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ソニー、任天堂、ZOZOなど

2019/7/31 16:36 FISCO
<6758> ソニー 6170 +311急反発。前日に第1四半期決算を発表、営業益は2309億円で前年同期比18.4%増となり、1700-1800億円レベルの市場予想を大幅に上回った。減収となった中で2ケタ増確保が好感された形に。また、ファーウェイ問題への懸念もあったなか、イメージング&センシングソリューションが大幅増で増益のけん引役となったほか、前年の高いハードルにもかかわらず、ゲーム&ネットワークサービスも想定以上に底堅かった。 <7974> 任天堂 40100 -490反落。前日に第1四半期決算を発表、営業益は274億円で前年同期比10.2%減、約370億円の市場予想を大幅に下回り、予想外の減益決算だった。「Nintendo Switch」はハード、ソフトとも好調だったが、「ニンテンドークラシックミニ」の反動減、自社ソフト売上高比率低下、対ユーロでの円高などが背景に。今後の期待イベントは残るが、会社計画を大きく上回っていた通期コンセンサスは切り下がる方向に。 <6754> アンリツ 2022 +79大幅反発。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は27億円で前年同期比65.3%の大幅増益、24億円程度であった市場予想も上回る着地に。今期の2ケタ減益見通しを受けて株価は急落した経緯も、第1四半期大幅増益を受けて、保守的な計画には上振れ余地が大きいとの見方にもつながる。注目される計測事業は営業利益、受注ともに好調を持続、期待感の高い5G関連分野の拡大が想定される形になっている。 <1878> 大東建 14075 -185続落。前日の前引け後に第1四半期決算を発表、営業利益は279億円で前年同期比19.9%減益、先の観測報道数値である290億円程度も下回った。主力の建設事業の減収や利益率低下が響いている。野村證券では、減益決算は想定線であるが、受注高が同20%減になっていることは要注意としている。今後も低調な受注が続くようだと21年3月期の業績下振れにつながると指摘している。 <8316> 三井住友 3807 -37反落。前日に第1四半期の決算を発表している。純利益は2157億円で前年同期比5.0%減益、通期計画に対する進捗率は31%と順調な滑り出しになっている。本業利益も健闘するなど比較的ポジティブな見方も多いようだ。ただ、本日のFOMCにおいて約10年半ぶりの利下げ実施が見込まれるなどから、米長期金利は低下基調を辿っており、事業環境の厳しさを反映して、株価へのプラス反応は限定的にとどまる。 <3092> ZOZO 2063 +205急騰。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は78億円で前年同期比32.6%増、会社側の通期計画24.7%増を上回る増益率になった。取扱高成長鈍化への懸念が強かったなか、過度な警戒感後退へとつながった。前年同期に膨らんだ費用増の反動、広告宣伝費のずれ込みなどが大幅増益の背景に。なお、商品取扱高は前年同期比12.5%増、前下期の2割成長から鈍化しており、過去2年では最も低い伸びとなっている。 <4902> コニカミノルタ 910 -117急落。前日に第1四半期決算を発表、営業益は6億円で前年同期比96.4%減と大幅減益になった。市場コンセンサスは100億円近い水準だった。通期営業利益は660億円から600億円に下方修正している。前年同期のCRE関連の収益計上一巡が大幅減益の主因であるが、一過性要因を除いたベースでも大幅な減益に。主力事業の収益が悪化しているほか新規事業も遅延している。さらなる下振れ懸念も拭えないようだ。 <6724> エプソン 1610 -77大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は34億円で前年同期比74.6%減益、市場予想を50億円程度下振れている。通期予想の600億円、前期比15.9%減益は据え置いているが、欧州や新興国など事業環境はより厳しさを増しており、計画未達の公算は大きくなっているとの見方に。アジア新興国の販売が鈍化しているほか、対ユーロでの円高の影響も響いているようだ。 <5333> 日本ガイシ 1632 +89急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は162億円で前年同期比15.2%減益、市場予想は30億円程度上回っている。会社側の通期計画700億円、前期比8.2%増益に対しては低調なスタートであるが、市場では計画下振れを十分に織り込んでいる。半導体製造装置向け部品は想定通りに減速している一方、GPF、NOxセンサーなどセラミックス事業が想定以上に底堅く推移する形になっている。 <7205> 日野自 877 +36大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業益は136億円で前年同期比28.7%減、通期計画の900億円、前期比3.8%増に対して低調なスタートだが、インドネシア市場の底打ち期待が高まっているようだ。7月に入って商談件数やファイナンス申請件数が増加しつつあり、販売台数も大きく回復すると見込む。なお、ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げした。 《US》
関連銘柄 10件
1878 東証プライム
16,850
4/16 12:58
+50(%)
時価総額 1,161,285百万円
土地所有者に賃貸住宅を提案。企画から建築、仲介、管理までを一貫展開。一括借上の賃貸経営受託に強み。24.3期3Q累計は一括借上の入居率が低下。だが建設工事の完工・受注が増えて増収増益に。配当性向5割目安。 記:2024/02/08
3092 東証プライム
3,502
4/16 12:59
+68(%)
時価総額 1,091,377百万円
日本最大の衣料品EC「ZOZOTOWN」を運営。ヤフーLINE傘下。24.3期3Q累計は商品取扱高が着実増。販管費増こなし増収増益に。通期最高業績を計画。配当性向の目安を5割→7割に修正。大幅増益を予定。 記:2024/02/08
4902 東証プライム
544.6
4/16 12:59
+7.1(%)
時価総額 273,751百万円
大手複合機メーカー。情報機器に加え、印刷機、電子材料、光学製品、感光材料、照明、計測機器、医療機器などを製造、販売する。今期3Q累計はオフィス機器や機能材料が増加した。生産や物流のコスト削減も寄与した。 記:2024/02/24
5333 東証プライム
2,100
4/16 12:59
-16(%)
時価総額 666,393百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
6724 東証プライム
2,670.5
4/16 12:59
-34.5(%)
時価総額 1,067,225百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛け、超微細・精密加工技術に定評。省エネルギー、小型化、高精度に強み。チャネル在庫過多による販売未達の影響で、24.3期中間期は利益一服。 記:2023/12/27
6754 東証プライム
1,216
4/16 12:59
-31(%)
時価総額 165,213百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
6758 東証プライム
12,850
4/16 12:59
-10(%)
時価総額 16,204,904百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7205 東証プライム
500
4/16 12:59
-6.2(%)
時価総額 287,291百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
7974 東証プライム
7,527
4/16 12:59
-141(%)
時価総額 9,775,240百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8,751
4/16 12:59
-186(%)
時価総額 12,029,921百万円
3大金融グループ会社の一角。三井住友銀行を中核に、銀行業務やリース、証券等の金融サービスを提供。三井住友銀行は貸金収益、手数料収益が伸びる。SMBC日興証券は業績回復。24.3期2Q累計は大幅増収。 記:2024/01/13