マーケット
3/28 15:15
40,168.07
-594.66
39,760.08
+477.75
暗号資産
FISCO BTC Index
3/28 20:53:26
10,697,748
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

トランプ大統領は事態悪化を避けたい姿勢を明確に示す

2020/1/9 8:38 FISCO
*08:38JST トランプ大統領は事態悪化を避けたい姿勢を明確に示す  9日の日本株市場は、トランプ大統領の演説を受けた米国市場の流れを引き継ぐ格好から、買い先行で始まろう。8日の米国市場ではNYダウが161ドル高、ナスダックは60ポイント高と反発。トランプ大統領は、イランがイラクに駐留する米軍の拠点を攻撃したことを受けて国民向けに演説し、反撃に言及せず、事態悪化を避けたい姿勢を明確に示したことが材料視された。この流れを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比370円高の23520円と大幅に上昇。円相場は1ドル109円10銭台と円安に振れて推移している。  前日の波乱展開の反動もあり、一先ず安心感につながるところであろう。昨日はグローベックスのNYダウ先物が400ドル安を見せていただけに、インデックスに絡んだ資金が集中しやすいところである。もっとも、米国、イランともに戦争は避けたいところでは一致しているようだが、今後も中東情勢に関連した報道に振らされやすい状況は変わらないと考えられ、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうである。  ただ、ADP雇用報告では、ここ8カ月で最大の伸びとなっており、労働市場が最近の勢いを2020年も維持する可能性を示唆しているとみる向きもある。米国の上昇基調が意識される中、主力処への押し目買い意欲にもつながりそうである。昨日の日経平均は一時600円を超える下落によって、節目の23000円を割り込む局面がみられたが、そんな中でもNEC<6701>、富士通<6702>、ソニー<6758>などの切り返した流れに対しては、波乱の相場展開の中での安心感につながりやすい。  積極的な上値追いの流れは、しばらく期待しづらいだろうが、成長期待の大きい銘柄などに対しては、こういったショック安の局面では押し目を拾う動きが意識されやすい。また、5Gなど成長が期待されるテーマ株などに対しても、引き続き押し目を拾うスタンスとなりそうだ。 《AK》
関連銘柄 3件
6701 東証プライム
11,015
3/28 15:00
-5(%)
時価総額 3,005,443百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6702 東証プライム
2,417.5
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 500,427百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6758 東証プライム
12,930
3/28 15:00
-275(%)
時価総額 16,305,790百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22