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東エレク、リコー、アクロデアなど

2018/1/18 15:48 FISCO
<8035> 東エレク 22850 +615大幅続伸。前日の米国市場ではSOX指数が前日比2.9%の大幅上昇、蘭ASMLが大幅増収増益決算を発表したこと、米アップルが大型投資の計画を発表したことなどが材料視された。こうした米国市場の流れを引き継いで、東京市場でも半導体関連に買いが先行、同社のほか、SCREEN、TOWA、アドバンテスト、SUMCO、ロームなど関連の主力株が軒並み高の展開に。 <5301> 東海カーボ 1620 -86大幅続落。大和証券が投資判断を「2」から「3」に格下げしていることが嫌気された。目標株価は1680円としているもよう。黒鉛電極事業の改善は株価に織り込まれたとし、ここからは急騰した製品価格の下落がリスク要因として高まると想定しているようだ。18.12期営業利益は500憶円まで上方修正しているが、19.12期は減益となる460億円を予想。 <6800> ヨコオ 2087 +400ストップ高。SMBC日興証券が投資判断を新規に「1」、目標株価を3000円としており、評価が高まる格好になったようだ。5G関連銘柄として位置づけており、とりわけ、コネクティッドカー/自動運転の実現、高周波数帯域の利用は大きなビジネス機会になるとしている。22.3期営業利益は51億円と、年平均成長率+15.2%を予想、20.3期は19年ぶりの最高益更新とみているようだ。 <3067> 東京一 760 +68大幅続伸。朝のTV番組で取り上げられて、個人投資家中心に関心が高まる展開になったようだ。都内を中心に出店している「とらふぐ亭」が紹介されている。国内でとれたフグは全て山口県下関の市場に集められるが、同社は自社の養殖場から直接出荷することにより、新鮮なものを提供することができるもよう。昨年10月にはNYに鮮魚レストランを出店とも伝わっている。 <3823> アクロデア 445 +80ストップ高。ユニヴァ・ペイキャストと提携して、中国最大の決済サービス「アリペイ」の提供を開始すると前日に発表。ユニヴァ・ペイキャストは、中国市場向けの越境EC、訪日中国人向けのインバウンドビジネスに有効的な課金決済サービスを国内企業向けに提供している。中国人の消費需要の取り込みが期待される状況に。なお、直近では業績上方修正が好感されて一時急騰した経緯もある。 <4042> 東ソー 2443 -123伸び悩んで大幅続落。4-12月期営業利益は前年同期比26%増の900億円前後になったもようとの観測報道が伝わっている。ウレタン原料価格が需給の引き締まりで上昇していることが好業績の背景に。通期計画1180億円を据え置く公算とされているが、上振れの可能性は高まる状況に。ただ、上半期は前年同期比32%増益で、通期コンセンサスは1230億円前後。想定の範囲内との見方から出尽くし感が優勢に。 <3825> REMIX 869 +149一時ストップ高。ビットコイン価格の下げ止まりなどを映して、仮想通貨関連として安心感も高まる状況となっている。同社に関しては、第9回新株予約権について15日の大量行使で全ての権利行使が完了したと発表しており、需給改善期待なども高まっているもよう。また、直近では一部証券紙のインタビュー記事で、連結売上高が今3月期、来期と2倍近い成長が続く見通しで、19.3期は200億円が視野とも伝わっている。 <7752> リコー 1057 -65大幅続落。19年3月期営業利益は今期予想比5倍強の500億円以上になりそうだとの観測報道が伝わっている。人員削減に伴う一時的なリストラ費用がなくなるほか、販売や生産拠点見直しによる採算改善効果も示現する。ただ、市場コンセンサスは790億円程度とされており、評価する動きは限定的となっている。利益水準は16年3月期の半分以下であり、業績変化率の高さもサプライズは乏しいもよう。 <4508> 田辺三菱 2256 -603日続落。UBS証券では投資判断を「ニュートラル」から「セル」、目標株価も2550円から1700円に引き下げている。S1P1調整剤amiselimodの上市予想を2019年度から2022年度へ変更するとともに、成功確率を引き下げているもよう。また、ラジカバの独占販売期間は短く、この先12カ月で期待はピークアウトすると考えている。パイプライン資産高騰を考えると、成熟には時間を要すると判断。 <6871> マイクロニクス 1236 +403日ぶり大幅反発。半導体関連株が総じて上昇するなか、買い戻しなども交えて買い優勢となっている。また、クレディ・スイス証券は投資判断「アンダーパフォーム」継続ながら、目標株価を755円から900円に引き上げた。18年9月期営業利益は市場コンセンサス未達を想定するが、第2四半期までの想定以上の受注増加、生産数量増加によるMEMSプローブカードの需要増から業績予想をやや上方修正しているようだ。 《DM》
関連銘柄 10件
3067 東証スタンダード
500
11/29 15:30
+1(%)
時価総額 4,515百万円
泳ぎとらふぐ料理専門店「とらふぐ亭」、寿司・魚料理「魚王KUNI」などの運営を行う飲食事業が主力。養殖・卸売等を手掛ける外販事業も展開。米ニューヨークにも店舗。6次産業化推進。陸上養殖とらふぐは生産順調。 記:2024/08/27
3823 東証スタンダード
32
11/29 15:30
-1(%)
時価総額 825百万円
携帯電話販売店の店頭デモ端末管理システム等のソリューション事業、エンタテインメント事業、教育関連事業等を手掛ける。旧社名はアクロディア。センサー内蔵ボールなどIoT関連事業の拡大に向けた取り組みを継続。 記:2024/06/04
3825 東証スタンダード
341
11/29 15:30
+5(%)
時価総額 41,850百万円
電力小売りが柱。住宅用蓄電池の販売や省エネコンサルも。仮想通貨関連、中古車販売から撤退の一方、歯科・医科特化のコンサル会社を取得。電力小売りは卸市況安定し採算改善。蓄電池は小型機拡販へ代理店増やす。 記:2024/08/06
4042 東証プライム
2,060
11/29 15:30
-25(%)
時価総額 669,667百万円
総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
4508 東証1部
2,006
2/26 15:00
-3(%)
時価総額 1,126,205百万円
三菱ケミカル系の製薬会社。主力は抗リウマチ薬「レミケード」。自己免疫疾患、糖尿病・腎疾患等が重点疾患領域。三菱ケミカルHDがTOB実施。成立なら上場廃止へ。医薬品事業は伸び悩む。20.3期2Qは業績低調。 記:2019/11/26
5301 東証プライム
906.4
11/29 15:30
-0.3(%)
時価総額 203,888百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。ファインカーボン及び工業炉に積極投資。26.12期売上高4580億円目標。 記:2024/10/20
6800 東証プライム
1,598
11/29 15:30
+15(%)
時価総額 38,112百万円
独立系車載アンテナメーカー。1922年創業。半導体検査用ソケットやプローブカード、電子機器用微細コネクタ等も手掛ける。超微細精密加工技術が強み。今下期にベンチャーエコシステム向け新製品の量産開始を見込む。 記:2024/06/11
6871 東証プライム
3,735
11/29 15:30
-150(%)
時価総額 149,493百万円
半導体計測器具「プローブカード」、試験装置「テスタ」などの開発、製造、販売を行う。メモリー向けプローブカードで世界トップシェア。海外売上比率は約7割。メモリー向けプローブカードは高い生産稼働率が続く。 記:2024/09/02
7752 東証プライム
1,702
11/29 15:30
+39(%)
時価総額 999,055百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
8035 東証プライム
23,310
11/29 15:30
-430(%)
時価総額 10,993,765百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07