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日経平均は小幅反落、連休中の欧米株安引き継ぐも一時プラス浮上

2020/9/23 16:00 FISCO
*16:00JST 日経平均は小幅反落、連休中の欧米株安引き継ぐも一時プラス浮上 日経平均は小幅反落。日本の4連休中、欧州では新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて警戒感が強まった。米議会での与野党対立への懸念などもあって欧米株は下落し、為替市場では一時1ドル=104円台まで円高が進行。連休明けの日経平均はこうした流れを嫌気して114円安からスタートすると、前場中ごろには23154.45円(前営業日比205.85円安)まで下落する場面があった。ただ、値がさグロース(成長)株の一角に買いが入ったほか、後場に入ると日銀の上場投資信託(ETF)買い観測も広がって一時プラス圏に浮上した。 大引けの日経平均は前営業日比13.81円安の23346.49円となった。東証1部の売買高は15億1983万株、売買代金は2兆7632億円だった。業種別では、鉱業、鉄鋼、非鉄金属が下落率上位だった。一方、陸運業、小売業、海運業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の63%、対して値上がり銘柄は34%となった。 個別では、ソフトバンクG<9984>が2%超下落し、ソニー<6758>もさえない。ホンダ<7267>が3%超下落するなど景気敏感株の一角は軟調ぶりが目立った。キーエンス<6861>やファーストリテ<9983>、三井住友<8316>などのメガバンク株は小安い。また、今期減益見通しなどが嫌気された稀元素<4082>は東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンク<9434>が売買代金トップで2%超の上昇。売出株の受渡日で換金売りが出る一方、中間配当の権利確定や日経平均への採用を前に買いも入ったようだ。東エレク<8035>が同じく2%超上昇し、任天堂<7974>やトヨタ自<7203>もしっかり。富士フイルム<4901>は近く新型コロナ治療薬の承認申請を行うとの報道で5%近く上昇した。また、島忠<8184>はDCM<3050>による株式公開買付け(TOB)実施観測を受けて買い気配のままストップ高比例配分となり、政策期待の高まったワタベ<4696>などもストップ高を付けた。 《HK》
関連銘柄 15件
3050 東証プライム
1,410
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 221,370百万円
ホームセンター大手。カーマ、ダイキ、ホーマックの経営統合によって誕生した持株会社。24年2月末時点のグループ店舗数は840店舗。配当性向は35%目安。販促強化でDCMブランドの売上構成比率は上昇。 記:2024/06/09
4082 東証プライム
740
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 18,056百万円
酸化ジルコニウム中心のジルコニウム化合物を製造・販売。ジルコニウム化合物で世界トップシェア。自動車排ガス浄化触媒分野が主力。工業用触媒、エネルギー触媒等も。生体材料用途では高付加価値製品の拡販進む。 記:2024/10/09
178
6/25 15:00
±0(%)
時価総額 10,664百万円
ウェディング大手。子会社に目黒雅叙園やメルパルクなど。沖縄やハワイ・グアムなどリゾート挙式に強み。コロナ禍でフォトウェディングを強化。1Qは低迷も、接客ツールのWEB化や海外拠点見直しなどで巻き返し模索。 記:2021/05/17
3,265
11/22 15:30
+43(%)
時価総額 4,061,258百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
65,660
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8184 東証1部
5,480
3/23 15:00
±0(%)
時価総額 233,497百万円
ホームセンターを運営。家具インテリアとホームセンターの融合が特長。首都圏中心に60店舗展開。ニトリがTOB実施。既存店売上高は堅調。粗利率上昇。20.8期通期は増収増益。21.8期は1店舗の新規出店計画。 記:2020/12/20
3,663
11/22 15:30
+64(%)
時価総額 14,375,561百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9434 東証プライム
193.7
11/22 15:30
+0.8(%)
時価総額 9,235,495百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17