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日経平均は4日続伸、下値の堅い展開・トヨタの決算に関心

2021/2/10 12:04 FISCO
*12:04JST 日経平均は4日続伸、下値の堅い展開・トヨタの決算に関心  日経平均は4日続伸。25.55円高の29531.48円(出来高概算6億5957万株)で前場の取引を終えている。  前日9日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は9.93ドル安の31375.83ドル、ナスダックは20.06ポイント高の14007.70で取引を終了した。史上高値付近では上昇をけん引してきた景気敏感株を中心とした利益確定売りが先行し、寄り付き後、下落した。追加経済対策の早期成立や景気先行きへの期待に加えハイテクが下値を支えダウは上昇に転じる局面もあったが戻り鈍く終日軟調推移となった。  米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は、寄り付き段階では売りが先行した。昨日までの3日続伸で日経平均が1100円を超す上げとなり、利益確定売りが出やすかった。また、外為市場で朝方1ドル=104円50銭台と、昨日15時頃に比べ30-40銭ほど円高・ドル安に振れていることも株価の重しとなった。一方、発表が続く20年4-12月期の決算発表を受け、好業績銘柄への物色意欲が強く、株価支援要因となり、日経平均は前場の取引終了前に上げに転じた。  個別では、決算を発表したケイアイスター<3465>がストップ高買い気配となり、同じく決算を発表した武蔵精密<7220>、住友ゴム<5110>、住友大阪<5232>、シマノ<7309>、カネカ<4118>、ホンダ<7267>、タカラトミー<7867>、富士フイルム<4901>、SUMCO<3436>、日産自<7201>が4%を超す上げとなった。決算発表銘柄以外では、蓄電装置向け材料の生産能力を倍増すると報じられた三菱紙<3864>、自社株買いを発表したDCM<3050>、3キャリア対抗の20GBプランを発表した日本通信<9424>が上げた。  一方、決算を発表した三井海洋<6269>、ネクソン<3659>、JT<2914>、五洋建<1893>、太平洋セメ<5233>、横河電機<6841>、IHI<7013>、ジャストシステム<4686>、DOWA<5714>が4%を超す下げとなった。決算発表銘柄以外では、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>などの半導体株の一角が下げ、また、太陽誘電<6976>や村田製<6981>など電子部品株の一角も安かった。  セクターでは、ゴム製品、石油石炭製品、輸送用機器、パルプ・紙、その他製品などが値上がり率上位。一方、非鉄金属、建設業、医薬品、食料品、精密機器などが値下がり率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の49%、対して値下がり銘柄は45%となっている。  日経平均が急ピッチで上げているが、少し気になることもあり、少し考えてみる。細かい数字が多くなるが、今後の相場を考える上で意外に重要かもしれない。  市場の様子を判断する際に手掛かりとする数値のひとつに、年初来高値(新高値)、年初来安値(新安値)の銘柄数がある。「年初来」だが、3月末までは前年1月以降の高値、安値を用いる。日本経済新聞に毎日掲載される東証1部新値株を見ると、昨日の新高値銘柄は104銘柄、新安値銘柄は1銘柄。今年に入り新高値銘柄が最も多かったのは一昨日8日で137銘柄。少し遡ると、昨年1年間で新高値銘柄が最も多かったのは、9月28日で228銘柄。この日は9月末の権利付き最終売買日という特殊要因があったかもしれない。が、日経平均が30年半ぶりの高値に急ピッチで駆け上がっている現在、ほぼもみ合い相場だった昨年9月に比べ、新高値銘柄は少ない。  さらに遡ると、2019年で新高値銘柄が最も多かったのは、11月4日の215銘柄。やはり最近よりかなり多い。また、新高値銘柄数が200銘柄を超えたのは2019年は9日あったが、昨年3月以来の大相場で200銘柄を超えたのは上に書いた昨年9月28日の228銘柄のみだ。  現在の新高値は昨年1月以降の株価を対象としているので、3月末までは時間の経過とともに新高値を付けにくくなることはあるだろう。しかし、日経平均が大きく上昇する中で新高値銘柄数が意外に少ないような気がする。この件、機会があればさらに考えてみたい。  さて、後場の東京市場で日経平均はもみ合いとなりそうだ。相場の先高観は強く下値は堅いと見られるが、市場では上げピッチの速さが意識されており、上値は買いづらいムードがある。また、後場の取引時間中にトヨタ<7203>が20年4-12月期決算を発表予定で、内容によっては相場全体の値動きに影響する可能性もある。今日はこのほか、三菱地所<8802>、パンパシHD<7532>、ルネサス<6723>などが決算を発表する。また米国で、ゼネラル・モーターズ(GM)、コカ・コーラ、ウーバーテクノロジーズなどが決算発表を予定している。(小山 眞一) 《AK》
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時価総額 180,704百万円
海洋土木で国内トップ。陸上土木工事や建築工事も。東京国際クルーズターミナルなどで実績。シンガポールや香港など海外でも実績多数。建築部門は国内官庁向け中心に繰越高が増加。26.3期売上高6600億円目標。 記:2024/06/13
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時価総額 8,472,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
3050 東証プライム
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時価総額 221,370百万円
ホームセンター大手。カーマ、ダイキ、ホーマックの経営統合によって誕生した持株会社。24年2月末時点のグループ店舗数は840店舗。配当性向は35%目安。販促強化でDCMブランドの売上構成比率は上昇。 記:2024/06/09
3436 東証プライム
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時価総額 438,769百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3465 東証プライム
4,240
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-100(%)
時価総額 67,259百万円
分譲住宅事業が主力の不動産会社。埼玉県本庄市に本社。注文住宅事業や投資用アパート事業、海外事業等も。スケールメリットやデザイン面が強み。分譲住宅のシェア拡大が成長戦略の軸。新規エリアの進出などを図る。 記:2024/06/24
3659 東証プライム
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時価総額 1,902,323百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
3864 東証プライム
493
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+6(%)
時価総額 22,057百万円
1898年創業の製紙メーカー。印刷用紙や包装紙等の紙素材事業、水処理膜基材や蓄電デバイス用セパレータ等の機能商品事業を展開。王子HDの持分法適用会社。クラフト紙、バリア紙などの環境配慮型製品を拡販。 記:2024/08/23
4118 東証プライム
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+58(%)
時価総額 230,076百万円
苛性ソーダ・塩ビから発砲樹脂、電子材料、医療機器、食品素材等を手掛ける。液状樹脂は建築用シーリング材として国内トップシェア。26.3期売上高9000億円目標。コエンザイムQ10の能力増強等に取り組む。 記:2024/06/11
4686 東証プライム
3,305
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+20(%)
時価総額 212,264百万円
ソフトウエア関連事業を展開。日本語入力システム「ATOK」、日本語ワープロソフト「一太郎」、通信教育「スマイルゼミ」などを手掛ける。キーエンスと資本業務提携。ストックビジネスの売上高比率は7割超。 記:2024/10/13
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時価総額 4,061,258百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5110 東証プライム
1,774
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+1(%)
時価総額 466,638百万円
1909年創業の大手タイヤメーカー。兵庫県神戸市に本社。「DUNLOP」ブランドなどを展開。ゴルフクラブ等のスポーツ用品、制振ダンパー等の産業品も手掛ける。高機能商品の開発・増販等で競争力の強化を図る。 記:2024/10/14
5232 東証プライム
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時価総額 115,452百万円
大手セメントメーカー。国内販売シェア3位。セメントや生コンクリート、固化材等のセメント製品、コンクリート二次製品の製造、販売を行う。リソースの集中投入により、半導体製造装置向け電子材料事業の規模拡大図る。 記:2024/10/20
5233 東証プライム
3,698
11/22 15:30
+132(%)
時価総額 437,074百万円
セメントメーカー国内最大手。セメントや生コンクリートの製造・販売に加え、骨材や石灰石製品、コンクリート二次製品等も手掛ける。27.3期売上高1兆円計画。価格政策の見直しなどにより、国内事業の再生図る。 記:2024/10/20
4,583
11/22 15:30
+92(%)
時価総額 284,096百万円
非鉄金属メーカー大手。1884年創業。廃棄物処理事業や土壌浄化事業、半導体事業、伸銅品事業等も。高純度ガリウム、磁気記録材料等で世界トップシェア。環境・リサイクル関連サービスは堅調な受注が続く見通し。 記:2024/07/02
6269 東証プライム
3,300
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 225,539百万円
浮体式海洋石油・ガス生産設備の設計、建造、据付などを行う。オペレーション&メンテナンス等も。超大水深大型プロジェクトに強み。商船三井が筆頭株主。24年6月にWoodside社向けFPSOの原油生産を開始。 記:2024/08/29
2,012
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-3(%)
時価総額 3,763,677百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6841 東証プライム
3,553
11/22 15:30
+148(%)
時価総額 954,425百万円
生産制御システム、流量計、差圧・圧力伝送器等の制御事業が主力。1915年創立。波形測定器、光通信関連測定器等の測定器事業も。分散形制御システムに強み。マテリアル部門は化学、マイニングの顧客基盤拡大図る。 記:2024/10/10
6857 東証プライム
9,447
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6976 東証プライム
2,149
11/22 15:30
-60.5(%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
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時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7013 東証プライム
8,529
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-192(%)
時価総額 1,319,266百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
406.3
11/22 15:30
-5.7(%)
時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7203 東証プライム
2,664.5
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-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7220 東証プライム
3,460
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時価総額 226,827百万円
ホンダ系の自動車部品メーカー。パワートレイン、サスペンション部品に強み。e-Mobility、アミノ酸サプリメントなどの新規事業も。配当性向は30%目標。パワートレイン領域では高い仕様要件の製品に注力。 記:2024/06/29
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7309 東証プライム
21,335
11/22 15:30
+360(%)
時価総額 1,906,922百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキ等で世界トップシェア。リール、ロッドなど釣具も手掛ける。1921年創業。大阪府堺市に本社。自転車部品はロードバイク向けコンポーネントの需要が堅調。 記:2024/10/21
3,678
11/22 15:30
+24(%)
時価総額 2,335,846百万円
国内最大級の総合ディスカウントストアを展開するドン・キホーテ、総合スーパー「アピタ」等を展開するユニーなどを傘下に収める持株会社。グループ総店舗数は国内外で740店舗超。PB商品の商品数拡大を図る。 記:2024/08/22
7867 東証プライム
3,959
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 370,630百万円
大手玩具メーカー。1924年創業。トミカ、プラレール、リカちゃんなど人気商品多数。アジア、米国など海外でも事業展開。持分法適用関連会社にタツノコプロ。ヒット商品の創出力が強み。年齢軸の拡大等に取り組む。 記:2024/10/08
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8802 東証プライム
2,108.5
11/22 15:30
+18(%)
時価総額 2,680,485百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07
9424 東証プライム
140
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 23,229百万円
MVNO事業者。2001年に世界で初めてデータ通信MVNO事業を開始。SIM事業、FPoS事業、ローカル4G/5G事業を手掛ける。日本通信SIMの契約回線数は順調増。FPoSの評価定着、事例拡大図る。 記:2024/07/05