マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 8:39:47
15,129,015
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

こう着ながらも決算を手掛かりとした物色へ

2023/8/1 8:49 FISCO
*08:49JST こう着ながらも決算を手掛かりとした物色へ  1日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。7月31日の米国市場はNYダウが100ドル高、ナスダックは29ポイント高だった。月末要因から積極的な売買は手控えられた。ただし、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが終了に近づいたとの見方は根強いほか、今週発表されるアップルなど主要ハイテク企業の好決算を期待した買いに引けにかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比変わらずの33260円。円相場は1ドル142円20銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで寄り付き直後に下げに転じる場面も見られたが、その後はこう着ながらもプラス圏での推移を継続しており、一時33360円まで買われた。狭いレンジではあったが底堅さが見られており、押し目買い意欲は強そうだ。昨日の日経平均はマドを空けての上昇で節目の33000円を回復すると、終日33000円を上回っての推移を継続していた。利食いから節目の33000円に接近する局面においては、押し目狙いの買いが入りやすいだろう。  全体としてはこう着ながらも、決算発表が本格化するなか、個別での物色は活発になろう。昨日は下方修正を発表したファナック<6954>が弱い値動きとなり指数の重荷となったが、他の銘柄に波及する流れは限られていた。センチメントは良好とみられ、決算発表受けて評価される銘柄へは、値幅取り狙いの資金が集中しやすい。  昨日の引け後に決算を発表したところでは、パナHD<6752>、三菱電<6503>、東北電力<9506>、九州電力<9508>、大和証G<8601>、塩野義<4507>、大阪ガス<9532>などがポジティブな内容だった。中小型株ではエーアイ<4388>、ブロードエンター<4415>、インヴァスト<7338>、ウェーブロックHD<7940>、ヒロセ通商<7185>辺りに個人主体の短期資金が向かいそうだ。  なお、日経平均は昨日の上昇でボリンジャーバンドの+1σを捉えてきた。33180円辺りに位置しており、同水準を上回っての推移が続くようだと、6月高値辺りを意識したトレンド形成に向かわせる可能性はあるだろう。決算本格化で上値追いは慎重になるものの、売り仕掛け的なトレードは避けておきたいところである。 《AK》
関連銘柄 13件
4388 東証グロース
580
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 2,997百万円
音声合成エンジン、関連ソリューションの提供を行う。独自の音声合成技術に強み。導入実績は2300社。フュートレックと経営統合で基本合意。法人向け製品はオーディオブック向け音声コンテンツの受託案件が順調。 記:2024/06/09
876
11/22 13:21
±0(%)
時価総額 5,313百万円
マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」、IoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」等の販売を行う。BRO-LOCKは受注件数、売上ともに順調。宅内IoTリノベーションの拡販等に取り組む。 記:2024/06/24
4507 東証プライム
2,094.5
11/22 15:30
+35.5(%)
時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
6503 東証プライム
2,584
11/22 15:30
-16(%)
時価総額 5,460,514百万円
総合電機メーカー大手。FAシステムや自動車機器のインダストリー・モビリティ部門、ビルシステムや空調・家電のライフ部門が柱。重電システム、人工衛星等も。インフラ部門では防衛・宇宙事業等にリソース投入。 記:2024/10/07
1,551
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7185 東証スタンダード
3,950
11/22 15:30
+65(%)
時価総額 27,081百万円
FX大手。自社のLIONシステムにより、オンライントレードサービスを提供。グループ顧客口座数は53万口座超。日本商品先物取引協会に加入。新規口座開設キャッシュバックキャンペーンの強化などに取り組む。 記:2024/06/17
7338 東証スタンダード
1,138
4/24 15:00
±0(%)
時価総額 6,687百万円
FX取引が柱の証券会社。FXとETFの自動売買に強み。株式の非公開化に向けて川路社長の資産管理会社がスクイーズアウトを実施へ。買取価格は1株1150円。4月25日付で上場廃止に。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/04/09
645
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 7,173百万円
建設資材や農業資材等の製造・販売を行うイノベックス、金属調加飾フィルム等を手掛けるウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーを傘下に収める持株会社。パッケージングソリューション分野は生産体制を強化。 記:2024/08/10
8601 東証プライム
1,007.5
11/22 15:30
+5.5(%)
時価総額 1,581,149百万円
業界2位の大和証券を中核とする持株会社。大和アセットマネジメント、大和総研、大和ネクスト銀行等も傘下に持つ。オンライントレード契約口座数は368万口座超。中計では27.3期経常利益2400億円以上目標。 記:2024/10/28
9506 東証プライム
1,203
11/22 15:30
-24(%)
時価総額 604,968百万円
東北地盤の電力会社。東北6県と新潟県が主な供給区域。発電・販売事業、送配電事業、建設業を展開。グループ会社にユアテックなど。DOE(株主資本配当率)2%目安。27.3期経常利益1900億円目指す。 記:2024/06/04
9508 東証プライム
1,386.5
11/22 15:30
-34(%)
時価総額 657,456百万円
九州地盤の電力会社。発電事業のほか、送配電事業、ICTサービス事業、都市開発事業等を手掛ける。グループ会社に九電工など。洋上風力・バイオマス発電の開発を推進。26.3期経常利益1250億円目指す。 記:2024/06/04
9532 東証プライム
3,183
11/22 15:30
+26(%)
時価総額 1,304,750百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13