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シマノ、アマノ、東エレデバなど

2022/4/27 15:54 FISCO
<3231> 野村不HD 3115 +147大幅反発。前日に22年3月期決算を発表。営業利益は912億円で前期比19.5%増益、従来計画860億円を上回る着地となった。90円を計画していた年間配当金も97.5円に引き上げ。23年3月期は905億円で同0.8%減の見通しで、ほぼコンセンサス水準となっている。ただ、同時に発表した中期計画での事業利益目標値などは想定を上回る水準となっており、全般的にポジティブな見方が優勢となっているようだ。 <2760> 東エレデバ 5460 +505急伸。前日に22年3月期決算を発表。経常利益は73.2億円で前期比58.2%増益、4月15日に発表した上方修正値と同水準で着地した。産業機器や車載向けをはじめ幅広い分野で半導体製品の需要が高水準で推移した。一方、23年3月期は85億円で同16.2%増益を見込む。年間配当金も前期の205円から240円への引き上げを計画。期待通りのガイダンスを受け、株価は安値圏からの見直しの動きに。 <7211> 三菱自 318 +10大幅高。前日に業績予想の上方修正を発表。経常利益は従来予想の700億円から1010億円に引き上げ。売価・車種構成、販売費の好転、為替の好転などの外部要因を反映した。市場予想を250億円近く上回る水準で、想定以上に収益性が高まっているとしてポジティブな見方が強まっている。円安メリットも大きいことで、目先は新年度ガイダンスへの期待も高まる方向へ。 <7970> 信越ポリマ 1001 -91急落。前日に22年3月期決算を発表。営業利益は97.3億円で前期比34.8%増益となり、従来予想の88億円を上回る着地となった。期末配当も従来計画の12円から14円に引き上げ。ただ、1-3月期は22.8億円で前年同期比10.9%減と減益に転じている。半導体関連として好業績持続期待が高かっただけに、ネガティブに捉える動きが優勢となっている。なお、23年3月期業績見通しは公表していない。 <7309> シマノ 22640 -3260急落。前日に第1四半期決算を発表。営業利益は380億円で前年同期比16.8%増益、市場予想を15億円程下振れる着地となった。通期業績予想は為替差益によって経常利益のみ1617億円から1631億円に上方修正している。円安効果への期待もあったなか、収益伸び悩みは想定以上と受けとめる動きが先行している。なお、立会外取引における100万株の自社株買い実施も発表している。 <3099> 三越伊勢丹 984 +31大幅続伸。前日に22年3月期の業績修正を発表している。営業利益は従来予想の30億円から55億円に引き上げ、構造改革による販管費削減が進んだもよう。また、最終利益は、持分法利益の増加や繰延税金資産計上などで、70億円から120億円に引き上げている。ほか、持分法適用会社のエムアイフードスタイルの子会社化も発表、段階取得に係る差益39億円を23年3月期第1四半期に計上予定としている。 <6988> 日東電 8360 -380大幅反落。前日に22年3月期の決算を発表している。営業利益は1323億円で前期比41.0%増益、従来計画1330億円の水準で着地。一方、23年3月期は1400億円で同5.9%増益の見通し。増益率は鈍化するものの、為替前提は保守的で、コンセンサス水準も上回っている。ただ、注目されるライフサイエンス事業が実績、見通しともに想定比弱めとなっており、本日は地合い悪化に押される形にもなっている。 <2502> アサヒ 4814 +198大幅続伸。ビールや缶チューハイなどの酒類162品目を値上げすると発表している。ビールや缶チューハイで6-10%、国産ウイスキー10品目で7-17%の上昇見込み。業務用ビールは18年3月以来、家庭用ビールは08年3月以来の値上げとなる。原材料価格の高騰に対応するため。10月1日に出荷価格を改定するとしており、来年になると見込まれていた値上げの早期実施をポジティブに評価する動きが優勢となっている。 <6436> アマノ 2481 +298急伸。前日に22年3月期決算を発表。営業利益は129億円で前期比29.8%増、従来予想は125億円だった。期末配当金は記念配当を含めて、従来計画45円から70円にまで引き上げ。一方、23年3月期は165億円で同28.0%増益を見込むとしており、市場コンセンサスを10億円程度上振れる水準に。また、発行済み株式数の1.35%に当たる100万株、25億円を上限とする自社株買いの実施も発表。 <6954> ファナック 19525 -1185大幅続落。前日に22年3月期決算を発表、営業利益は1832億円で前期比62.9%増となり、従来計画の1865億円を下振れた。また、23年3月期は1973億円で同7.7%増益を見込んでおり、2230億円程度の市場予想を下回る。受注は好調であるものの、部品入手の困難な状況が継続するとみているもよう。もともとガイダンスは保守的な傾向が強いものの、生産制約の影響も想定以上と受けとめられている。 《ST》
関連銘柄 10件
1,605
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 2,441,221百万円
国内ビール大手のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に収める持株会社。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は主力ブランドに経営資源投下。オセアニアは商品ポートフォリオを強化。 記:2024/09/01
3,065
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 96,048百万円
半導体、IT機器の専門商社。半導体ソリューション、ITソリューションを手掛ける。自社ブランド「inrevium」の開発・設計などメーカー機能も持つ。顧客商権の拡大などで車載向け半導体製品は販売順調。 記:2024/09/01
2,151.5
11/22 15:30
-40(%)
時価総額 839,773百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
3,702
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 679,032百万円
総合デベロッパーの野村不動産を中核とする持株会社。野村HDの持分法適用関連会社。「プラウド」ブランドなどを展開。マンション・オフィスビルの運営・管理等も。住宅部門、都市開発部門のさらなる拡大を図る。 記:2024/08/02
6436 東証プライム
4,226
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 323,957百万円
就業情報システム・給与計算システム、パーキングシステム機器等の時間情報システム事業が主力。1931年創業。集塵機等の環境関連システム事業も。情報システムのソフト・クラウド事業等を成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
2,403.5
11/22 15:30
-1.5(%)
時価総額 1,698,700百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7211 東証プライム
439.3
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 654,681百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7309 東証プライム
21,335
11/22 15:30
+360(%)
時価総額 1,906,922百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキ等で世界トップシェア。リール、ロッドなど釣具も手掛ける。1921年創業。大阪府堺市に本社。自転車部品はロードバイク向けコンポーネントの需要が堅調。 記:2024/10/21
7970 東証プライム
1,645
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 135,915百万円
信越化学工業傘下の樹脂加工メーカー。入力デバイスや半導体関連容器、ラッピングフィルム等を手掛ける。半導体搬送用ボックスなどで世界シェアトップクラス。主力製品の拡販、生産・供給体制の拡充などに注力。 記:2024/08/12