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買い一巡後はこう着、短期資金は任天堂関連へ

2019/4/19 8:43 FISCO
*08:43JST 買い一巡後はこう着、短期資金は任天堂関連へ  19日の日本株市場は、米株高の流れを引き継ぐ格好から買い先行となろうが、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開との見方がコンセンサスであろう。18日の米国市場ではNYダウが110ドル高となった。3月小売売上高が予想を上振れたほか、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことが材料視された。また、ピンタレスト、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズのIPOが公開価格を大幅に上回ったこともセンチメントを明るくさせたようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円高の22250円。円相場は1ドル111円90銭台で推移している。  前日のアルコアの決算を嫌気した時間外の下落影響が警戒されていたが、ハネウェル・インターナショナル、アメリカン・エキスプレスの好決算で吸収しており、大きな影響は見られなかった。アルコアの下落影響を織り込んでいたところもあり、日経平均は前日の下落分を吸収する格好となろう。  とはいえ、週末の主要海外市場は聖金曜日(グッドフライデー)の祝日で休場となるほか、欧州市場については週明けもイースターマンデー(復活祭の月曜)の祝日で休場になるため、海外勢のフローは限られる。そのため、指値状況も含めた薄商いの中、先物主導によるインデックス売買に振らされやすいところでもある。  そのため、物色は次第に個人主体の材料株物色となろうが、それでも参加者は限られていることもあり、足元で強い値動きをみせているサンバイオ<4592>への物色が続くようだと、短期資金を含めて物色が集中しやすい。なお、任天堂<7974>は中国のインターネットサービス大手テンセントホールディングスとの提携を通じて、同国で家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を発売する計画と報じられている。任天堂のほか、シライ電子<6658>、メガチップス<6875>、アルプス<6770>などへ波及が見られるかが注目されよう。  また、日経平均は結果的には22000円処での底堅さが意識される格好となるため、大型10連休を前に、売り方の買い戻しの動きも一段と強まりやすいとみられる。需給状況の良好な銘柄などの値動きも注目されよう。 《AK》
関連銘柄 5件
4592 東証グロース
965
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 66,227百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う。中枢神経系疾患が主な対象。細胞治療薬「SB623」が主要開発品。ヒト体性幹細胞加工製品「アクーゴ脳内移植用注」は日本における条件及び期限付き製造販売承認を取得。 記:2024/10/11
6658 東証スタンダード
580
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 8,767百万円
プリント配線板メーカー。両面・多層プリント配線板、銅ピン挿入基板などの高機能基板等を手掛ける。プリント配線板の検査機で世界トップシェア。27.3期売上高330億円目標。高品質、高付加価値分野への注力図る。 記:2024/06/29
6770 東証プライム
1,540.5
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 337,802百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6875 東証プライム
5,630
11/22 15:30
+110(%)
時価総額 116,271百万円
ファブレスLSIメーカー。アミューズメント事業が主力。ASIC事業、通信事業も展開。任天堂などが主要取引先。新規の通信事業に経営資源投下。ASIC事業では画像処理・FA機器向けなどで製品開発進める。 記:2024/06/29
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28