マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 18:14:38
15,250,274
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

海外勢は売り越しも緩やかなリバウンド基調を意識【クロージング】

2019/6/20 16:03 FISCO
*16:03JST 海外勢は売り越しも緩やかなリバウンド基調を意識【クロージング】 20日の日経平均は続伸。128.99円高の21462.86円(出来高概算10億1000万株)で取引を終えた。注目されたFOMC声明文では、政策金利の判断において「辛抱強くなる」との文言が削除された。当局者の約半数が利下げを支持していることも示され、利下げ期待から米国市場は堅調な展開となる中、日経平均は21400円台を回復して始まった。その後は円相場が1ドル107円50銭台と円高に振れて推移する中で、次第にこう着感の強い展開とはなったが、後場には一時21491.39円と21500円に迫る局面もみられた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは海運、証券、水産農林、精密機器、不動産、その他製品、ガラス土石、情報通信が堅調。半面、輸送用機器、石油石炭、空運、卸売、繊維、食料品が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、ファナック<6954>、東エレク<8035>がけん引した。 日経平均は21500円に迫る値動きをみせているが、売買代金は1.7兆円と2兆円を割り込んでおり、薄商いの中をインデックスに絡んだ売買で押し上げられた格好であり、依然として参加者は限られているようである。また、昨日はトランプ大統領が主要20カ国・地域(G20)首脳会議で米中首脳会談を開催する意向を示したことがインパクトにつながったが、来週末からのG20の行方を見極めたいといったところであり、引き続きこう着相場になりやすいだろう。 とはいえ、トランプ大統領が再選を目指して大統領選出馬を正式表明してからの献金額が、既に合計2480万ドル(約27億円)に達したと報じられるなど、再選を意識した株価対策への期待感も高まりやすく、米株高が意識されるなかでは、下を仕掛けてくる流れにはなり難いだろう。海外勢の売り越し基調が継続しているとはいえ、日経平均は緩やかなリバウンド基調が意識されそうである。 《CN》
関連銘柄 5件
4543 東証プライム
3,073
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 4,580,912百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17