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木徳神糧、トーセ、東急建設など

2022/4/25 15:26 FISCO
<6594> 日本電産 8363 -597大幅続落。21日に22年3月期決算を発表し、実績値、ガイダンスともに市場予想を下回ったが、先週末の株価は短期のあく抜け感も強まり想定以上に堅調。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)が積極利上げ姿勢を強めるなか、先週末にかけての米株市場は厳しい環境となり、本日はあらためて売り圧力が強まった。為替前提は保守的なものの、原材料費上昇や中国ロックダウンなどは逆風で、コンセンサスは徐々に切り下がる方向に。 <7201> 日産自 509.8 -27.1大幅続落。ルノーが保有株の一部売却を検討していると報じられている。ルノーは同社株の43.4%を保有しており、同社が一部を買い取る可能性もあるようだが、同社以外に買い手を探すこともあり得るとされている。ルノー側において、EV事業強化への資金確保に充てる目的などが指摘されている。アライアンス体制の行方に対する不透明感、目先の需給悪化などを警戒視する動きが先行している。 <6755> 富士通ゼ 2260 -65大幅反落。先週末に22年3月期の業績下方修正を発表。営業利益は従来予想の150億円から84億円に引き下げた。第3四半期決算発表時に下方修正を行っており、市場コンセンサスはほぼ会社計画並みだった。上海の都市封鎖や物流停滞により、1-3月期の売上高が下振れたもよう。また、対ドルでの円安も減益要因につながったようだ。今期は増収増益見込みとしているが、下振れ幅の大きさがネガティブ視された。 <5423> 東製鉄 1288 +91大幅反発。先週末に22年3月期決算を発表、営業利益は318億円で前期比8.0倍となり、23年3月期は300億円で同5.6%減を見込む。実績、見通しともにコンセンサス水準だが、燃料費の上昇懸念などが強まっていた中、安心感が強まる状況のようだ。出荷数量の大幅な増加見通しなどは想定外と捉えられている。また、発行済み株式数の2.42%を上限とする自社株買いを発表、需給面からの期待材料につながった。 <8595> ジャフコG 1537 -153急落。先週末に22年3月期決算を発表。営業利益は169億円で前期比88.2%の大幅増益となった。新規IPOによる株式売却などで、キャピタルゲインが前期比で大幅に増加したことが背景。ただ、第3四半期までで153億円を計上していたことから、1-3月期の収益水準は想定以上に低下したとの見方が優勢となっているもよう。なお、年間配当金は51円としており、前期比では実質15円の増配となっている。 <1890> 東洋建 972 +16続伸。任天堂創業家の資産運用会社「ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス」が資金を拠出する投資ファンドが筆頭株主となったと伝わり、インフロニアHDが実施しているTOB価格の引き上げ期待なども足元で強まっていたが、同ファンドでは1株当たり1000円でのTOB実施を提案していることが明らかになっている。同ファンド提案のTOB価格にサヤ寄せを目指す動きが先行。 <1720> 東急建設 583 -75急落。先週末に22年3月期の業績下方修正を発表している。営業損益は従来予想の36億円の赤字から61億円の赤字に引き下げ、前期は35.5億円の黒字であった。国内土木工事において、受注時期や工事進捗の遅れなどで完成工事高が減少、海外工事においても、一部の進捗遅れに伴う経費増加が見込まれるとしている。年間配当金も従来計画の40円から25円に引き下げている。 <2715> エレマテック 1141 +43大幅続伸。先週末に22年3月期の決算を発表、営業利益は83.5億円で前期比52.8%増益となり、従来予想の65億円を大幅に上振れる着地になっている。為替相場の円安推移の他、ドライブレコーダー及びゲーム機向け各種関連部材の販売が好調に推移したもよう。年間配当金も従来計画の43円から53円に引き上げ。また、23年3月期も前期比7.2%増の89.5億円、7円増の60円配当を計画している。 <2700> 木徳神糧 4960 +700ストップ高比例配分。先週末に発表した業績・配当予想の上方修正が好感されている。22年12月期営業利益は従来予想の4.8億円から10億円、前期比90.1%増に引き上げ。円安の影響を背景にミニマム・アクセス米と輸入乾牧草の販売単価が上昇したことなどで、売上高が上振れる形に。また、記念配当の実施に伴い、22年12月期の年間配当金は従来計画の50円から60円にまで引き上げられた。 <4728> トーセ 799 +100ストップ高。本日決算説明会が開催されており、手掛かり材料とされているもよう。決算説明資料では、4月26日に京都市、ANAHD、ANA NEOとメタバース事業に関する連携協定の締結式を実施する予定と記載されている。同社には複雑な立体映像の制作などのメタバースに応用できるゲーム開発技術があるとしており、今回の事業連携を契機としたメタバース事業の拡大が思惑視されているようだ。 《ST》
関連銘柄 10件
1720 東証プライム
835
3/29 15:00
+9(%)
時価総額 89,145百万円
東急系準大手ゼネコン。東京南西部から横浜北部の東急電鉄沿線案件に強み。グループ関連受注は約20%。空堀川上流雨水幹線工事などを受注。完成工事高は増加。法人税等は減少。24.3期2Qは最終黒字転換。 記:2023/12/11
1890 東証プライム
1,312
3/29 15:00
+18(%)
時価総額 123,815百万円
大手海上土木会社。港湾や漁港、海岸、空港の実績多数。鉄道やエネルギー施設、ダム等も手掛ける。繰越工事の増加等で国内土木事業は好調。建築部門では国内官庁向け受注が伸長。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/03/04
2700 東証スタンダード
5,360
3/29 14:17
+110(%)
時価総額 9,144百万円
米穀卸売大手。精米や玄米を主力に、コメ加工食品、輸入牧草などの飼料、鶏卵も展開。米粉商品を拡充。全農との協力体制を強化。コメを活用した商品開発に注力。令和4年産米の採算性向上により、3Q累計は利益急伸。 記:2023/12/20
2715 東証プライム
1,919
3/29 15:00
+10(%)
時価総額 81,183百万円
豊田通商傘下のエレクトロニクス商社。自動車領域に力注ぐ。24.3期上期は自動車関連の販売が堅調。だがディスプレイ関連部材などの低迷を補えず。中計では経常益の平均成長率10%以上目標。配当性向は50%目安。 記:2023/12/13
4728 東証スタンダード
709
3/29 15:00
+2(%)
時価総額 5,504百万円
国内最大級のゲームソフト受託開発会社。完全オリジナルの「伝説のスタフィー」シリーズのみ著作権を管理。ゲームソフト関連の開発売上は低水準。モバイルコンテンツ関連は売上足踏み。24.8期1Qは業績苦戦。 記:2024/01/27
5423 東証プライム
1,664
3/29 15:00
+10(%)
時価総額 258,026百万円
大手電炉メーカー。鉄スクラップをリサイクルし、鉄鋼製品を製造、販売。建設分野向けなどにH形鋼や電炉ホットコイル等を提供。その他地域は売上伸長。24.3期3Q累計は増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/03/04
6594 東証プライム
6,130
3/29 15:00
-94(%)
時価総額 3,655,221百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・商業・産業向けモーターに加え機器装置や電子・光学部品を展開。M&Aにより多分野での世界首位に意欲。産業・インフラ系需要の好調もあり、中間期は増収増益。 記:2023/12/27
6755 東証プライム
1,884
3/29 15:00
+12.5(%)
時価総額 205,997百万円
空調事業が主力の電機メーカー。ルームエアコン、ビル用マルチエアコン、ヒートポンプ式温水暖房システム等を展開。情報通信システムは増収。公共システムで商談案件数が増加。為替差益計上。24.3期3Qは経常増益。 記:2024/02/02
7201 東証プライム
608.3
3/29 15:00
+11.1(%)
時価総額 2,567,461百万円
大手自動車メーカー。三菱自動車、ルノーとの3社でアライアンスを構築し、部品やプラットフォームの共通化を推進。グローバル小売台数は増加。中国は伸び悩むが、北米販売が好調。24.3期2Qは大幅増収増益。 記:2024/01/08
8595 東証プライム
1,880.5
3/29 15:00
+13(%)
時価総額 105,421百万円
専業ベンチャーキャピタル最大手。ITサービスや医療・バイオ、ソフトウェア、エレクトロニクス向け投資で実績。グループ投資先の新規IPOは5社。キャピタルゲインは増加。24.3期3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/03