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SOMPO、東京海上、ネツレンなど

2022/5/23 15:29 FISCO
<8174> 日瓦斯 1888 +34反発。パワーエックスとの資本提携契約を締結したと発表。パワーエックスは蓄電池の製造・普及、洋上風力発電所から電気を輸送する電気運搬船開発などを行うスタートアップ企業。出資比率などは明らかにしていないもよう。同社の電気とパワーエックス社の家庭用蓄電池とのセット化や、グループの営業拠点約100カ所へのEV急速充電用蓄電池の設置などについて協議を進めていく計画。 <6326> クボタ 2240.5 -68大幅反落。先週末の米国市場では、世界最大手の農業機械メーカーであるディアが急落、前日比14%の下落となった。2-4月期決算では市場予想を上回る利益水準となったが、売上高が下振れたほか、農機事業の利益率低下などもネガティブ視されたもよう。国内農機大手の同社にも影響懸念が波及する形となっているようだ。本日はコマツ<6301>なども含めて大手重機メーカーのさえない動きが目立っている。 <4661> OLC 18715 +370大幅続伸。先週末に政府は、新型コロナの水際対策の緩和策を発表している。入国時の検査や待機は入国者の8割で不要とし、屋外で2m以上の距離が確保できる場合にはマスクの着用は必要ないとの見解も示した。観光客の受け入れ再開に向けた動きの顕在化で、今後のインバウンド需要の回復を期待する動きが、同社をはじめリオープニング関連で強まっている。 <9962> ミスミG 2911 -14反落。先週末に4月の月次動向を発表。月次売上高は前年同月比8.9%減と2カ月連続でのマイナス成長となった。FA事業、金型部品事業、VONA事業ともに前年比マイナスとなっている。3月は21年度に入って初めてのマイナスに転落し、株価にもネガティブな反応が先行していたが、引き続き低調な推移が続く形に。なお、今通期の売上高は前期比10.2%増を計画している。 <4042> 東ソー 1876 -88大幅反落。野村證券は投資判断を「Buy」から「Neutral」に格下げ、目標株価も2130円から2030円に引き下げている。クロル・アルカリ事業の燃料である一般炭価格上昇が加速している一方、中国経済の鈍化で塩ビ樹脂やMDIへの価格転嫁は難しいと判断し、業績予想を下方修正している。23年3月期営業利益は前期比8.3%減の1321億円と予想。会社側では業績見通しを公表していない。 <3321> ミタチ 955 +63大幅続伸。先週末に22年5月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の17億円から20億円、前期比2.2倍の水準にまで引き上げ。自動車分野における半導体や電子部品の販売、ITや自動車関連の工作機械向けEMSの受注などが堅調に推移しているもよう。2月に続く上方修正で買いインパクトが強まる展開へ。また、年間配当金も従来計画の30円から40円にまで引き上げている。 <5976> ネツレン 647 +45大幅続伸で年初来高値を更新。発行済み株式数の7.83%に当たる312.5万株、15億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は5月23日から23年3月31日まで。次中期経営計画目標必達のため、経営環境の変化に対応した柔軟な資本政策の遂行、資本効率の向上および株主還元のさらなる拡充を取得目的としている。高水準の自社株買いが当面の需給面での下支えにつながるとの期待が先行。 <2773> ミューチュアル 881 +150ストップ高比例配分。マーキュリア系の投資ファンドであるエムズが完全子会社化を企図したTOBを実施すると発表、同社ではTOBへの応募を推奨としている。TOB価格は1800円で先週末終値比アップ率は2.5倍の高水準となっており、同価格にサヤ寄せを目指す動きに。TOB期間は5月23日から7月14日までを予定している。TOB完了後は上場廃止となる見通し。 <8630> SOMPO 5471 +402大幅続伸。先週末に22年3月期決算を発表、経常益は3155億円で前期比46.7%増に。23年3月期は2350億円で同25.5%減を見込む。有価証券売却益減少が主因で、実質の修正連結利益はほぼ横ばいを想定。年間配当金は前期が40円増の210円、今期は50円増の260円。先週末終値ベースで配当利回りは5.1%に。発行済み株式数の4.66%に当たる1600万株、580億円を上限とする自社株買いも。 <8766> 東京海上 7300 +518大幅続伸。先週末に22年3月期決算を発表、経常利益は5674億円で前期比2.1倍となり、第3四半期決算時の上方修正水準で着地した。期末配当金は従来計画125円から135円に引き上げた。23年3月期経常利益は6000億円で同5.7%増を見込み、年間配当金は前期比45円増の300円を計画。また、発行済み株式数の1.8%に当たる1250万株、500億円を上限とする自己株式の取得実施も発表。 《ST》
関連銘柄 11件
2773 東証スタンダード
1,800
8/26 14:43
+4(%)
時価総額 13,716百万円
医薬品・化粧品・食品業界向け充填包装関連設備を展開。世界最小のシリンジ・バイアル兼用液体粉体充填機に定評。工業用ダイヤモンドも事業領域。22.3期は一服。マーキュリア系ファンドが1株1800円でTOBへ。 記:2022/06/21
3321 東証スタンダード
1,130
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 9,000百万円
電子デバイス専門のエレクトロニクス商社。取り扱いメーカーは700社超。自動車分野が主要取引先。自社ブランド開発なども。愛知県名古屋市に本社。モビリティ分野の取り組みを強化。27.5期売上1000億円目標。 記:2024/10/24
4042 東証プライム
2,111.5
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 686,409百万円
総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
4661 東証プライム
3,382
11/22 15:30
-21(%)
時価総額 6,150,001百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
5976 東証プライム
988
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 36,693百万円
高強度ばね用鋼線、PC鋼棒・異形PC鋼棒などの製造・販売を行う。熱処理受託加工、誘導加熱装置等も手掛ける。誘導加熱(IH)技術に強み。27.3期売上700億円目標。未開拓地域含むグローバル市場の拡大推進。 記:2024/08/10
6301 東証プライム
4,116
11/22 15:30
+67(%)
時価総額 4,008,206百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6326 東証プライム
1,909.5
11/22 15:30
+10.5(%)
時価総額 2,246,846百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
8174 東証プライム
2,069
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 233,439百万円
大手ガス販売会社。関東エリア中心にプロパンガス、都市ガスを供給。LPガスの小売りシェアで関東圏トップ。電気事業等も手掛ける。LPガス事業の顧客件数は99万件超。今期は家庭用ガス販売量の増加などを見込む。 記:2024/06/18
8630 東証プライム
3,863
11/22 15:30
-62(%)
時価総額 1,275,408百万円
大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30
5,681
11/22 15:30
+63(%)
時価総額 11,589,240百万円
メガ損保の一角。東京海上日動火災保険、日新火災海上保険、イーデザイン損害保険などを傘下に収める持株会社。北米を中心とする海外保険事業等も。海外保険事業では競争力の高い商品のグローバル展開などに注力。 記:2024/10/25
9962 東証プライム
2,526
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 719,875百万円
FA・金型部品等を扱う商社「ミスミ」を中核とする持株会社。メーカー機能も持つ。顧客数は世界で32万社超。ECサイトの取り扱いメーカーは3000社超。新商品、新サービス開発など新事業政策の加速を図る。 記:2024/06/04