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日経平均は続落、軟調もみ合い、手掛かり材料乏しく利益確定売り優勢

2021/12/27 16:10 FISCO
*16:10JST 日経平均は続落、軟調もみ合い、手掛かり材料乏しく利益確定売り優勢 日経平均は続落。24日は海外の主要市場がクリスマスの祝日で休場だった。引き続き世界的な新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の感染拡大が懸念される一方、日本でも米製薬大手メルクの新型コロナ経口薬「モルヌピラビル」が承認されたことなどからやや警戒感が和らぎ、週明けの日経平均は3円高からスタートした。しかし、取引参加者が少なく、売買の手掛かり材料にも乏しいなかで利益確定の売りが出て、朝方に一時28658.82円(前週末比123.77円安)まで下落。その後は軟調もみ合いの展開となった 大引けの日経平均は前週末比106.13円安の28676.46円となった。東証1部の売買高は7億7748万株、売買代金は1兆6685億円と前週末並みの低水準だった。業種別では、情報・通信業、非鉄金属、電気・ガス業が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、ゴム製品、その他金融業、不動産業など5業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の67%、対して値上がり銘柄は29%となった。 個別では、ソフトバンクG<9984>が3%近い下落。3月に経営破綻した英金融会社グリーンシルを巡り、スイスの金融大手クレディ・スイスが同社への訴訟を準備していると伝わった。ニトリHD<9843>は決算がネガティブ視されて6%超の下落。その他売買代金上位では郵船<9101>やファーストリテ<9983>がさえない。また、洋上風力発電事業の公募で選定されなかったレノバ<9519>は売り気配のままストップ安比例配分。不正会計を巡る調査を延長したEduLab<4427>や決算発表の象印マホービン<7965>も東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金トップのレーザーテック<6920>は小高く、東エレク<8035>は2%の上昇。ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>、商船三井<9104>もしっかり。アトラG<6029>は伊藤忠<8001>との業務委託契約で東証1部上昇率トップとなり、タムラ製<6768>は出資先の新製品開発で買い気配のままストップ高比例配分となった。 《HK》
関連銘柄 15件
4427 東証グロース
250
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 2,557百万円
テストセンター事業が主力。各種資格・検定試験や大学入試等にテストセンターを提供。テスト運営・受託事業、オンライン英語テスト「CASEC」の提供等も行う。増進会HDと資本業務提携。テストセンター事業は順調。 記:2024/07/08
6029 東証スタンダード
131
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 1,348百万円
鍼灸接骨院「ほねつぎ」をチェーン展開。機材・消耗品販売、療養費請求代行サービス、モバイル集客予約システム等も手掛ける。ほねつぎチェーンの加盟院の増加に注力。プーマランニングハウスに水素ガス発生装置を提供。 記:2024/10/22
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6768 東証プライム
512
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 42,379百万円
トランス、ゲートドライバ、昇圧リアクタ等の製造・販売を行う電子部品関連事業が柱。1924年創業。電子化学実装関連事業、情報機器関連事業も。エアコン向けリアクタで国内トップシェア。グローバル展開の強化図る。 記:2024/10/14
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7965 東証プライム
1,605
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 116,523百万円
1918年創業の家庭用品メーカー。炊飯ジャーなどで国内シェアトップクラス。調理家電の売上構成比率が高い。ステンレスボトル、ふとん乾燥機等も。配当性向は50%以上目安。価格競争力の強化などに取り組む。 記:2024/07/28
8001 東証プライム
7,581
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 12,015,051百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9101 東証プライム
4,975
11/22 15:30
-62(%)
時価総額 2,293,475百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9104 東証プライム
5,430
11/22 15:30
-9(%)
時価総額 1,968,668百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9519 東証プライム
800
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 72,950百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマス、洋上風力発電事業も。小規模分散型の太陽光発電所も順次運転を開始したことで、発電量は順調に増加。東京ガとの間で資本業務提携、第三者割当増資で資本増強。 記:2024/08/26
9843 東証プライム
18,025
11/22 15:30
+710(%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17