マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 23:38:44
15,286,812
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~ETF売り観測やFRB議長証言待ちで模様眺め

2019/7/9 12:45 FISCO
*12:45JST 後場に注目すべき3つのポイント~ETF売り観測やFRB議長証言待ちで模様眺め 9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、ETF売り観測やFRB議長証言待ちで模様眺め ・ドル・円は小じっかり、日本株高受けた円売りで109円視野 ・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はユニファミマ<8028> ■日経平均は反発、ETF売り観測やFRB議長証言待ちで模様眺め 日経平均は反発。49.08円高の21583.43円(出来高概算4億7000万株)で前場の取引を終えている。 週明け8日の米株式市場でNYダウは115ドル安と続落。5日に発表された6月雇用統計が堅調な内容だったことを受け、利下げ期待の後退による売りが続いた。アップルやボーイングが個別の材料で売られたこともNYダウを押し下げた。一方で円相場が1ドル=108円台後半と弱含みで推移しており、本日の日経平均は円安を好感した買いが先行して63円高からスタート。朝方には21687.29円(152.94円高)まで上昇する場面があった。ただ、一段と上値を追う動きは乏しく、買いが一巡すると伸び悩んだ。東証1部の値上がり銘柄は全体の4割強、対して値下がり銘柄は5割強となっている。 個別では、日経平均寄与度の大きいファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>が堅調。米利下げ期待の後退と円安で、メガバンク株の一角やトヨタ自<7203>は小じっかり。ウエルシアHD<3141>は前週末に発表した決算を好感した買いが続いており、ユニファミマ<8028>といった小売株の一角も上げが目立つ。また、システムソフト<7527>がストップ高を付けたほか、曙ブレーキ<7238>やジェイ・エス・ビー<3480>も東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、東エレク<8035>、村田製<6981>、太陽誘電<6976>といった半導体、電子部品関連株の軟調ぶりが目立つ。スマートフォン「iPhone」の新モデルの販売が低迷しているとの観測から米アップル株が下落した流れを引き継いだ。任天堂<7974>、ソニー<6758>、ZOZO<3092>は小安い。また、富士興産<5009>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、石油・石炭製品、水産・農林業、証券などが上昇率上位。反面、海運業、繊維製品、鉄鋼などが下落率上位だった。 前日に200円超下落した日経平均だが、本日は円相場の弱含みを受けて先物の買い主導で反発した格好だ。個別では日経平均寄与度の大きい値がさ株が堅調。しかし、東証1部銘柄の半数以上が下落しており、市場のムードに明るさは見られない。8日に続き10日にも上場投資信託(ETF)の分配金捻出を目的とした売りが見込まれており、積極的な押し目買いは手掛けづらい。また、10日に予定される米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言の内容を見極めたいとの思惑も強いようだ。国内企業の決算では11日発表の安川電<6506>やファーストリテなどが注目されている。前場の東証1部売買代金は7700億円ほどにとどまっており、投資家の手控えムードが窺える。 米6月雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比22万4000人増と予想(16万人程度の増加)を大きく上回った。FRBによる早期大幅利下げへの期待が後退する一方、いまだに7月の利下げがほぼ確実視されるなかで、パウエル氏の議会証言が注目を集めている。ETFの売り観測も相まって、目先は模様眺めムードの強い相場展開が続きそうだ。 ■ドル・円は小じっかり、日本株高受けた円売りで109円視野 9日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日本株高を受けた円売りを背景にドルは上昇方向に振れ、節目の109円が視野に入った。 ドル・円は、108円60銭台で寄り付いた後、米大幅利下げ観測の後退によるドル買いが先行。米長期金利の失速で足元の高値メドとして意識された108円80銭付近で伸び悩んだが、もみ合い後は同水準を上抜けた。 ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を縮小しているものの、欧米株式先物の下げは限定的で目先反転への期待感から円買いは抑制。ただ、米10年債利回りの先安観は払しょくされず、ドルの上昇ペースは緩慢となろう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円68銭から108円89銭、ユーロ・円は121円89銭から122円12銭、ユーロ・ドルは1.1213ドルから1.1218ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・フェニックスバイオ<6190>やシステムソフト<7527>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はユニファミマ<8028> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・5月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比-0.3%(予想:-0.6%、4月:-0.2%←-0.3%) ・日・6月マネーストックM3:前年比+2.0%(予想:+8.6%、5月:+8.5%) <国内> 特になし <海外> ・14:45 スイス・6月失業率(予想:2.2%、5月:2.3%) 《HH》
関連銘柄 17件
3092 東証プライム
4,751
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 1,427,552百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
1,877.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 393,738百万円
ドラッグストアチェーン最大手。調剤薬局併設、24時間営業のウエルシア薬局を全国展開。イオン傘下。グループ店舗数は2800店舗超。からだ・くらしWelciaは売上増加傾向。PB物販売上構成比の引き上げ図る。 記:2024/10/20
3480 東証プライム
2,698
11/22 15:30
+28(%)
時価総額 58,687百万円
学生用マンションの企画開発から運営・管理までを一括で行う。高齢者住宅事業は譲渡。学研HDと業務提携。物件管理戸数は9.4万戸超。食事付き学生マンションの積極展開図る。26.10期営業利益87億円目標。 記:2024/10/24
5009 東証スタンダード
1,434
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 12,539百万円
燃料油・関連商材の販売等を行う石油事業が主力。使用済み潤滑油の再資源化等を行うリサイクル事業、メガソーラー発電事業等も。中計では27.3期経常利益14.5億円目標。BDFの拡販、製造拠点の拡充・増設図る。 記:2024/06/07
6190 東証グロース
364
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 1,477百万円
広島大学発のバイオベンチャー。PXBマウスを用いた受託試験サービス、PXBマウス及びPXB-cellsの販売等を手掛ける。年間4000匹以上のPXBマウスを安定生産。核酸医薬品の売上構成比率が上昇。 記:2024/10/09
6506 東証プライム
4,157
11/22 15:30
-70(%)
時価総額 1,108,630百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6976 東証プライム
2,149
11/22 15:30
-60.5(%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7238 東証プライム
115
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 15,639百万円
ブレーキ、ブレーキ用摩擦材の開発・生産・販売等を行う。1929年創業。自動車用ディスクブレーキ等が主要製品。トヨタ自動車などが主要取引先。中国系完成車メーカー向けに高付加価値製品の拡販などに取り組む。 記:2024/07/04
7527 東証スタンダード
61
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 5,175百万円
不動産事業者向けSSクラウドシリーズ等のテクノロジー事業、オープンイノベーション事業が柱。APAMANの持分法適用関連会社。不動産×テクノロジーの「りーテック」を推進。SSクラウドシリーズなど堅調。 記:2024/06/17
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17