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IRJーHD、洋刃物、ケイブなど

2022/6/6 15:36 FISCO
<9627> アインHD 6460 +640急伸。先週末に22年4月期の決算を発表、営業利益は151億円で前期比38.5%増、従来計画線上での着地となった。一方、23年4月期は200億円で同32.1%増の見通しとしている。市場予想の185億円程度を大きく上振れており、同業他社比較でも強い増益見通しとなっている。年間配当金も前期の55円から60円に引き上げ計画、業績期待は乏しかったことで、ポジティブな反応が先行している。 <5726> 大阪チタ 2612 +266急伸。大和証券では投資判断を「3」から「1」に2段階格上げ、目標株価も790円から3300円にまで引き上げた。主要航空機メーカーがロシアから米国などの展伸材メーカーに発注をシフト、結果、日系スポンジチタン各社への発注が増加するとの見方に。これに加え、航空機向け需要の回復などが需給逼迫へつながり、今後は値上げが実現する公算が大きいと判断のもよう。24年3月期営業利益は80億円にまで拡大の予想。 <6035> IRJーHD 3570 -700ストップ安。元役員が未公表情報に基づいて知人が発注した不正な同社株の取引に関与した疑いで、証取委では元役員の関係先を金商法違反容疑で強制調査と伝わっている。同社では先週末に元役員が一身上の都合で辞任と発表、本日、「強制調査が行われたのは事実」とコメントを公表している。企業のIR支援事業を幅広く手掛けるビジネスモデルでもあるため、今後の信頼性の低下が懸念視される状況のようだ。 <3926> オープンドア 2066 +212急伸。観光需要喚起策である「Go To トラベル」を6月末から7月にも再開する案が政府内で浮上してきたと伝わっている。都道府県での旅行割引の支援事業「県民割」の対象を全国に広げることで、実質的に「Go To」の代替とする案もあるようだ。個人消費の押し上げに向けた目玉施策とする方針。国内旅行需要の急回復につながるとの見方から、同社やエアトリ<6191>などの関連銘柄が買い優勢の展開になっている。 <2353> 日駐 177 +16急伸で高値更新。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は37億円で前年同期比37.5%増益、2-4月期は同48.6%増に増益率は拡大している。また、発行済み株式数の1.24%に当たる400万株、5億円を上限とする自社株買いの実施も発表、取得期間は6月7日から8月15日まで。順調な業績拡大や需給改善期待も加わり、株価の値頃感も強いことから、値幅取りの動きが活発化する形に。 <3415> 東京ベース 352 -33大幅反落。先週末に5月の月次売上速報を発表。既存店売上高は前年同月比9.9%減と2カ月ぶりに前年同月を下回った。既存店のうち、国内実店舗は前年の新型コロナの影響による臨時休業の反動から同40.8%増となったが、海外実店舗は中国本土での新型コロナ対策のロックダウンなどが影響し同64.2%減と、4月の同52.4%減に続き苦戦しており、失望売りが先行しているようだ。 <1873> 日本ハウスHD 406 -19大幅続落。先週末に上半期決算を発表。営業損益は5.8億円の赤字となり、前年同期比1.4億円の損益改善となった。一方、通期営業利益予想は従来の48.5億円から41億円に下方修正している。住宅事業において資源・資材価格高騰の影響を受けて原価率が悪化しているほか、ホテル事業でも新型コロナ感染症拡大の長期化によってリゾートホテルの稼働率が低下しているもよう。 <3760> ケイブ 1045 +150ストップ高比例配分。でらゲーの全株式を取得し子会社化すると発表。でらゲーは、現在同社の大株主であり、代表作「モンスターストライク」の開発を手掛けるなど、スマホゲームの開発運営において実績のある会社。21年3月期売上高は89.7億円、営業利益13.5億円となっている。同社は21年5月期まで5期連続で営業赤字を継続しているが、でらゲー連結化によって今後の黒字転換が想定される状況に。 <5964> 洋刃物 2210 +400ストップ高比例配分。フェローテックHDが完全子会社化を企図してTOBを実施、同社ではTOBに対して賛同意見を表明している。現在、フェローテックHDは33.24%を保有する筆頭株主になっているが、1株当たり2254円でTOBを実施して全株取得を目指すもよう。TOB価格は先週末終値に対して24.5%のアップ率になっている。TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きに。 <6898> トミタ電機 2651 +101大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表。営業利益は1億円で前年同期比9.5倍となった。上半期計画の0.5億円を大きく超過、通期計画1.3億円に対しても進捗率は73%に達している。中国の情報通信関連向けや国内の半導体製造装置関連並びに産業機器向けの受注が引き続き堅調に推移しているようだ。業績予想は据え置いているものの、大幅な上振れを期待する動きが先行している。 《ST》
関連銘柄 11件
325
4/24 15:00
-3(%)
時価総額 13,000百万円
在来木造住宅を設計・施工・販売。マンションやリフォームも。ホテル経営の子会社を有す。完工は5~10月に集中。決算期変更に伴う6カ月変則決算の24.4期は閑散期間のみの計上に。25.4期は黒字転換の見込み。 記:2024/02/05
2353 東証プライム
200
4/24 15:00
-1(%)
時価総額 69,680百万円
駐車場に関する各種コンサルティングや駐車場の運営、サービスを展開。稼働していない車室をオーナーから一括で賃借し、賃貸するビジネスモデルに特徴。スキー場やテーマパークも運営。テーマパーク一服で1Qは足踏み。 記:2024/01/27
3415 東証プライム
281
4/24 15:00
+7(%)
時価総額 13,627百万円
国内ブランドに特化のセレクトショップを展開。海外は中国を開拓。25.1期は既存実店舗の増収を想定。中国の不採算店閉鎖やECの値引き抑制による利益率改善も見込む。中計では28.1期に営業益30億円を目指す。 記:2024/04/16
3760 東証スタンダード
1,554
4/24 15:00
-43(%)
時価総額 9,214百万円
モバイルオンラインゲームを開発・運営。シューティングゲームに強み。ライブ配信サービスも。24.5期上期は前期買収会社が好調。一過性の株式報酬費用も解消して黒字に。下期は11月リリースの新作などが貢献予定。 記:2024/02/07
3926 東証プライム
730
4/24 15:00
-15(%)
時価総額 22,820百万円
旅行サイト会社。1500以上の旅行サイトを一括検索できる「トラベルコ」を運営する。多言語で掲載する「Traveiko」も運営する。今期3Q累計は3割の増収、利益は黒字転換した。コロナ禍の落ち着きが追い風。 記:2024/02/10
2,428
4/24 15:00
-22(%)
時価総額 89,350百万円
航空機用スポンジチタンで世界首位。高純度チタンも。日本製鉄、神戸鋼が大株主。高機能材料事業は苦戦だが、チタン事業は輸出スポンジチタン中心に大幅増収。24.3期3Qは大幅増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/07
5964 東証スタンダード
2,250
8/19 14:55
+3(%)
時価総額 4,199百万円
工業用刃物の専業メーカー。23.3期1Qは鉄鋼用・製本用の刃物が低調も産業機械・部品が好調で増収確保。ただ鋼材価格高が利益を下押し。筆頭株主のフェローテックHDによるTOB成立。8月22日付で上場廃止に。 記:2022/08/15
1,170
4/24 15:00
-6(%)
時価総額 20,873百万円
IR・SR活動に特化したコンサルティング会社。株式議決権に関わるコンサルティング、M&Aアドバイザリーが主力。証券代行業務も事業領域。案件受託の継続や昨年発生の一時費用剥落もあり、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/04
6191 東証プライム
1,452
4/24 15:00
-9(%)
時価総額 32,171百万円
航空券予約サイトを運営。訪日客向けWi-Fi貸出やITオフショア開発、投資事業なども。まぐまぐ等を傘下に収める。エアトリ経済圏の強化図る。旅行需要の回復で取扱高は大幅増。24.9期1Qは大幅営業増益。 記:2024/04/14
6898 東証スタンダード
1,537
4/24 14:59
-3(%)
時価総額 1,256百万円
ソフトフェライト製品メーカー。エレクトロニクス製品に使われるフェライトコアやコイル・トランス等を製造、販売。EVバッテリー管理システム向けは足踏み。24.1期通期は業績苦戦。25.1期は黒字転換計画。 記:2024/04/14
9627 東証プライム
6,015
4/24 15:00
+55(%)
時価総額 213,099百万円
国内最大の調剤薬局チェーン。都心部で女性向けドラッグストアも。セブン&アイHDと提携。24.4期上期はコロナ影響緩和で処方箋枚数が回復。ドラッグも訪日客増や人流回復を追い風に好調続く。通期計画を上方修正。 記:2024/02/07