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南アフリカランド円は利上げ見通しと資源価格上昇を背景に堅調に推移しそう サンワード貿易陳氏(花田浩菜)

2021/10/27 17:45 FISCO
*17:45JST 南アフリカランド円は利上げ見通しと資源価格上昇を背景に堅調に推移しそう サンワード貿易陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。 陳さんはまず、『今週の南アフリカランド円は、利上げ見通しと資源価格の上昇を背景に堅調に推移しそうだ』と述べています。 20日に発表された9月の消費者物価指数(CPI)について、『前年同月比5.0%上昇した。ガソリンなど燃料の値上がりが背景にある。伸び率は前月の4.9%から加速し、5カ月連続で中央銀行の政策目標(3~6%)の中間値(4.5%)を上回った。現在の政策金利は3.5%なので、実質金利=名目金利−インフレ率=3.5−5.0=−1.5%と実質金利はさらに落ち込んだことになる』と伝えています。 続けて、『今週は28日に9月生産者物価指数(PPI)が発表される。予想は前年比+7.3%で前回の+7.2%より若干上昇する見込み。年末に向けて原油や天然ガス等のエネルギー価格が北半球の冬季需要を受けて上昇する可能性が高いことから、インフレ率は、これからも加速する可能性が高い』と言及しています。 南アフリカ中銀については、『11月18日の今年最後の会合で、利上げをする可能性が高いだろう。南アフリカ中央銀行は9月23日の政策委員会で、主要政策金利を3.5%に据え置いたが、ハニャホ中銀総裁は声明で、11月の次回会合で利上げを開始する可能性を示唆した。2021年の南アフリカの経済は想定以上に好調として、経済成長率の予測を従来の4.2%から5.3%に上方修正した。今年の消費者物価上昇率の予測は4.4%と0.1ポイント引き上げた』と解説しています。 また、『中国不動産開発大手の中国恒大集団が23日に利払いの猶予期限が切れる米ドル建て社債の利息を支払うと報じられ、デフォルト(債務不履行)がいったん回避される見通しとなったことは、新興国通貨には支援要因だろう』と考察しています。 こうしたことから、陳さんは、南アフリカランド円の今週のレンジについて、『7.65円~8.05円』と予想しています。 参考にしてみてくださいね。 上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月26日付「南アフリカランド円今週の予想(10月25日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。 フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 《FA》