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日経平均は反発、中小型株物色の継続に注目

2019/9/19 12:15 FISCO
*12:15JST 日経平均は反発、中小型株物色の継続に注目  日経平均は反発。222.82円高の22183.53円(出来高概算6億1424万株)で前場の取引を終えた。前日の米国株式市場では、注目されていた米連邦公開市場員会(FOMC)で大方の予想通り、FF金利の誘導目標を25ベーシスポイント引き下げることが決定。利下げへの意見が分かれたが、市場の反応は限定的であり、NYダウは上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の21910円、為替市場で1ドル=108円40銭台まで円安が進行するなか、本日の日経平均は100円以上の上げでスタート。米金融イベントの通過に伴うアク抜け感も重なり、寄り付き直後の日経平均の上げ幅は一時300円に迫った。その後は、4月24日につけた日経平均のザラ場高値22362.92円を前に利益確定の動きもみられ、前引けにかけて上げは一服。中国・上海総合指数をはじめとしたアジア株式市場の上値が重いなか、日銀政策委員会・金融政策決定会合の決定内容発表や大引け後の黒田日銀総裁会見を前に、様子見姿勢の強まりも意識された。  セクターでは、東証全33業種が上昇するなか、電気・ガスが2%高になったほか、証券商品先物、繊維製品、サービス業、建設業が上昇した。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、リクルートホールディングス<6098>、ファーストリテ<9983>、三菱UFJ<8306>、コロプラ<3668>、アドバンテスト<6857>、富士通<6702>、アンリツ<6754>が上昇。一方で、ソニー<6758>、ZOZO<3092>、ソフトバンク<9434>、JT<2914>は軟調。  日銀政策委員会・金融政策決定会合では、金融緩和政策の現状維持が決定した。長期金利誘導目標「0%程度」、短期政策金利「-0.1%」に据え置いた内容は想定線であり、ランチタイムの225先物も堅調推移を継続している。本日15時半から控える黒田日銀総裁の会見では、米国・欧州の中銀による金融緩和決定を受け、長期金利の変動幅拡大やフォワードガイダンスの強化への見解に注目が集まっているようだ。  前引け時点での東証規模別株価指数では、中小型株優位の展開となった。日経平均の上値が重くなるなかで、物色としても足元で売られていたグロース株や各種テーマ株に対する押し目買いの動きも目立ってきている。特に「5G」テーマに関しては、NTTドコモ<9437>が明日から開催されるラグビーワールドカップ日本大会の試合会場などでの試験サービス開始を明らかにしたタイミングでもあり、関心が向かいやすくなっているようだ。同大会は、約1ヵ月半というスポーツイベントとしてはかなりの長期間(東京五輪は約半月、サッカーW杯は約1ヶ月)で開催され、経済規模も4300億円を超えるといわれている。先んじて関心の向かっているハブ<3030>やゴールドウイン<8111>に対する短期資金の動向にも注目が集まろう。 《AK》
関連銘柄 16件
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大手たばこメーカー。未開放の中国市場を除けば世界トップ3級。世界で複数のタバコブランドを展開し、国内では紙巻たばこと加熱式たばこに注力。医薬品や加工食品も事業領域。23.12期売上収益は過去最高を更新。 記:2024/02/23
3030 東証スタンダード
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英国風パブ「HUB」を大都市圏に出店。スポーツイベントによる集客に強み。21年からMIXIの持分法適用会社に。HUB羽田空港第2ターミナル店を新規出店。24.2期3Qは黒字転換。通期利益予想を上方修正。 記:2024/02/04
3092 東証プライム
3,314
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時価総額 1,032,788百万円
日本最大の衣料品EC「ZOZOTOWN」を運営。ヤフーLINE傘下。24.3期3Q累計は商品取扱高が着実増。販管費増こなし増収増益に。通期最高業績を計画。配当性向の目安を5割→7割に修正。大幅増益を予定。 記:2024/02/08
3668 東証プライム
585
4/19 15:00
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スマホゲーム制作会社。「魔法使いと黒猫のウィズ」や「白猫プロジェクト」が代表作。位置情報集約分析サービスも展開。起業家やXR企業への投資も事業領域。前年の反動減やクローズタイトルの影響で1Qは足踏み。 記:2024/03/28
6,111
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-201(%)
時価総額 10,364,012百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6702 東証プライム
2,448
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国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6754 東証プライム
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時価総額 160,254百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
6758 東証プライム
12,530
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時価総額 15,801,357百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
5,484
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時価総額 4,201,671百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
7974 東証プライム
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世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8111 東証プライム
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-109(%)
時価総額 426,558百万円
スポーツアパレルメーカー。「ゴールドウイン」や「ノースフェイス」、「ヘリーハンセン」等のアウトドアブランドを展開。ノースフェイスなどの販売は計画通り進捗。営業外収益増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/22
1,500
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時価総額 19,922,993百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
9434 東証プライム
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時価総額 8,703,030百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04
9437 東証1部
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時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
40,520
4/19 15:00
-430(%)
時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,648
4/19 15:00
-228(%)
時価総額 13,177,152百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10