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日経平均は反落、外需シフトも内需の利食いを吸収できず

2018/4/11 18:41 FISCO
*18:41JST 日経平均は反落、外需シフトも内需の利食いを吸収できず 日経平均は反落、外需シフトも内需の利食いを吸収できず 日経平均は反落。10日の米国市場は、習近平国家主席の演説で米中貿易摩擦への警戒心が大きく後退するなか、フェイスブックのザッカーバーグCEOが米公聴会で謝罪したことが評価されたほか、原油市況の急伸などを受け、NYダウは428ドル高と高騰。為替相場もも1ドル107円台でやや円安気味に推移した。この流れを受けた日本株市場ではあったが、習近平国家主席の講演内容を前日に織り込んでいたこともあり、日経平均は小幅な続伸でスタートと影響は限られた。その後は前日終値を挟んだもみ合いから次第に下げ幅を広げる展開となると、後場は利益確定流れが強まり、本日の安値で取引を終えた。 大引けの日経平均は前日比107.22円安の21687.10円となった。東証1部の売買高は15億3320万株、売買代金は2兆5586億円だった。業種別では、原油市況の急伸を受けて石油・石炭製品、鉱業が3%超の上昇、海運、非鉄金属、鉄鋼など市況関連が引き続き買われた。また、内閣府が発表した2月の機械受注統計が前月比2.1%増と、減少予想に反して好調だったことから、機械が堅調だった。一方、精密、小売、食料品、サービス、医薬品、陸運など内需関連を中心に利食い優勢。 個別では、竹内製作所<6432>が8%を超える上昇。前期業績の上振れや今期増配計画が評価材料となった。また、マネックスG<8698>は一時ストップ高を付けて、年初来高値を更新している。その他、ソフトバンクG<9984>が、米スプリントとTモバイルUSの統合交渉再開が好感され、一時3月末以来の8000円を回復している。その他、内需から外需セクターへのリバランスがみられるなか、ファナック< 6954>、TDK<6762>、安川電機< 6506>がしっかり。原油市況急伸を受けて、日本海洋掘削<1606>、三井海洋開発<6269>、石油資源開発<1662>、国際石油開発帝石<1605>の資源関連が一斉に買われた。一方、Jフロント< 3086>が前日の決算発表で今期営業減益見通しが失望されて年初来安値を更新。ファーストリテ<9983>、花王<4452>、ユニー・ファミマ<8028>、資生堂<4911>など内需ディフェンシブ銘柄が利食い優勢の展開、その他、ヤマハ<7951> 、NTTデータ<9613 >が3%強の下落となった。 《FA》
関連銘柄 14件
1605 東証プライム
1,974
11/29 15:30
+2.5(%)
時価総額 2,485,534百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
1606 東証1部
24
7/20 15:00
-11(%)
時価総額 432百万円
国内唯一の海洋掘削専門企業。石油・天然ガスの探鉱・開発に係る海洋掘削事業が主力。地球深部探査船「ちきゅう」の運用等も手掛ける。海洋掘削は売上好調。「ちきゅう」による商業掘削等が寄与。18.3期は2桁増収。 記:2018/06/11
1662 東証プライム
1,082
11/29 15:30
+1(%)
時価総額 278,074百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。海外はイラク・ガラフ油田など。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。人件費増が重し。 記:2024/09/04
4452 東証プライム
6,514
11/29 15:30
-23(%)
時価総額 3,034,873百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4911 東証プライム
2,855.5
11/29 15:30
-21(%)
時価総額 1,142,200百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6269 東証プライム
3,180
11/29 15:30
-45(%)
時価総額 217,337百万円
浮体式海洋石油・ガス生産設備の設計、建造、据付などを行う。オペレーション&メンテナンス等も。超大水深大型プロジェクトに強み。商船三井が筆頭株主。24年6月にWoodside社向けFPSOの原油生産を開始。 記:2024/08/29
6432 東証プライム
4,840
11/29 15:30
±0(%)
時価総額 237,155百万円
小型建設機械メーカー。世界で初めてミニショベル、クローラーローダーを開発。ミニショベルはEUでシェア2位。海外売上高比率が高い。長野県埴科郡に本社。欧米中心に販売網を拡充。アフターパーツの拡販図る。 記:2024/10/29
6762 東証プライム
1,929
11/29 15:30
+11.5(%)
時価総額 3,749,706百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
7951 東証プライム
1,100.5
11/29 15:30
+1(%)
時価総額 597,572百万円
世界最大の総合楽器メーカー。1887年創業。静岡県浜松市に本社。ピアノ、電子楽器、弦楽器等の製造・販売を行う。音響機器、電子デバイス等も手掛ける。総還元性向50%目標。業務用音響機器は旺盛な需要続く。 記:2024/08/30
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8698 東証プライム
1,018
11/29 15:30
+24(%)
時価総額 262,590百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
9613 東証プライム
2,898
11/29 15:30
+71.5(%)
時価総額 4,064,445百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9983 東証プライム
51,110
11/29 15:30
+10(%)
時価総額 16,264,275百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,936
11/29 15:30
-112(%)
時価総額 13,135,875百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17