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日医工、三協フロンテ、TREHDなど

2022/5/18 15:40 FISCO
<6723> ルネサス 1447 +52大幅続伸。電力制御に使うパワー半導体の増産に約900億円を投じると発表している。ウエハー用ラインで2025年から量産し、生産能力を2倍にする方針のようだ。2014年10月に閉鎖した甲府工場に新たに製造装置を導入して稼働を再開する。パワー半導体はEV向けの需要が急増しているが、2030年には市場規模が20年比で約4割増に拡大する見通しともされている。当面の業容拡大につながるとの期待が先行へ。 <6920> レーザーテック 17895 +325大幅続伸。前日の米国株式市場は大幅に上昇、ナスダック指数は2.76%の上昇率となっている。中国上海のロックダウン解除期待や米小売売上高の上振れなどで世界景気の減速懸念が後退する形になった。当面の米金融引き締めへの警戒感も十分に織り込まれつつあるとの見方に。とりわけ、AMDがアナリストの高評価などで9%近い上昇となっており、同社も含めた半導体関連株の刺激材料にもなる状況へ。 <4751> サイバー 1336 -41大幅続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「ニュートラル」継続で、目標株価を1550円から1450円に引き下げている。1-3月期の決算を踏まえて業績予想を下方修正。22年9月期営業利益は会社計画の上振れを見込むものの、948億円から844億円、前期比19.1%減に、23年9月期は1032億円から875億円にそれぞれ減額。ネット広告事業の利益率などを引き下げているようだ。 <2784> アルフレッサ 1765 +53大幅続伸。野村證券は投資判断を「リデュース」から「ニュートラル」に格上げ、目標株価も1440円から1650円へと引き上げた。メディカル品やスペシャリティ医薬品などの得意分野へ注力することで収益力向上が見込めること、個別化医療プラットフォーム構築による地域医療貢献への施策が進む点などを評価している。業績予想も上方修正し、今期以降も増益基調の継続を見込んでいる。 <9468> カドカワ 2921 +119大幅反発。岡三証券は投資判断「強気」、目標株価3400円を継続している。22年3月期決算は、出版社からIPを地球規模で収益化する会社へと変貌するストーリーの進捗を確認できる内容だったと評価。中期的には、出版事業の海外展開加速によってグローバル・メディアミックス戦略が成功すると考えており、こうした成長ストーリーを株価が織り込む余地は依然として大きいと判断している。 <2264> 森永乳 4685 +270大幅続伸。独自のビフィズス菌である「ビフィズス菌BB536」が中国の「新食品原料」に登録されたと発表している。今回の登録は乳幼児用食品への使用が対象となっており、これにより、「ビフィズス菌BB536」の育児用ミルクやサプリメントなどへの添加が可能となる。中国の育児用ミルク市場は足元で急成長しており、今後の業績寄与を期待する動きが優勢に。なお、前日には決算説明会も開催されている。 <9247> TREHD 2094 +130大幅反発。大和証券では投資判断「1」を継続し、目標株価を2220円から2600円に引き上げた。業績予想を上方修正しており、23年3月期営業益は会社計画93億円を上回る100億円、前期比30.6%増を予想。24年3月期も2ケタ増益を見込んでいる。短期的には鉄スクラップ市況が業績変動要因だが、一方で、統合シナジーや新規再資源化事業を着実に進めていることで、今後も安定した業績拡大が期待できると評価。 <9639> 三協フロンテ 4215 -700ストップ安。前日に、複数の営業拠点で不適切な会計処理が見つかったと発表している。複数年度にわたって、営業担当者による着服や原価の付け替えなどがあったとされている。2月に始まった税務調査で不適切会計の可能性が見つかり、3月23日に調査委員会を設置して社内調査を行っていたもよう。これに伴い、22年3月期の決算発表も延期している。過年度も含めた業績への影響を懸念する動きが優勢に。 <4541> 日医工 408 +80連日ストップ高。事業再生ADRの申請が伝わった12日から株価は急落、一時は3営業日で75%の暴落となった。先行き不透明感や将来的な大幅希薄化懸念などが警戒されるが、長期的な経営再建の可能性も残り、短期的な売られ過ぎ感なども意識される状況に。株価上昇が売り方の買い戻しを急がせる形にもなっているようだ。筆頭株主であるメディパルHDが側面支援を表明していることも過度な懸念の後退につながったもよう。 <4295> フェイス 691 -31一時急伸も下落転換。発行済み株式数の13.96%に当たる180万株、16億円を上限とする自社株買いの実施を立会外取引で実施すると発表。主要株主であるアールエムビー・ジャパンが保有株の売却意向を示しているようだ。1株当たりの価値向上にはつながるが、需給面へのインパクトは乏しいとみられる。投資ファンドが保有株を売却することで、今後の株主価値向上に向けた施策が後退するとの懸念も強まっているようだ。 《ST》
関連銘柄 10件
2264 東証プライム
3,033
4/24 11:30
-23(%)
時価総額 290,231百万円
大手乳製品メーカー。牛乳や飲料、アイスクリーム、デザート、等に加え、健康食品や流動食、業務用商品を製造、販売する。今期3Q累計の国内は価格改定や高付加価値商品の拡大が寄与した。海外は計画通りに進捗した。 記:2024/04/06
2,215.5
4/24 11:30
+1.5(%)
時価総額 449,392百万円
医薬品卸最大手。医療用医薬品、診断薬を手掛ける。医薬品原薬製造や国内メーカーへの受託製造も。セルフメディケーション卸売事業は堅調。インバウンド需要の増加等が寄与。特損減少。24.3期2Qは収益伸長。 記:2024/01/16
4295 東証スタンダード
442
4/24 11:30
-2(%)
時価総額 6,113百万円
音楽サービス会社。コンテンツ配信のプラットフォームの開発や音楽情報メディアの運営、音楽ソフト等の制作を行う。24.3期3Q累計はプラットフォーム事業が損益改善。アーティスト向けプラットフォームが増収。 記:2024/02/26
4541 東証プライム
35
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 24,670百万円
ジェネリック医薬品大手。自社開発のジェネリック医薬品や先行医薬品を医療機関向けに供給。製造・品質管理体制の改善図る。日医工グループは損益改善。販売数量増や在庫適正化策等が寄与。23.3期3Qは増収。 記:2023/03/03
4751 東証プライム
1,039
4/24 11:30
+17.5(%)
時価総額 525,655百万円
インターネット広告最大手。「アメブロ」などメディア事業やスマホ向けゲームで成長。インターネットTV「ABEMA」に注力。ゲームは継続的に新規タイトルをリリース予定。主力事業好調で、1Qは営業黒字転換。 記:2024/03/29
2,498.5
4/24 11:30
+217.5(%)
時価総額 4,888,135百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6920 東証プライム
34,370
4/24 11:30
+520(%)
時価総額 3,240,610百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
9247 東証プライム
1,260
4/24 11:30
-3(%)
時価総額 66,290百万円
21年に産廃処理のタケエイとリバーHDが経営統合して発足。資源リサイクやバイオマス発電も。24.3期3Q累計は産廃処理の取扱量拡大。だが人件費増や償却費増が利益の重石に。昨年10月に東北地盤の同業を買収。 記:2024/04/08
9468 東証プライム
2,796.5
4/24 11:30
+12(%)
時価総額 396,499百万円
出版大手。旧KADOKAWAとドワンゴが経営統合して発足。映像制作やゲーム開発、グッズ販売なども手掛け、コアファンを抱えるIPを多数保有。出版セグメントで国内市場縮小の影響もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/09
9639 東証スタンダード
4,210
4/24 11:11
-10(%)
時価総額 49,164百万円
ユニットハウス大手。大型ハウスで店舗・事務所用途を開拓。トランクルームも。海外は東南アジアに標準。24.3期3Q累計は製品販売の後退を工事やレンタルで補う。販管費効率化も進み増益に。配当性向は35%目安。 記:2024/04/11