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望まれた一服、個別で決算評価の流れに

2019/10/30 8:55 FISCO
*08:55JST 望まれた一服、個別で決算評価の流れに  30日の日本株市場は、米ハイテク株の弱い流れを受けて、こう着感の強い相場展開が意識されそうだ。29日の米国市場ではNYダウ、ナスダックともに下落。アルファベットやアップルが2%を超える下落となり、テクノロジー・ハード・機器や半導体株を圧迫する格好となった。また、連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めたいとする模様眺めムードもあって、やや弱含みの展開に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の22930円。円相場は1ドル108円90銭台で推移している。  これまでの相場のけん引役だった半導体関連が上げ一服となる可能性がありそうだ。昨日の日経平均は、昨年10月以来の23000円を回復した。節目を回復したほか、10月半ば以降の強いリバウンド基調を背景に、目先的には達成感が意識されやすいところであろう。そのため、望まれた一服といった見方になりそうだ。  しかし、足元の上昇は総強気ムードからの上昇ではなく、期待先行で買っている動きではないだろう。これまでの弱気センチメントからポジションはロングには傾いておらず、米中交渉の進展期待他、英国のブレグジット問題については来年に先送りとなる中で、ショートポジションの巻き戻しが継続しよう。そのため、下値の堅さは意識されやすいところ。  また、本格化する決算を受けて、アク抜け的な動きもみられている。昨日大引けに発表した決算では、野村<8604>、富士通<6702>、NEC<6701>、ワークマン<7564>、不動テトラ<1813>、GSユアサ<6674>、アイホン<6718>、医学生物<4557>、NSSOL<2327>、ムサシ<7521>、CDG<2487>、UEX<9888>などがポジティブだった。指数インパクトの大きい値がさ株などが弱含みとなり日経平均に上値の重石になりそうだが、決算評価が見られることで、センチメントは明るくなろう。 《AK》
関連銘柄 12件
1813 東証プライム
2,096
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+7(%)
時価総額 34,563百万円
土木事業、地盤改良事業が柱。テトラ、不動建設が2006年に合併。大阪沖埋立処分場護岸築造工事などで施工実績。消波・根固ブロック用鋼製型枠の賃貸等も。新規事業の創出図る。27.3期売上高780億円目標。 記:2024/10/10
2327 東証プライム
4,191
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 766,961百万円
日本製鉄傘下のシステムインテグレーター大手。産業・鉄鋼向けなどのビジネスソリューション、コンサルティング&デジタルサービス等を手掛ける。仮想デスクトップサービスなど各種ソリューションの拡販に取り組む。 記:2024/08/02
2487 東証スタンダード
1,670
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 10,421百万円
セールスプロモーションの企画・運営等を行う。調達ネットワーク力などが強み。エディオンなどが主要取引先。コンテンツ・ライセンスビジネスを強化。筆頭株主のCLHDがTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/09/01
4557 JQスタンダード
4,385
1/12 14:59
±0(%)
時価総額 22,855百万円
臨床検査試薬を製造・販売。研究用試薬なども。中国に拠点。21.3期上期は新型コロナ抗体測定試薬が急増。経費抑制も効き増収・大幅増益に。親会社JSRが完全子会社化に向けて実施のTOBが成立すれば上場廃止に。 記:2020/11/25
2,805
11/22 15:30
+63.5(%)
時価総額 281,751百万円
電池専業メーカー。日本電池、ユアサコーポレーションが経営統合して誕生。京都府京都市に本社。オートバイ用バッテリーで世界トップシェア。26.3期売上高6000億円以上目標。BEV用電池の開発などに注力。 記:2024/08/06
6701 東証プライム
12,265
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 3,346,505百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6702 東証プライム
2,757
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
6718 東証プライム
2,772
11/22 15:30
-15(%)
時価総額 50,506百万円
インターホン最大手。テレビドアホンやオートロックシステム、ナースコールシステム等の製造・販売を行う。1948年創業。愛知県名古屋市に本社。米国ホワイトハウスなどで納入実績。海外事業の拡大などに注力。 記:2024/09/03
7521 東証スタンダード
1,633
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 12,982百万円
情報・印刷・産業システム機材が主力。1946年創業。金融汎用・選挙システム機材、紙・紙加工品等も。選挙システム機材で国内トップシェア。業務用ろ過フィルターは販売順調。デジタル非破壊検査機器の販売等に注力。 記:2024/09/02
7564 東証スタンダード
3,810
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 311,837百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
8604 東証プライム
930
11/22 15:30
+1.4(%)
時価総額 2,942,114百万円
国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17
9888 東証スタンダード
907
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 10,884百万円
ステンレス鋼等を扱う専門商社。機械装置の製造・販売も。中国に加工品の製販子会社。配当性向35~40%目安。ステンレス鋼は販売価格低下。ステンレス鋼その他金属加工製品の製造・販売事業は市況低調。人件費増重し。 記:2024/08/30