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日経平均は4日続伸、米ハイテク株高受けても買いの勢いつかず

2022/5/18 15:48 FISCO
*15:48JST 日経平均は4日続伸、米ハイテク株高受けても買いの勢いつかず 日経平均は4日続伸。17日の米株式市場でNYダウは大幅に3日続伸。中国上海の都市封鎖(ロックダウン)解除への期待に加え、4月小売売上高など良好な経済指標を背景に景気後退懸念が緩和。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演も概ね想定内の内容にとどまり、あく抜け感に繋がった。ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は大幅に反発。こうした流れを引き継いで日経平均は167.07円高からスタートすると、朝方は買いが先行し、一時27053.18円(393.43円高)まで上昇。ただ、節目を回復した目先の達成感や戻り待ちの売りで失速すると、時間外取引のナスダック100先物やアジア市況が弱含むなか、一時81.59円高まで上げ幅を縮小。午後はアジア市況が下げ幅を縮めるのに並走して緩やかに値を切り上げる展開となった。  大引けの日経平均は前日比251.45円高の26911.20円となった。東証プライムの売買高は12億6716万株、売買代金は2兆9698億円だった。セクターではその他製品、電気機器、精密機器など上昇率上位に並んだ一方、パルプ・紙、鉱業、小売、ゴム製品の4業種が下落となった。東証プライムの値上がり銘柄は全体の62%、対して値下がり銘柄は35%となった。  個別では、SOXの急伸を受けてレーザーテック<6920>や東エレク<8035>が買われ、ルネサス<6723>はパワー半導体の増産報道も追い風に大幅に上昇。中国経済の底入れ期待や米経済指標を受けた景気後退懸念の緩和で信越化学<4063>、川崎汽船<9107>、三井住友<8316>などの景気敏感株の一角も堅調。ソニーG<6758>や任天堂<7974>、富士通<6702>、SMC<6273>など値がさ株も強い動き。今期の増益・増配計画が引き続き材料視された三井松島HD<1518>は3日連続で急伸。「ビフィズス菌BB536」が中国の「新食品原料」に登録された森永乳業<2264>や、目標株価が引き上げられたTREHD<9247>なども大幅高。事業再生ADR申請に伴う過度な懸念の後退を映して日医工<4541>は連日のストップ高。世界的な食料品価格の高騰から思惑が続く日本農薬<4997>は年初来高値を更新。  一方、原油先物相場の上昇一服でINPEX<1605>やENEOS<5020>など石油関連が軟調。ファーストリテ<9983>やダイキン<6367>など中国関連とされる値がさ株の一角のほか、第一三共<4568>、塩野義製薬<4507>などのディフェンシブ銘柄がやや売り優勢。証券会社の目標株価引き下げを受けてサイバーAG<4751>は大幅に下落。ナスダック高でグロース株の多くが買われるなか、SHIFT<3697>は大幅に下落。不適切な会計処理が発覚した三協フロンテア<9639>はストップ安まで売られた。 《YN》
関連銘柄 24件
2,914
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時価総額 38,068百万円
24.3期で祖業の石炭事業を終了。ストローやマスクブランクスの製造・販売などが柱に。昨年12月に産業用チェーンメーカーを買収。ニッチ企業買収による多角化を継続推進へ。24.3期3Q累計は非石炭分野が堅調。 記:2024/03/08
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原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
2264 東証プライム
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時価総額 299,130百万円
乳業で国内2位。チルドカップ乳飲料やチーズに強み。健康価値訴求商品や海外開拓を強化中。24.3期上期は「マウントレーニア」やアイスが好調。価格改定も利益に効く。固定資産売却特益。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/01/15
3697 東証プライム
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時価総額 422,388百万円
ソフトウェアの品質保証・テスト専門会社。企業向け基幹システムのソフトウェアテストやセキュリティなどを展開。エンタープライズ向けテストに強み。ロイヤルカスタマーの顧客単価が拡大し、1Qは増収・営業増益。 記:2024/01/28
4063 東証プライム
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時価総額 13,326,826百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4507 東証プライム
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時価総額 2,414,792百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4541 東証プライム
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時価総額 24,670百万円
ジェネリック医薬品大手。自社開発のジェネリック医薬品や先行医薬品を医療機関向けに供給。製造・品質管理体制の改善図る。日医工グループは損益改善。販売数量増や在庫適正化策等が寄与。23.3期3Qは増収。 記:2023/03/03
4568 東証プライム
4,777
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時価総額 9,300,981百万円
製薬大手。感染症薬や生活習慣病薬に強み。がん領域を強化中。24.3期上期は抗がん剤「エンハーツ」が売上を牽引。子会社譲渡益剥落も金融収益改善で最終増益に。通期増収増益を計画。下期に特許和解金収入を見込む。 記:2024/01/14
4751 東証プライム
1,125.5
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ネット広告代理店。ネットTV局「ABEMA」の育成に力注ぐ。傘下にスマホゲーム開発のサイゲームス。24.9期は「ABEMA」と広告の採算改善を想定。ゲームでは3作品以上の新作投入を目指す。増収増益を計画。 記:2024/01/14
4997 東証プライム
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時価総額 67,541百万円
農薬メーカー大手。医薬品原料なども。ADEKAの傘下。24.3期上期は国内、海外ともに天候不順や流通在庫の影響で停滞。後発薬との競争も激しさ増す。インドで新規水稲用殺虫剤の登録取得。南米チリでは現法設立。 記:2024/01/17
5020 東証プライム
731.3
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時価総額 2,362,306百万円
石油元売り最大手。非鉄金属製品の製造・販売も。24.3期上期は半導体材料・情報通信材料が足踏み。だが石油製品の利幅良化。製油所トラブル改善も寄与し、在庫影響を除くベースでは営業増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/01/15
6273 東証プライム
84,830
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-110(%)
時価総額 5,714,912百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。空圧機器シェアは国内65%、世界30%。エア漏れ可視化技術に定評。中華圏の減少と半導体業界向けの低調で、24.3期中間期は足踏み。 記:2023/12/20
6367 東証プライム
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時価総額 6,038,148百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6702 東証プライム
2,490
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+72.5(%)
時価総額 5,157,059百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
2,670.5
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-13.5(%)
時価総額 5,224,641百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6758 東証プライム
12,985
3/29 15:00
+55(%)
時価総額 16,375,150百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6920 東証プライム
41,800
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時価総額 3,941,155百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7974 東証プライム
8,196
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時価総額 10,644,063百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
39,570
3/29 15:00
+310(%)
時価総額 18,662,518百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8,909
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+77(%)
時価総額 12,247,122百万円
3大金融グループ会社の一角。三井住友銀行を中核に、銀行業務やリース、証券等の金融サービスを提供。三井住友銀行は貸金収益、手数料収益が伸びる。SMBC日興証券は業績回復。24.3期2Q累計は大幅増収。 記:2024/01/13
9107 東証プライム
2,023
3/29 15:00
-9.5(%)
時価総額 1,445,895百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10
9247 東証プライム
1,189
3/29 15:00
-13(%)
時価総額 62,554百万円
高度循環型の廃棄物処理会社。建設系の廃棄物処理・リサイクルビジネスに加え、廃家電や産業廃棄物などのリサイクルを展開。再生可能エネルギー事業は堅調。電力小売部門の小売売電量が増加。24.3期2Qは増収。 記:2024/01/06
9639 東証スタンダード
4,245
3/29 15:00
+5(%)
時価総額 49,573百万円
ユニットハウスメーカー。オフィスや店舗、商業施設などのユニットハウスやトランクルーム、レンタルスペース等を手掛ける。店舗網の充実図る。ユニットハウス事業は売上増。売上原価減少。24.3期2Qは2桁増益。 記:2024/01/06
9983 東証プライム
47,140
3/29 15:00
+430(%)
時価総額 15,000,938百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27