内では、対コンセンサス比での相対的な堅調さが目立つ状況にも。 オリックス<8591>:1582.5円(-79.5円) 大幅続落。前日に第1四半期決算を発表している。税引前利益は989億円で前年同期比10.9%減益、不動産など売却益の減少が響いたが、売却益を除くセグメント利益もほぼ横ばいにとどまっているもよう。通期の市場予想は2割程度の増益であったが、コンセンサスの切り下がりが想定される展開に。また、上半期決算発表時には中計の見直しの可能性なども示唆しているようだ。 コマツ<6301>:2455円(+14.5円) 反発。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は748億円で前年同期比22.2%減益、市場予想は100億円程度下回ったが、会社計画に対してはインラインの着地となったもよう。中国やインドネシアなど好採算地域の売上伸び悩みが減益決算の主因に。ただ、日立建機<6305>も弱い決算を発表しており、業績下振れへの警戒感は強まっていたとみられる。高い配当利回り水準も下支えに、目先のあく抜け感が先行する展開に。 日立<6501>:3960円(+130円) 大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、調整後営業利益は1244億円で前年同期比16.0%減益、市場予想は100億円程度下回ったが、会社計画線での着地となっているもよう。上場子会社群の業績悪化が減益決算の主因だが、注力する本体の5セグメントはIT中心にそれぞれ堅調に推移している。同5セグメントは受注も堅調推移であり、決算をポジティブに捉える動きが先行しいている。 ファナック<6954>:19910円(+645円) 大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は286億円で前年同期比47.5%減益となったが、市場予想は40億円程度上回っている。厳しい事業環境は認識されており、想定比上振れ着地を受けて安心感が先行する形のようだ。通期予想は757億円から713億円に下方修正しているものの、保守的過ぎるとの見方が優勢になっている。なお、受注高は1337億円で前四半期比5%減、北米ロボット受注が寄与する格好で底堅いものに。 YKT<2693>:348円(+8円) 大幅に反発。19年12月期第2四半期累計(19年1-6月)の営業利益を従来予想の2.50億円から3.13億円(前年同期実績1.83億円)に上方修正している。国内で工具研削盤等の工作機械の輸入販売が堅調に推移し、利益を押し上げる見込み。通期予想(前期比4.5%増の4.70億円)は、米中貿易摩擦の影響で企業の設備投資需要が減少していることなどを考慮し、据え置いた。 カイオム<4583>:214円(+2円) 3日ぶり反発。キリンホールディングス<2503>傘下の協和キリン(東京都千代田区)と新規抗体作製及び抗原・タンパク質調製等に関わる委受託基本契約を締結したと発表している。カイオム・バイオサイエンスの技術プラットフォームを用いたモノクローナル抗体の作製業務及び抗体、抗原等の組み換えタンパク質の調製業務を提供する。バイオ関連銘柄を選好する流れも買いを後押ししているようだ。 エリアリンク<8914>:1141円(+103円) 急騰。19年12月期第2四半期累計(19年1-6月)の営業利益を前年同期比76.3%増の26.34億円と発表している。不動産運用サービス事業でストレージの流動化が収益増加に貢献した。また、不動産再生・流動化サービス事業で大型案件の売却が前倒しで決済されたことも利益を押し上げた。通期予想は前期比0.6%増の28.00億円で据え置いた。進捗率は94.1%に達しており、上方修正への期待が広がっている。 《ST》
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2503 東証プライム
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時価総額 1,941,793百万円
国内ビール2強の一角であるキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンを傘下に収める持株会社。ビールは「一番搾りブランド」が主力。医薬事業、ヘルスサイエンス事業等も展開。ファンケルへのTOBは成立。 記:2024/10/05
2693 東証スタンダード
217
11/22 15:30
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時価総額 2,584百万円
電子部品実装機や工作機械、光電子装置を扱う専門商社。1924年創業。パナソニックや欧州企業からの仕入が多い。電子機器販売部門は販売組織再編で国内販売を強化。工作機械販売部門はメーカーとの協力体制強化図る。 記:2024/06/25
180
11/22 15:30
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時価総額 9,475百万円
独自の抗体作製技術を用いた医薬品を開発中の創薬ベンチャー。抗体創薬技術の供与も。武田薬品と業務委託基本契約を締結。創薬支援事業は売上増。既存顧客との安定取引の継続。がん治療向け抗体の導出で契約一時金獲得へ。 記:2024/06/10
5334 東証プライム
4,823
11/22 15:30
-34(%)
時価総額 960,973百万円
自動車関連事業が主力。スパークプラグ、排気ガス浄化システム用酸素センサで世界トップシェア。半導体製造装置部品、酸素濃縮装置等も。自動車関連分野は高付加価値製品の拡販図る。30.3期売上7500億円目標。 記:2024/06/03
6301 東証プライム
4,116
11/22 15:30
+67(%)
時価総額 4,008,206百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6305 東証プライム
3,377
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 726,443百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。製品力、グローバルネットワークなどが強み。米州事業は拡大続く。海外レンタル事業の拡大等に注力。 記:2024/10/20
6501 東証プライム
3,821
11/22 15:30
+71(%)
時価総額 17,716,330百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8591 東証プライム
3,303
11/22 15:30
-11(%)
時価総額 4,013,016百万円
大手金融サービス。自動車やICT関連機器等のリース・レンタル、不動産開発・賃貸管理、企業投資、環境エネルギー、生命保険、銀行など多角的に事業展開。輸送機器、不動産運営、コンセッションは回復傾向続く。 記:2024/07/07
8914 東証スタンダード
2,066
11/22 15:30
+133(%)
時価総額 53,472百万円
トランクルーム「ハローストレージ」の運用等を行うストレージ事業が主力。土地権利整備事業、アセット事業等も展開。ハローストレージの稼働率は高水準維持。総室数は10万室超。値引き率の抑制等に取り組む。 記:2024/10/07