マーケット
4/19 15:15
37,068.35
-1,011.35
37,986.40
+211.02
暗号資産
FISCO BTC Index
4/20 12:24:32
9,918,129
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

JFE、ヤマダHD、日製鋼所など

2022/5/9 16:38 FISCO
<5411> JFE 1481 -113大幅安。先週末に22年3月期の決算を発表、事業利益は4165億円で従来計画の3900億円を上振れて着地した。鋼材の値上げ効果などが寄与したもよう。一方、23年3月期の業績見通しは、原材料価格の乱高下や鋼材価格の動向が不透明であるとして公表を見送っている。価格上昇に伴う鋼材需要の先行き懸念につながる形となっているほか、株価の下支えとなる配当利回り水準も不透明なため、ネガティブな反応が優勢に。 <9831> ヤマダHD 471 +80ストップ高比例配分。発行済み株式数の23.9%に当たる2億株、1000億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。取得期間は5月9日から1年間。極めて高水準の規模となり、ポジティブサプライズが強まっているようだ。なお、22年3月期の決算も同時に発表、営業利益は657億円で前期比28.6%減となり、従来計画の900億円を大きく下振れたが、未達自体は想定線でネガティブインパクトは限定的のもよう。 <5631> 日製鋼所 3025 -700ストップ安比例配分。子会社の日本製鋼所M&Eが生産した鉄鋼部材で検査不正があったことが明らかに。検査データを書き換え、顧客と契約した品質基準を満たしているように装っていたもよう。検査データを書き換えていたのは、火力発電所で使うタービンの軸材であるロータシャフトなどとされる。業績への影響は本日中に発表するとしている。業績への直接的影響や今後の信頼性低下などを懸念する動きが強まった。 <3681> ブイキューブ 1005 +16急反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「バイ」を継続で、目標株価を1500円から1600円に引き上げた。イベントDX事業とサードプレイスDX事業を中心とする中期的利益拡大ポテンシャルに注目。また、22年12月期営業利益は会社計画並みの20億円にまで上方修正。医薬関連の小規模イベントの内製化影響は落ち着き、医薬関連以外も含め、中大規模イベントへのシフトが順調に進んでいると分析。 <9201> JAL 2192 -50伸び悩んで反落。先週末に22年3月期決算を発表、4月15日の下方修正水準で着地した。一方、23年3月期の財務・法人所得税前損益(EBIT)は800億円の黒字を見込み、市場コンセンサスを大きく上回る水準となっている。前提として、国内線旅客数をコロナ前の90%程度、国際線は45%程度まで回復すると見込んでいるもよう。旅客需要の回復見通しはやや強気との見方もあって、買い一巡後は出尽くし感も優勢に。 <6806> ヒロセ電 17300 +610大幅続伸。先週末に22年3月期決算を発表。営業利益は408億円で前期比46.2%増となり、市場予想を15億円程上振れる着地になった。期末配当金は160円から280円に引き上げ、年間配当金は440円となり、4期ぶりの増配となる。23年3月期営業利益は440億円で同7.9%増の見通しとし、市場予想を30億円上回る水準。配当性向50%期間を延長するなど資本政策の修正も好感されている。 <7419> ノジマ 2998 +314急伸。先週末に22年3月期決算を発表。営業利益は332億円で前期比2.0%減益、従来計画の350億円を下回ったが、1-3月期は1154億円で前年同期比23.3%の増益に転換。また、期末配当金を24円から26円に引き上げ。一方、23年3月期は340億円で前期比2.5%増の見通しとし、年間配当金も前期の50円から52円に増配を計画。想定以上に底堅い足元の業績推移を評価する動きとなっている。 <9983> ファーストリテ 57480 -3840大幅反落。先週末に4月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比15.8%増、9カ月ぶりにプラス転換。客数が同3.9%増加したほか、客単価も同11.5%上昇した。月前半の気温上昇に伴い、夏物商品を中心に好調な販売となった。ただ、アダストリア<2685>が同20.1%増だったほか、Uアローズ<7606>も同25.9%増であり、相対比較では依然として厳しい状況が継続。本日は地合い悪化も逆風に。 <9962> ミスミG 2848 -437急落。先週末に22年3月期決算を発表。営業利益は522億円で前期比92.0%増となり、従来計画線上での着地となった。一方、23年3月期は573億円で同9.7%増の見通しとしている。市場予想並みの水準ではあるが、足元の円安効果を考慮すると物足りないとの見方が優勢のようだ。また、3月月次売上高も発表しているが、前年同月比1.2%減となり、22年3月期中では初のマイナスに転じている。 <2281> プリマハム 2186 +70大幅反発。本日午後14時頃に22年3月期決算を発表、営業益は前期比39.6%減の129.66億円で着地。ただ、23年3月期連結営業利益は同24.2%増の161億円を見込む。同社は2月1日からハム・ソーセージや加工食品など計200品の価格値上げを実施、同効果に期待がかかる。副資材価格が高騰、原油高、円安などの懸念材料もあるなか、営業・開発・商品力強化で売上規模と利益の質を高めていく考えだ。 《TY》
関連銘柄 12件
2281 東証プライム
2,233
4/19 15:00
-19(%)
時価総額 112,820百万円
食肉国内3位。ハム・ソーセージに強み。伊藤忠系列。24.3期3Q累計は人流回復を受けて業務用商品が伸長。消費者向けにウインナー「香燻」も堅調。値上げ効果も発現し、製造コスト増をこなす。通期増収増益を計画。 記:2024/02/14
2685 東証プライム
3,380
4/19 15:00
-30(%)
時価総額 164,944百万円
複数のアパレルブランドを展開する製造小売り。海外は中華圏を中心に東南アジア進出を狙う。新事業として飲食を育成。24.2期3Q累計は国内が堅調。海外は中国の回復に遅れも台湾が好調。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/05
3681 東証プライム
227
4/19 15:00
-7(%)
時価総額 5,615百万円
映像コミュニケーションサービス会社。Web会議システムの提供や、オンラインイベント、セミナー、ライブ配信等の企画、開発、販売を行う。遠隔医療でもサービスを提供。23年12月期は製薬や人材の領域が足踏み。 記:2024/04/11
5411 東証プライム
2,348
4/19 15:00
-44.5(%)
時価総額 1,442,700百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
5631 東証プライム
3,730
4/19 15:00
-80(%)
時価総額 277,467百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。産業機械事業では樹脂製造・加工機械の売上が増加。投資有価証券売却益を計上。24.3期2Qは大幅増益。 記:2023/12/25
6806 東証プライム
15,800
4/19 15:00
-115(%)
時価総額 588,187百万円
コネクタが主力の電子部品メーカー。高周波信号をつなぐマイクロコネクタに強み。車載領域に注力。高付加価値新製品の販売強化図る。多極コネクタは売上伸び悩む。24.3期3Q累計は同軸コネクタが営業増益。 記:2024/03/31
7419 東証プライム
1,789
4/19 15:00
+5(%)
時価総額 183,514百万円
家電量販店。神奈川県を地盤に、家電専門店「ノジマ」やキャリアショップを展開する。傘下にニフティを持ち、インターネット接続サービスも提供する。今期3Q累計は約3割の増収も、人件費や新規出店の費用が重し。 記:2024/02/29
7606 東証プライム
1,794
4/19 15:00
-68(%)
時価総額 54,204百万円
アパレル大手。バイヤーが買い付けた国内外のデザイナーズブランドやオリジナル企画商品を販売。主力は高価格帯の「ユナイテッドアローズ」やお手頃価格の「コーエン」。免税売上の拡大もあり、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/26
9201 東証プライム
2,775
4/19 15:00
-61(%)
時価総額 1,213,075百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9831 東証プライム
440.6
4/19 15:00
-0.9(%)
時価総額 425,950百万円
家電量販店国内トップ。地域電気店との連携網に強み。M&Aで住宅や環境領域を拡大。金融サービスも。24.3期3Q累計は家電の巣籠もり需要が一巡。暖冬で季節家電も振るわず。資材高に伴う住宅の採算低下も重石に。 記:2024/04/11
9962 東証プライム
2,177.5
4/19 15:00
-92(%)
時価総額 619,542百万円
機械部品商社。FA用部品や金型用部品、製造副資材、消耗品を提供。取扱メーカーは3000社以上。FA事業は海外が伸び悩む。VONA事業はアジア等における需要低迷が響く。24.3期3Q累計は業績足踏み。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
40,520
4/19 15:00
-430(%)
時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27