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日電波、ADワークスグループ、日本金属など

2022/11/30 15:37 FISCO
<6951> 日電子 4560 -190大幅続落。東海東京証券は投資判断「ニュートラル」継続で目標株価を6200円から4600円まで引き下げている。台湾TSMCの最先端投資遅延の影響で、マルチビームマスク描画装置の受注高は7-9月期がゼロとなり、通期計画は従来の23台から非開示としている。受注の好転は24年3月期下期になると予想し、23年3月期以降の業績予想を下方修正、24年3月期は減益に転じると見込んでいる。 <2982> ADワークスグループ 156 -11大幅続落。22年12月期業績フォーキャストを公表、経常益は8.25億円で前年同期比26.9%増、従来計画の8億円を上回る。ただ、第3四半期までで7.9億円を計上していることから、上振れ幅は限定的と。また、1000株以上の保有株主に対する優待ポイント贈呈を22年12月末実施で最後にするとしている。一方で配当金を充実させるとし、22年12月期年間配当金は従来予想3.5円から4.5円に増額した。 <9551> メタウォーター 1789 -58大幅続落。流通株式比率の向上に向け、大株主である日本ガイシと富士電機から一部保有株売却の承諾を得たと発表。野村証券などによるスキーム「株式需給緩衝信託」を活用する。両社が発行済み株式数の7.57%に当たる330万株を上限に立会外取引で売却し、取得先の野村信託銀が市場内で売却していくようだ。需給波乱は避けられても、当面の上値の重しにつながるとの見方が強いようだ。 <6594> 日本電産 8534 -90続落。イタリアの工作機械メーカー、PAMAを買収する方針を固めたと伝わった。買収金額は150億円程度とみられ、工作機械事業では初めての海外メーカーのM&Aとなる。PAMAは重電や造船業界向け大型の工作機械などを手掛け、年間売上高は200億円弱に及ぶ。欧州への販路拡大などを狙い、工作機械事業をEV駆動装置に次ぐ成長の柱に据えるようだ。目先の収益インパクトは限定的とみられ、株価への反応は限定的。 <3182> オイシックス 1927 +90大幅反発。東海東京証券は投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を3160円から3550円にまで引き上げている。購入頻度の高まりなどで、オイシックス事業のARPU(1ユーザ当たり平均収入)は増加傾向にあり、会員数の増加幅縮小を補えると判断している。物流センタートラブルで発生した一過性コストの剥落や会員の集客が通常状態に戻ることで、24年3月期は3割超の利益成長を予想している。 <5491> 日本金属 1021 +74大幅反発。10月12日以来の株価4ケタ回復。グレーチング部材製品であるIバー「リプルス」が食品工場や精密機器製造工場に採用されたと発表している。強度・軽量化のニーズに加え、ステンレスの清潔感・耐久性・メンテナンス性及び高い耐すべり性が評価されているもよう。独自製品である、異形圧延によるランダムな模様付けを施した意匠性を有する冷間異形鋼は、今回の採用によって生産量が倍増する形になっているようだ。 <6779> 日電波 1745 +160急伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」を継続で、目標株価を2400円から2900円にまで引き上げた。業績予想を上方修正、23年3月期営業利益は65億円から82億円に引き上げ、会社計画を上回るとみている。24年3月期以降も2ケタの利益成長を見込む。構造改革効果によるポートフォリオの良化、円安効果、車載分野における顧客の生産回復などを背景に。 <7013> IHI 3760 +230大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断「1」を継続し、目標株価を6200円から6600円に引き上げ。セクター内でのトップピックと評価。CF34やGEnxなどの主要エンジンはコロナ前に比べエンジンストックがグローバルで増加しているほか、PW1100Gエンジン向けスペアパーツ事業の採算改善、利益成長も航空エンジン事業の業績をけん引すると。ライフサイクル事業の拡大とあわせ、過去最高益更新基調継続へ。 <8068> 菱洋エレク 2348 -56大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、営業利益は36.8億円で前年同期比2.4倍の水準となり、通期予想は従来の36億円から42億円に上方修正した。半導体関連の需要が想定していたほど落ちこまず、大口ビジネスの終息時期も後ろ倒しになっているもよう。上半期決算時に続いての上方修正。ただ、上半期実績が25.1億円であったため業績上振れは十分に想定線、目先の出尽くし感が優勢に。 <5805> 昭電線HD 1795 +56大幅反発。SMBC日興証券では投資判断「1」、目標株価2400円で新規にカバレッジを開始。変電市場でシェア74%を誇る高電圧電力ケーブル用コネクタ「SICONEX」を軸としたSICOPLUS戦略が、再エネ導入や老朽設備の更新需要などによる変電市場拡大に伴って成長し、今後の業績を牽引すると見込む。また、ROIC経営導入やガバナンス体制の強化など構造改革により、収益性が高まってきている点も評価と。 《ST》
関連銘柄 10件
2982 東証プライム
233
4/19 15:00
-6(%)
時価総額 11,044百万円
収益不動産事業や不動産小口化商品事業などを展開。2023年12月期は過去最高業績を更新。国内で不動産物件の仕入・販売が順調に進み主力の収益不動産販売事業が伸長。24年12月期も売上高、営業利益ともに2ケタ増収増益が続く見通し。 記:2024/04/02
3182 東証プライム
1,111
4/19 15:00
-31(%)
時価総額 42,249百万円
食材宅配会社。自然食品のサブスク宅配サービス「ネットスーパーOisix」を展開する。「大地を守る会」や「らでぃしゅぼーや」等のサービスも行う。シダックスを傘下に持つ。今期3Q累計は主力サービスが増加した。 記:2024/04/09
5491 東証スタンダード
814
4/19 15:00
-14(%)
時価総額 5,454百万円
ステンレス圧延・加工メーカー。冷間圧延ステンレス鋼帯とみがき特殊帯鋼に強み。24.3期3Q累計は自動車外装モール用材が低調。電池関連製品も大幅減販に。不動産売却特益。ベイナイト鋼帯製品からは26年撤退へ。 記:2024/03/12
5805 東証プライム
3,990
4/19 15:00
-70(%)
時価総額 123,000百万円
電線準大手。電力インフラ向けを中心に、ワイヤーハーネスやモーター向け無酸素銅なども展開。配電網の接続工数を減らす「SICONEX」を戦略製品として拡販。建設と電力工事の3Q集中により、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/04
6594 東証プライム
6,592
4/19 15:00
-180(%)
時価総額 3,930,704百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・商業・産業向けモーターに加え機器装置や電子・光学部品を展開。M&Aにより多分野での世界首位に意欲。産業・インフラ系需要の好調もあり、中間期は増収増益。 記:2023/12/27
6779 東証プライム
1,171
4/19 15:00
-28(%)
時価総額 27,084百万円
大手水晶デバイスメーカー。水晶振動子や発振器の水晶デバイスに加え、応用機器や人工水晶、水晶フィルタ等を提供。車載向けが主力。今期3Q累計は移動体通信向けが堅調も、車載向けにUAWのストライキが影響した。 記:2024/02/08
6951 東証プライム
6,386
4/19 15:00
-454(%)
時価総額 329,090百万円
世界的な理化学機器メーカー。電子顕微鏡で世界シェアトップ。分析機器や医用機器、産業用機器に事業を拡大。海外売上比率は約7割。今上期は電子顕微鏡を中心に、引き合いが活況だった。受注、売上が好調だった。 記:2023/12/26
7013 東証プライム
3,772
4/19 15:00
+16(%)
時価総額 583,453百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
8068 東証プライム
3,965
3/27 15:00
-20(%)
時価総額 106,262百万円
三菱電機系列の半導体商社。米インテル製半導体なども扱う。リョーサンと経営統合に伴い3月28日付で当社株は上場廃止に。代わって4月1日付で持株会社のリョーサン菱洋HDが上場へ。24.3期は14カ月変則決算。 記:2024/03/10
9551 東証プライム
2,267
4/19 15:00
-76(%)
時価総額 108,270百万円
大手水環境設備会社。国内外の浄水場や下水処理施設の電気設備や機械、機器を提供する。施設の運転や維持管理等のサービスも行う。今期3Q累計はEPC事業の大型案件が寄与した。海外は北米子会社が好調に推移した。 記:2024/03/05