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「夏枯れ相場」に臆さず、年末高に向けた種をまく、SMBC日興証券(花田浩菜)

2019/8/2 11:39 FISCO
*11:39JST 「夏枯れ相場」に臆さず、年末高に向けた種をまく、SMBC日興証券(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 8/2付の「DailyOutlook」では、「夏枯れ相場」について考察しているのでご紹介します。 まず同レポートでは、『昨日発表された7月の米ISM製造業景況指数は4ヵ月連続で悪化し、約3年ぶりの低水準となった。また、トランプ大統領の中国に対する発言も、本日の日本株市場へのリスクオフ要因だ。しかし、足元の景況感悪化は周知の事実であり、7月31日の米利下げも今後の景気下振れへの予防的措置であるため、今後持ち直しが期待される。また、中国への追加関税についても5月の株安で一旦織り込まれた話だ。株式市場は早晩落ち着きを取り戻すだろう』と伝えています。 続けて、例年8月の日本株市場は、国内外で投資家が夏季休暇に入り、商いが乏しくなる傾向があることを挙げ、『「夏枯れ相場」とも呼ばれる。また、休暇前に手仕舞っておこうとの投資家心理も働くと見られ、2000年以降で8月は、“年間で最も株価が下がりやすい月”という不名誉な記録を有する。しかし、足元の相場環境は、各国の金融緩和政策などを通じて世界的な景況感の改善タイミングは近づいていると考えられる。過度な円高懸念も薄れるにつれて、出遅れ・割安感の強い日本株には見直し買いが入り易いと見込まれる。また、過去のデータからは、9月以降は年末にかけて月間の株価の勝率・騰落率が改善に向かうとの傾向がある』と分析しています。 さらに、『今月の日本株市場は堅調推移を予想するが、仮に売りに押される場面があっても、押し目買いの好機と捉えたい』とまとめています。 最後にレポートでは、『2000年以降のTOPIXの月別の勝率と騰落率』を紹介していますので、詳しくは8/2付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター花田浩菜 《ST》