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アルメディオ、マネックスG、浜井産など

2021/5/25 16:22 FISCO
<6920> レーザーテック 18570 +730大幅続伸。本日は同社のほか、東京エレクやアドバンテストなど半導体関連株の強い動きが目立っている。長期金利の低下によって前日の米国市場ではグロース株に関心が向かい、アプライドやエヌビディアなどが大幅高、SOX指数は2.3%の上昇となっている。国内関連株もつれ高の展開に。同社に関しては、みずほ証券が目標株価を21000円に引き上げていることも材料視される。 <8227> しまむら 10310 -60続落。前日に5月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比31.2%増、9カ月連続でのプラス成長となっている。客単価が同0.5%低下したものの、客数が同31.9%増加している。初夏・夏物が低気温の中でも堅調に推移したもよう。ただ、前年のハードルが低かったことで足元の高い売上成長は織り込み済み、ポジティブな反応は限定的にとどまっている。一昨年同月との比較では、0.1%増にとどまっているもよう。 <9843> ニトリHD 19000 -330大幅続落。前日に5月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比3.5%減、客単価が同3.0%上昇した一方、客数が同6.4%減少した。2カ月ぶりのマイナスに転じている。一部店舗の営業時間短縮と最大28店舗を臨時休業したことなどが影響したもよう。6月から8月にかけては前年のハードルが高まることもあって、今後のモメンタム低下も警戒される流れとなっている。 <6361> 荏原製 5070 +115大幅続伸。大和証券では投資判断を「3」から「2」に、目標株価も4000円から6000円に引き上げた。ポンプやコンプレッサ事業の収益性に対する不安があったが、標準ポンプは品種削減や生産自動化で採算改善が進展し、カスタムポンプも規模抑制により追加費用のリスクは縮小しつつあるとしている。収益力の安定化を背景に、将来への「攻めの施策」が積極化されつつあり、10年以上かけて企業体質は着実に改善と評価。 <9267> GenkyDrugS 3375 +75大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を4600円としている。今後は巣ごもり需要の恩恵を受けた高い前年ハードルが重しとなるが、自前主義によるローコスト経営で実現可能なディスカウント施策、生鮮の充実でワンストップショッピングの追求をすることなどで、相対的に高い既存店売上高成長率が可能と考えているようだ。過去比較や類似企業比較での株価の割安感も強いとみているもよう。 <1720> 東急建設 717 +19大幅反発。いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に、フェアバリューを600円から880円に引き上げた。受注の回復や工事損失引当処理の一巡などで、21年3月期をボトムに、22年3月期には業績回復が始まるとみているもよう。大型受注の獲得などで、期末繰越高は5期ぶりに前年水準を上回ったとしている。また、中期経営計画で株主還元の拡充を公表しており、資産効率の改善につながるともみているもよう。 <6131> 浜井産 1109 +76大幅続伸。発行済み株式数の7.26%に当たる25万株、2億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は5月25日から8月31日までとしている。機動的な資本政策の遂行、資本効率の改善、株主への利益還元などを目的としている。比較的短期間での高水準の自社株買いによる需給インパクトを期待した動きが先行へ。決算発表を受けて直近で株価が軟化していたことも、反応を強める形につながっている。 <7859> アルメディオ 204 +50ストップ高比例配分。自動車のバンパー・フェンダーに使用されている樹脂とカーボンナノファイバーを組み合わせて、次世代自動運転用レーダー波制御用CNF複合樹脂コンパウンドを開発したと発表している。サンプル提供も開始しているようだ。反射波を99%以上抑制できることで、自動車業界からの引き合いが増加しているもよう。業績インパクトへの期待が先行する流れとなっている。 <8698> マネックスG 828 +61大幅反発。ビットコイン価格が急反発し、4万ドル付近にまで回復していることが買い材料視されている。足元では、マイニングによるエネルギーの大量消費に懸念が強まっていたが、イーロン・マスク氏やマイケル・セイラー氏が、エネルギー使用報告を標準化するためマイナーの業界団体が結成される可能性について指摘、こうした懸念の払しょくにつながるとの期待が先行しているようだ。 <6141> DMG森精機 1881 +89大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も1550円から2200円に引き上げた。工作機械需要の回復が売上構成比の高い欧州などに広がっていること、収益性の改善で22年12月期から23年12月期の利益率が前回ピークを上回ると予想されること、サステナビリティ経営への取組みを強化していることで中期的に顧客や市場から評価されやすいと見られることなどを評価している。 《ST》
関連銘柄 10件
1720 東証プライム
696
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 74,306百万円
東急系準大手ゼネコン。東急電鉄沿線案件に強み。渋谷スクランブルスクエア第一期(東棟)などで実績。建築部門の受注比率が高い。建築リニューアル事業ではホテルなどの引き合いが増加。海外はODA事業の拡大図る。 記:2024/08/26
6131 東証スタンダード
900
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 3,116百万円
精密工作機械メーカー。ラップ盤が主力製品。ホブ盤や両頭NCフライス盤、高精度歯車の製造等も行う。金属部品加工用ファイングラインディングマシンの拡販に注力。ホブ盤はEV向歯車加工用等の販売強化図る。 記:2024/06/28
6141 東証プライム
2,637.5
11/22 15:30
-2.5(%)
時価総額 374,409百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
6361 東証プライム
2,293
11/22 15:30
+8.5(%)
時価総額 1,059,485百万円
1912年創業のポンプメーカー。標準ポンプや冷却塔、排水機場用ポンプで国内トップシェア。精密・電子、建築・産業、エネルギー分野の売上比率が高い。配当性向35%以上目標。成長分野中心に積極的な投資を行う。 記:2024/08/27
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7859 東証スタンダード
318
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 6,616百万円
中国子会社で生産の断熱材が柱。繊維状炭素を用いたナノ製品を育成へ。中国など海外売上高が全体の約9割。光学ドライブの生産からは撤退。国内は工事案件等堅調。中国で太陽光発電製造用ヒータモジュールの受注が拡大。 記:2024/09/20
8227 東証プライム
7,969
11/22 15:30
+308(%)
時価総額 588,327百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」、ベビー業態「バースデイ」等も展開。アベイルはアウター衣料の品揃えを拡充。27.2期営業利益660億円目標。 記:2024/10/24
8698 東証プライム
1,052
11/22 15:30
+28(%)
時価総額 271,360百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
3,140
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 97,324百万円
北陸地盤のドラッグストアチェーン「ゲンキー」を中核とする持株会社。福井県坂井市に本社。店舗数は430店舗超。食品の売上比率が高い。25.6期は49店舗の新規出店を計画。既存店はスクラップ&ビルドを推進。 記:2024/08/05
9843 東証プライム
18,025
11/22 15:30
+710(%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13