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*15:12JST 豪ドル週間見通し：もみ合いか、米中通商協議の長期化を警戒 ■横ばい、豪準備銀行は0.25ポイントの利下げ実施 先週の豪ドル・円は横ばい。米中首脳が貿易協議再開で合意し、米国の対中制裁関税第4弾が先送りされ、豪ドル買いが先行した。しかしながら、豪準備銀行（中央銀行）が政策金利を0.25ポイント引き下げ、年内追加利下げの可能性もあることや、6月米雇用統計の改善を受けてリスク選好的な豪ドル買い・円売りはやや縮小した。取引レンジ：75円13銭-76円29銭。 ■もみ合いか、米中通商協議の長期化を警戒 今週の豪ドル・円はもみ合いか。ナバロ米大統領補佐官（通商担当）は米中通商協議について「妥当な合意に達するには時間を要する」と述べており、長期化の懸念が広がっている。一方、豪準備銀行（中央銀行）のロウ総裁は「今後数カ月で状況がどうなるか緊密に監視」と述べており、リスク回避的な豪ドル売りがさらに拡大する可能性は低いとみられる。 ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント ・特になし 予想レンジ：74円50銭-76円50銭 《FA》