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国際紙パルプ商事、古野電気、OKKなど

2021/9/24 15:39 FISCO
<4307> NRI 4545 +130大幅反発。上半期営業利益が前年同期比3割増の520億円程度になる見通しとの観測報道が伝わっている。会社側の従来予想470億円を上回るほか、490億円程度の市場予想も上振れる見通し。コンセンサス上振れの業績観測をストレートにポジティブ視する動きへ。物流関連の案件が好調だったほか、豪州子会社も公共向け案件復調などで営業損益が黒字転換するもよう。 <5401> 日本製鉄 2107 +76大幅反発。日経新聞による副社長のインタビュー報道が材料視された。今期業績について「公表している数字よりアップサイドにいくだろうと期待している」とし、さらなる上方修正の可能性もあるとの見方を示した。今期業績予想は第1四半期決算発表時に一度引き上げている。米国において足元の市況が引き続き高水準にあること、インドでの事業環境が好転していることなど、海外事業の好調がけん引役となっているようだ。 <6815> ユニデンHD 3235 +375急伸。大株主であるLIM JAPAN EVENT MASTER FUNDから株主提案書面を受領したと発表している。取締役1名、監査役1名の解任のほか、剰余金の処分案として1株につき382円の株主配当を提案している。22日終値の13.3%に当たる水準であり、強いインパクトとなっているようだ。株主提案を受けて、会社側でも株主還元策の強化に迫られるとの見方が優勢となっている。 <9274> 国際紙パルプ商事 397 +56急伸で年初来高値更新。ビッグデータを活用したバイオマス発電所運転支援システム「BMecomo」のサービス利用契約を三重エネウッドと締結したと発表している。今後の再生エネルギー市場拡大が見込まれるなか、実績獲得による今後の展開が期待される状況に。また、発行済み株式数の2.44%に当たる183万2998株の自己株式消却も発表、株主還元策としてポジティブに評価されているようだ。 <6205> OKK 328 -80ストップ安比例配分。提出期限延長の承認を受けていた2021年3月期有価証券報告書および2022年3月期第1四半期報告書について、提出期限までに提出できない見込みと発表している。これに伴い、東証では同社を監理銘柄(確認中)に指定している。有価証券報告書を10月6日、四半期報告書を10月12日までに提出できない場合は上場廃止となることで、警戒感からの処分売りが優勢の展開になっている。 <9843> ニトリHD 22715 +420反発。一昨日に9月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比0.3%減、客数が同2.5%減少した一方、客単価が同2.2%上昇している。5カ月連続でのマイナス成長だが、減少率は大幅に縮小する形に。商品別ではホームオフィスなどが堅調に推移のもよう。11月以降は前年水準が低下することもあり、今後の回復トレンド鮮明化を先取りする動きにもつながっているようだ。 <2181> パーソルHD 2889 +192大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も2400円から3300円に引き上げてた。転職市場の回復が鮮明となり、強みを有する人材紹介が今後の業績牽引役の1 つになると分析。また、Staffingでは派遣でのシェア拡大に加え、BPO 事業の強化が利益率改善につながるとも。22年3月期営業利益予想は415億円に増額、市場コンセンサスを20億円程度上回るとみているもよう。 <6814> 古野電気 1289 +155急伸。一昨日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来の15億円から28億円に、通期では25億円から40億円に引き上げ、それぞれ一転して増益見通しとなっている。欧米を中心に想定以上に販売が好調に推移していることに加え、利益率の改善が計画を上回って推移しているもよう。年間配当金も従来計画の25円から前期並みの40円に引き上げている。 <6140> 旭ダイヤ 714 +85急伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に、目標株価も580円から880円に引き上げた。電子・半導体や輸送機器、機械向けなどのダイヤモンド工具の需要回復とミックス改善などにより、業績が回復局面を迎えていることを評価しているもよう。11月9日に公表予定の通期計画などを契機に更なる上昇を予想としている。22年3月期営業利益は会社計画を上回る25.4億円を予想。 《ST》
関連銘柄 9件
236.1
11/22 15:30
+2.6(%)
時価総額 550,585百万円
人材サービス大手。テンプスタッフ、ピープルスタッフが経営統合。人材派遣を軸に、人材紹介やBPO、製造・開発受託請負事業等も。配当性向は約50%目安。DX需要旺盛でIT・DXソリューション部門は堅調。 記:2024/06/25
4307 東証プライム
4,400
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 2,557,465百万円
大手システムインテグレーター。金融ITソリューション、産業ITソリューションが柱。戦略コンサル、IT基盤サービスも。業界トップクラスの収益力が強み。26.3期営業利益1450億円目標。DX事業の推進図る。 記:2024/10/25
5401 東証プライム
3,125
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
6140 東証プライム
816
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 42,341百万円
ダイヤモンド工具の総合メーカー。1937年創業。電着ダイヤモンドワイヤ、各種ウェーハ面研削用ダイヤモンドホイール等の製造・販売を行う。配当性向50%以上目安。パワー半導体用関連工具の開発・供給体制を強化。 記:2024/08/09
6205 東証スタンダード
885
2/24 15:00
+29(%)
時価総額 21,240百万円
マシニングセンタ製造が主力の工作機械メーカー。日本電産グループ。汎用フライス盤や鋼材加工機、水道メーターも展開。立形マシニングセンタ「VM43RII」等の拡販図る。特別利益計上。23.3期2Qは黒字転換。 記:2022/11/30
6814 東証プライム
2,739
11/22 15:30
-26(%)
時価総額 87,360百万円
船舶用電子機器の総合メーカー。魚群探知機、船舶用レーダー、統合航海システム等で高シェア。ETC車載器、GPS受信機、気象観測システム等も。欧州は商船向け機器の販売が順調。成長期待事業へのリソース投下推進。 記:2024/10/25
4,090
11/28 15:00
±0(%)
時価総額 24,049百万円
無線通信・応用機器メーカー。監視カメラ、スキャナー、レーダー探知機、ドライブレコーダー、CB無線機などを展開。北米・中南米ではレーダー探知機、CB無線機などが堅調。為替差益計上。23.3期1Qは収益伸長。 記:2022/08/26
682
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 49,952百万円
紙・パルプの専門商社。1924年創立。海外における積極的なM&Aで世界大手の規模に。仕入先は約4000社。KPP八重洲ビル等の不動産賃貸も。パッケージング事業、ビジュアルコミュニケーション事業は拡大進む。 記:2024/06/03
9843 東証プライム
18,025
11/22 15:30
+710(%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13